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今朝方、コメント頂いた事に関して、おお!こりゃ、書いておかないといけないな!っていう事がありましたね。

コメントはこちらです。

簡単に言うと、透析病院での患者死亡率は一概に言い切れないところがあるという事ですな。

確かに。

例えば、知り合いのYUKIさんが看護師として活躍してる透析病院は、地域全体の各病院から放り出されたような患者さんを一手に引き受けてる病院です。

当然、他の病院でこれ以上の透析は難しいというまで悪化した患者さんをも受け入れてる訳ですな。
という事はですよ、逆の病院もある訳ですからな。

「うちの病院は死亡率も低い病院ですから!」みたいな自慢をしてる病院は、まあ、ほとんど無いと思いますけどね。
もしも、そういう自慢をしてる病院があったら要注意かも知れませんな。

そろそろ、この患者はヤバイな!
となったら、他院へ放り出してたとしても、死亡率は下げられますからな。

そういう手を使って、死亡率をさげてましてもね(-_-;)

そりゃ、90歳代の寝たきり患者さんばっかりしかいなかったら、死亡率は高いですわな。
逆に30代の若い患者さんばっかり集めれば死亡率は必然的に低くなります。

なのでね、一概に死亡率なんかでは語れない訳ですな。
なるほど~。
良い指摘を有難うございます。

そもそも、転院を受け入れる病院とあまり受け入れない病院では、全然違ってきますからな。

そう言えば、やたらと転院させまくってる病院もありますし。
ちょっと何かあればスグ患者を放り出す、悪徳病院か!と突っ込みたくなるような病院もありますからね。

まあ、そういう病院は次第に印象が悪くなっていきますのでね。
やがては透析から撤退せざるを得ない状態に追い込まれますな。

他院で悪く言われる事になりますし。

アチコチの病院に転院させてると、アチコチでそういう噂を広められてしまうでしょうな。

DSCN1425


そう言えば、各県内には、県下最大級の透析病院っていうのがあると思います。

香川県にもキナシ大林病院という透析ベッドが100床以上ある病院があります。
宿泊施設も持ち、透析医療に特化してる病院ですのでね。

他の透析病院に通う患者さんでも、骨折したりとか、心臓の手術が必要な患者さんなんかが、一時的に大林病院に行く事は多いです。

うな重3つのおっちゃんも、2度の圧迫骨折をした際は、大林病院で入院したそうです。

まあ、昔は、透析病院なんてそんなに無かった時代があります。
なので、同じ県内でも遠方からそういった大病院へ通ってたなんて事があったらしいですな。

そこの患者さんですと、30年来の透析者さんがいる訳ですが、以前、お話しした際に、
地元に新しい透析病院が出来て、地元の人はみんなソコに移ったそうですが、皆さん、3年以内に死なれたそうです。
なので、その方は今でもその遠方の病院へ無理して通っているという事ですな。

ん~(-_-;)
まあ、地元に新透析病院が出来て、慌ててそちらに転院するような人は、遠くの病院に通うのがもう厳しくなってるような患者さんたちばかりですのでね。

そういう患者さんたちですと、まあ長くないというだけの話だと思います。

もちろん、地元の新透析病院が、まだ透析患者に慣れていないというのもあるのでしょうが。

なので、若干、「偏見」とも言える訳ですな。

ただ、その方はもう80歳過ぎてるのに30年もの透析を大林病院でやってる訳ですからね。
大林病院のほうが長生きできる可能性はあったのかも知れませぬな。

まあ、僕は常々、地元に新病院が出来ても、慌てて転院しない方が良い!という見解を持ってますが、それは以前にこの方の経験談を聞いたからですな。

よほど優秀な透析医師がいるとかでない限り、新規に出来た透析病院は、何となく信用できない感じがしますね。

スタッフさんも数名はベテランの透析経験者を引き抜いてきているでしょうけど、それ以外の人は未経験の人ばっかりかも知れませんのでね。

僕も入院も含めて4つの病院で透析してるんで、その差は凄く感じます。
穿刺一つとっても、医療に対する真摯さの一つをとっても、大差がありますな。

まあ、聞くところによれば、ある透析病院では、看護師さんのストレスになるような患者さんは全員転院させるという信じられないような透析病院もあるようですからな。
(そんな自分勝手がまかり通るから、患者も自分勝手になるんだろ!)

そういう事で、僕も色んな病院を見てきて、色々思う訳です。
各病院で働いているスタッフさんの人間性にさほど大差は無いですが、役職上位の人たちや、医師の能力差でスタッフさんの仕事ぶりに大きな差が出てしまう訳ですな。

おちゃらけているスタッフさんばっかりの病院もあるし、真面目一方のスタッフさんばっかりの病院もある。
そりゃ、穿刺技術に差が出るのは当然ですな。

現在僕が通う透析CLでは、スタッフさんの数が多いですな。
まあ、1床当たりの数で言えば少ないのですけどね。
病床数が多いですから。

あれだけスタッフさんがいても、穿刺させてもらえてる人は約半数しかいませんな。

かなりソコは厳しいらしいので、誰でも穿刺させてもらえる訳では無いようです。

小さな透析病院(10床程度の)に行くと、スタッフさん全員が穿刺するところもあります。

また、大病院での透析室は、外来の採血係りを半年以上やってから透析室勤務になるところもありますね。
そういう大病院では、病棟で点滴の穿刺がうまい看護婦さんばっかりが集まってきますけど、透析ではその腕が通用しないみたいですな。

結構、穿刺の腕の差を感じます。

しかし、病棟へ戻ると、針刺しのうまい看護婦さんという事で重宝されるみたいです。

話がそれましたが、透析室というのは密閉性が高いですからね。
他院でどうやってるかが結構気になるようですな。

しかし、透析自体が次のステージになろうかという時代ですのでね。
そろそろ、レベルの低い所が淘汰されていく事になるでしょう。
透析患者総数が33万人になる事なく、徐々に減っていく傾向になる。

そうなると、腕の良い透析病院じゃないと生き残れなくなってきますな。

死亡率ウンヌンに関わらず、良心的かそうでないかが、今後問われていく事になるでしょう。

そうなると患者さんのほうも、今いる透析病院が閉鎖なんて場合もある訳ですから。
そりゃ、大問題だ!

スタッフさんも行き場に困る方も出るやも知れませぬ。

腕の良い医師やスタッフさんのいる透析病院で透析してないと、最終的に困る事になるやも知れません。
自分の通う透析病院が透析から撤退するのだけは困りますからね。

まあ、心配事が尽きませぬな。
これも透析患者の運命なのか(-_-;)



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