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非常に残念なニュースです。

僕が医師から人工透析導入について話を聞いたのが2006年です。

その時、最初に思ったのは木之本興三氏と同じ病気なのか?って事です。
サッカーJリーグ創設に尽力された1人でもある木之本興三氏。

1月15日、68歳の人生に幕を閉じました。
元Jリーグ専務理事 木之本興三氏、68歳で死去

木之本氏の業績と闘病について書かれた記事はこちら 税リーグニュース

木之本氏という人物がいたからこそ、僕もここまでやって来れたという思いがあります。

僕も大好きなサッカー。
その中で川渕チェアマンと共にJリーグ創設に多大な貢献をした木之本氏が、実は人工透析を受けているという事は知っていました。

激務であっただろうに、命を懸けて作り上げたのですな。

テレビでその話を知っていて、僕も透析となった時に真っ先に浮かんだのが木之本氏の事です。

しかし、ここ数年、木之本氏の事はすっかり忘れていましたね。
今、彼が残したものについて書かれている記事などをネットで漁って読んでいるうちに、自分のここまでの透析10年と比べてどうなのか?
という部分も含め彼の死に衝撃を受けております。

Jリーグを作った人が透析をしながら、J運営に頑張っている。
僕だって出来る。
という励みになった人ですな。

細かくは知らないのですが、木之本氏は若い頃から透析を受けておられたので、恐らく透析40年級のお人です。
サッカー好きの透析者は多いですし、彼が励みになっていた透析者は僕だけではあるまいと思いますし。


そういう意味でも、彼が目指した日本サッカーの未来を見守りたいと思います。
彼の不屈の闘志は、間違いなく日本サッカー界に根付いているはずと信じて。

木之本興三氏 享年68歳
ご冥福をお祈り申し上げます。

DSCN1743


さて、悲しいニュースから入りましたが、そういう中でも僕ら透析者は、今日を生きていかねばなりません。

透析を受けていても、これだけの業績を残せる人もいるんですからね。
負けずに頑張っていかねばなりませんな。

そもそも、Jリーグ創設、ひいてはサッカーのプロ化などは最初は一笑に付されるような行動でしたな。

そんなもの作れる訳が無い!
方々でそういった声が聞かれる中、木之本氏や川渕氏は奔走し、スポンサーを説き、サッカー界を先導して行った訳です。

最初は、チーム名にスポンサー名が入れられないと知り、多くのスポンサー企業から罵声を浴びていました。
それでも、チームを地域化するという彼らの考え出したやり方が、今日のJリーグを生み出したのですからな。

まさかの浦和レッズのジーコ加入などもありました。

当時のヨーロッパサッカーは今ほどバブリーでは無かったのでね。
お金を積めば、世界のスター選手がJリーグに来てくれたのですな。
今は不可能かと思います。
ストイコビッチは来るし。

今だったらクリスチアーノ・ロナウドとかメッシとかが来るような感じです。

まあ、金額が高すぎて不可能な話ですが、当時はそこまでスター選手が高くなく、可能だったのです。
これが初期のJを盛り上げるきっかけになりました。

こういう事に対して、川渕氏や木之本氏はどう考えていたのか?

いや、世界のスターが来れば集客が1000人や2000人は確実に増える。
その分で儲かった部分をスター選手に出してやればいいんだ!

そういう可能性論だけで、スポンサーたちを説いていった訳ですな。

そして、そういう事に賛同するスポンサーが増え、Jリーグ創設は無事成功したのですな。

すげ~説得だったと思いますよ。
そういう事を透析を受けながらやっていったのが木之本氏ですから。

同じことを僕にやれ!
と言われても出来るかどうか・・・(-_-;)

そういった部分では、透析者であっても今の日本の文化に大きく影響を与えるような事はできる!という事を彼が証明してくれたんですな。

要は、やるかやらぬか!
それに尽きると思います。

さて、そうなると僕もやらねばなりませんな。

彼の死に悲しみがこみ上げると同時に、再び闘志も芽生えてきてる事に気付きます。
そういう生き方をしてくれた先輩患者さんに感謝したいと思います。



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