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サッカーもそうだけど、野球もそうです。
世界照準に変わってしまいました。
その他のスポーツでもラグビーも凄かったし、今の日本は世界的な選手がよく出ます。

なんでそんな話をするのかって言うと、透析だって世界照準で考えてみたいからです。

知ってますか、日本はすっかり4時間透析が定着していますが、
フランスは8時間透析が定着しています。
もちろん体格の違いもあるんですけど・・・。

8時間透析だと予後の良さもかなりいいらしいです。
実は日本でも、在宅透析してる人は睡眠時間を利用して8時間とか出来ちゃうんです。
更にオーバーナイト透析をやっている施設でも8時間透析が出来てしまいます。
オーバーナイトは滅多にやってないですけどね。
都市部の透析病院ならたまにやってるところもあります。

仕事と透析を両立するためにやってる人も多いです。
僕の周りにもいますが、小さいお子さんがいると、仕事せざるを得ませんから・・・。
頑張って両立してる人もいます。

フランスだと、両立が当たり前なんですけどね。
透析してても、普通に社会の中に溶け込んでいます。
予後が良いので精神を病む人も少ないですし。
8時間透析の効果の高さを実感してしまいます。

透析なんて大した事無いという人(僕も)もいますが、
じゃあ、なぜこんなにも精神を病む人が多いのか・・・。
何か問題があるからです。

僕は以前にも何度も書きましたが、日本の透析は「予期不安」を抱える事が多いです。
「予期不安」とは将来の不安の事です。
軽く考えがちですが、「予期不安」というのは、人間の精神を捻じ曲げてしまいます。

最近、幼児虐待で死なせてしまう親の話がよくニュースで流れています。
「予期不安」を強く抱えている人は、キレ方が一時的に爆発してしまいます。
他国のニュースで、バスの運転手を執拗に蹴り続ける男の映像を見た事ありませんか?
あれが正に「予期不安」からくるキレ方です。
僕はそれを「火病」と呼んでいます。
「火病」などという名称の病気はありませんが、簡単に言えば瞬間湯沸かし器のようにキレて、一時的に善悪の判断がつかなくなる精神病です。
そもそも、ガンをつけられたからと言って、子供を1時間半も殴る蹴るなどは普通しません。
完全に「火病」のなせる業です。
まあ、あの男は住むところも無かったようですし、20歳くらいのそっち系の人が簡単に稼げる訳でもありませんので、相当な「予期不安」があったと想像できます。

透析患者はこの「火病」にかかりやすい環境である事を理解しておいて下さい。
これを理解しているだけで、防げる病です。
理不尽なクレーマーも正に「火病」です。
あれほどクレームをつければ御用になることなんか誰でも分かるはずなのに、目先の事しか見えなくなってしまいます。
現実にそういう人がいます。

透析環境の中でも色々な人がいます。

僕が以前、透析をしていた施設で、あるバアさんが、ある看護婦さんに「やかましい、静かにしろ!」的な事を言っていたんですが、
いやいや、普段一番やかましいのはそのバアさんなんです。
やかましさ1位が2位に注意してる・・・。
看護婦さんがすぐに謝ったので、口を挟むのは避けましたが、思わず「お前が1番やかましいやろ!1番の分際で何言うとんや!」と口に出かかりました。
あぶねえ、あぶねえ。

まあ、僕は賑やかな方が好きなので良いんですけど・・・。
あんまりシ~ンとしていると憂鬱になっちゃいますから。
ちょっと話声がしているくらいが丁度良いんです。

変わってますか?

患者さんによっては、ちょっとの話し声も嫌だという人も多いですね。
で、それで文句をつけるレベルまでいってしまうと軽度の「火病」です。
普通はちょっとイライラする程度までです。

火病の人は、イライラする事を追いかけるようになります。
テレビの中のタレントの発言にさえイライラします。
いや、じゃあ見なきゃいいじゃねえか!
なのに、火病の人はそのタレントの出てる番組を探してまで見続けてドンドンイライラしてしまいます。

イライラする事を追っかけ続けていると、しまいには犯罪者にまで転落してしまいますよ。
そもそも、イライラする事は体に良くない!
つまらない病気を次々に自分でおびき寄せてしまいます。

「透析」を逆襲の理念で考えるとどうなるの?
「1000人に3人しか経験できない貴重な体験ができて、面白いな!」です。

透析は我らに色んな思いをさせてくれます。
辛い事も多いです。
あははは!
中々に面白い人生じゃ~~~!


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