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透析患者がかかりやすい癌の第1位は「腎臓癌」です。
ちなみに、僕も透析7年目に腎臓癌が発覚し、右腎臓を摘出しています。

透析患者は普段から色んな検査を受けていますので、癌も早期発見しやすく、早期であれば癌治療も軽いもので済みます。
癌の発見が遅れると、抗がん剤の投与や大規模な手術など、透析をしながらの治療になり大変です。
年1回程度、CT検査を受けてる人は多いと思います。
あれは、腎臓状況を確認する上でも大切です。
人工透析を続ける事によって、腎臓は働かなくなり、石化していきます。
肝硬変ならぬ腎硬変です。
通常は玉子大の腎臓ですが、段々と小さくなり、固まっていきます。
その中で癌化してしまうのです。
長期に渡り透析をする事で、かなり高い確率で腎臓癌は発生してしまいます。
早期の発見を見逃さない為にも、もしCT検査をしてくれない施設で透析をしている人は、個人で別病院、別費用を払ってでもCT検査を定期的に受ける事をお勧めします。

僕の周りでも、ほとんどの人は早期発見に成功しており、抗がん剤を使う事なく摘出だけで腎癌を完治させていますが、1人だけ腎癌で亡くなられた人がいます。
丁度、僕が腎癌、右腎摘出で大学病院に入院していた時、僕とは違う施設で透析を受けていた透析14年の人が腎癌で入院してきました。
その人は、透析施設にCT機器が無く、もう5年以上もCT検査をしていなかったそうです。
腎癌の病状が悪く、まずは抗がん剤を数回打ち、癌を小さくしてから摘出という説明を主治医から受けていました。
しかしながらその後、肺に転移が見つかり、更には他にも転移が進み、厳しい治療も甲斐なく67歳という若さでこの世を去ったそうです。

僕が腎臓癌を早期発見できたのは、心臓に問題が出た際におこなった「心臓カテーテル造影検査」という全身の血の流れを見る検査でした。
右手首からカテーテルを挿入し、心臓から造影剤を流し全身の血の流れを見る検査です。
これにより、循環器科主治医から「右腎に光るものがある」との説明を受け、同じ大学病院内の泌尿器科で検査を受けました。
この時点では、腎癌かどうかは微妙とされましたが、ほっておけば腎癌に発展する可能性が高いので、泌尿器科教授から摘出を勧められました。
結局、摘出後の検査で初期腎臓癌と診断されましたので、腎摘は正解であったという事になります。

腎臓摘出の入院は経過にもよりますが、問題が無ければほぼ1週間の入院となります。手術から5~10日程で回復できます。
手術前日に入院し、翌日手術、手術後翌日からはリハビリが始まります。
痛みは結構ありますが、早めから動かないと、腸などの癒着などの危険があります。
手術から3日後くらいから歩けるようになります。
僕の場合手術が水曜日で、土曜の昼間にようやく一人で手を洗いに行けました。(足引きずりながら痛いのを我慢して)
日曜の朝に初めて病院の外まで歩いて行けました。(まだこの時は結構な痛みがあり、足を引きずりながらです)
ただ、何度も歩いているうちに、足も引きずらなくなり痛みも消えていきました。
日曜の夕刻には、もう普通に歩けていました。
火曜には退院でしたから、入院は8日間となります。

手術では、全身麻酔で呼吸器をつけられます。(筋弛緩剤を使い呼吸も止まりますので)
手術中は腹筋の反射的動きを止めておく必要があります。
手術台に上がり寝転がれば、すぐに酸素マスクを付けられ、2秒で意識はなくなります。
起きたらもう手術は終わっています。

手術後、丸1日は絶飲絶食で、食べられるのは手術翌日の昼からでした。
手術で大量に生理食塩水を使っている上に、食事はおかゆなので、すっかり水ぶくれのようになり、2日後の透析では、当然除水しきれませんでした。

退院後も、手術跡から若干の出血があったりしますが、腹帯でカバーしておけば問題ありません。
1か月くらいで出血もおさまります。

手術から2年半になりますが、今のところ何の影響もありません。
しいて言えば、少し赤血球量が下がった程度です。

どうですか?
腎臓摘出はそれほどの事ではありません。
痛いのも3~4日ですし、丸1日動けない苦しみもありますが、過ぎてみればさほどの事はありません。
早期発見がホントに大事です。
ここに抗がん剤投与が加わってしまうと、かなり厳しいですよ。
CT検査は透析患者にとって絶対条件です


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