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認知症透析患者さんって結構います。
僕が見た中でも、叫び続ける患者さんや、透析中に針を高確率で抜いてしまう患者さんがいました。

針を抜く患者さんは、その都度手を縛られますが、縛らないとやっぱり抜いてしまい、その都度血しぶきが飛び大混乱でした。

結局は認知症なので、こういう患者さんは近いうち「透析終了」の判断を下さなきゃいけなくなるのかな?
と思いや、認知症でも透析をさせないと裁判にまで発展したケースもあり、家族との話し合いをきっちりしないと「透析終了」すら出来ず、スタッフさんたちも大変です。

周りの患者も大変ですが、これはどこの施設でもあり得る問題です。

僕が以前いた病院では、こういう認知症患者さんの面倒を見るSさんというとても優しい看護婦さんがいましたが、ああいうプロフェッショナルな看護婦さんでも、何人もの認知症患者さんの面倒は見れません。

軽度の認知症のうちに「今日は何日?何曜日?」と声をかけ、認知症の進行を食い止めるべく頑張っていた看護婦さんもいました。

あああぁ。大変です。
透析業務は見ていてもそんなに簡単なものでは無いのに、更に認知症の知識まで必要とは・・・。

それなのに、精神を病みかけて怒鳴りまくっている患者さんもいては、もう透析スタッフをやってくれる人材がいなくなりますよ。
だからこそ、僕はブログで呼びかけているんです。

地域によって、人材不足のために透析施設が少なく、透析を受けるため車で1時間以上かけて通ってる人もいます。
僕もそれです。
透析スタッフとして働いてくれる人材は(一部の不心得者は別として)僕らにとっては宝物なんですけどね。

散々面倒見てもらってるのに、恩をアダで返すとは。
で、そういう患者に限って、なかなかにしぶとい!

僕などは、せっかくのスタッフさんが嫌になって辞めてしまわないか、結構ヒヤヒヤします。
香川県の東は透析スタッフが不足してますからね。
1人でも損失したくない訳ですよ。
地域でも資金や土地があっても、透析スタッフを集められずに新施設建設が頓挫してしまってます。

スタッフさん達の苦悩を少しでも和らげる方法は無いのでしょうか・・・?


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