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う~ん(-_-;)

何かね、この方の話では1回の透析で30回くらい警報が鳴るらしいんですな。

そりゃ、大変だ。
警報はうるさいですからな~。

周りに迷惑かけてるという気持ちになりますし。
かと言って自分ではどうにもならず。

スタッフさんもその都度飛んで来なければならない。

ん~(-_-;)
今の僕が通う病院ですと、警報は「ピポピポ」というヤツなんですけどね。

前の病院では、
「ブウォ~!ブウォ~!」っていう、船の汽笛か!
という激音でしたからな!

アレだったら30回はキツイっすなぁ(*´Д`)

前の病院では、透析終わりの合図の音が、

「キミの元気は僕の元気さファイン!」
っていうニプロのテーマソングだったんですな~。

あはは(^◇^)
矢野顕子さんのヤツね~。

スタッフさんが忙しくてなかなか来れないと、1コーラスずっと流れますから~(*'▽')

いのちのよろこびにぃ~yes is good good もーにん~
だってこんなにふぁ~いんで~♬

あはは(^◇^)
アレワロタwww

でもさわやか~。

あはは(^◇^)

矢野顕子さんですからな。

アレも気の短い患者さんは苦痛になるかも知れませんね~(*'▽')

(追記:あはは(^◇^)矢野顕子さんかと思ってたら違ってたようです。)

みんな元気  井上美樹

さて、その患者さんの悩みですけどね。

いいんですよ。
透析機器が鳴って止まるというのは、透析機器が正常に反応してるって事ですからな。

もしも万一、針でも抜けてて警報が鳴らず機械も止まらなかったら(-_-;)
それを考えるとですな、警報が鳴って止まる事は重要です。

かつて、針が抜けてたのに警報が鳴らず、そのままお亡くなりになられたという事故も起きてますからな。

針が抜けたら血が飛び出ると思いますが、5分で失血死してしまいますから。

じゃあ、何でたびたび鳴るかと言えば、透析機器の設定血流圧力と、患者さんのシャント周辺の血流との圧力が合って無いからですな。

血液流量(QB)というのがあるのですな。

他にも様々な要因で鳴りますが、この患者さんの場合はコレですな。

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一般に血液流量は200くらいなんですけどね。
最近は患者さんに合わせて増減するのが一般的になってます。

シャント肢の流れ次第で、それが合わなくなってると、鳴りやすいです。
恐らくはそんなに鳴ってるというのであれば、PTAが近いかもしれませぬよ。

まともな透析のためには血液流量は200は欲しいところですからな。
それを保つためには、針刺し周辺の血流がある程度ないといけませんから。

160という人もいますけどね。
それでは、透析効果が低くなってしまいますからな。

後は、針の刺さってる箇所の入り具合によっても少々変わりますよ。
なので、あんまり鳴るようだと、看護婦さんや技士さんが針を動かしますな。
アレです。

いいトコにバッチリハマってれば、ある程度の血流は取れるはずですから。
それでも取れないならPTAですな。

PTAとは、シャント周辺の血管をカテーテルで治療する事ですな。
いわゆる血管の掃除です。
細くなってるところにバルーンを入れて膨らませたりします。

これで血流が戻る事が多いです。

僕が通う透析CLでは、圧力が合って無いと、針がブルブルするんですな。
アレは今の病院だけでした。

前まではそんな針ではありませんでしたからな。

針がブルブルして血流を保とうと自動でしてくれてるんでしょうな。

もうね、去年のPTA前は最初から最後までブルブルでしたな。

たまにね、透析機器が鳴るのを嫌がって、血液流量を下げてくれ、という患者さんも見かけますけどね。
下げれば透析効率も下がります。

たまに年輩患者さんで勘違いをされている方を見かけますが、透析は除水だけではないのですな。
水などは引かなくても尿毒素なども引いてますので、4時間やらないといけない訳です。

除水量が少ないから、3時間で良いという訳ではありません。

よくね、5時間透析してるのは除水量が多いからだ!
と勘違いしてる人も見かけます。

が、5時間透析ですとそれだけ毒素も排出できますが、栄養素も持って行かれますのでね、その分ある程度栄養をつけなくてはなりません。
摂生具合は4時間透析と5時間透析では変わるのですな。

そして時間が増えた分、血液もきれいになりますので、予後が良くなるという理論なのです。

そこには多少ですが、血液流量も関係してきますのでね。
どうやら、血液流量が高ければ良いという事でもないらしいですが、高く設定できるならその方が透析効率は上がります。

逆に血液流量が高すぎると、(体や摂生具合に合ってないと)不具合もでるらしいですよ。
圧力が高いためマイクロバブルの問題などがあるそうです。

しかし、透析機器が鳴って、イチイチ止まるっていうのも30回とかじゃ確かに苦痛になりますな。
仕方ないとはいえ、周りに気も使うし、スタッフさんにも迷惑をかけるし。

しかし、自力ではどうしようもありませんから。
後はスタッフさんや主治医さんが何とかするしかありません。

のでね~。
ここは我慢のしどころですな。

PTAで解決すれば良いんですけどね。
中々解決できない場合もありますから。

シャントが作れないと困りますからな~。
香川ですと、右の肩口に穴をあけて、管を通してそこから透析してる人もいますね。

その場合ですと、管理が大変みたいですな~。

穴が開いてますからな。

出来ればシャントで透析したいですが。

どうしたものか。
ただ、透析機器が鳴って止まるというのは正常な事であるというのだけは理解しておいて欲しいです。

それがないと、いざと言う時に事故となりかねませんからな。
ある意味、仕方のない事です。

シャントが透析患者にとっていかに重要かが思い知らされますね。



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