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東北のスーパー看護師Iさんのお題で書いてる記事なんですけどね。

全ては患者の透析知識の問題です。
緊急時は透析データが無いモノとして考えておかなければならない。

自分自身が透析データである事を認識しておかなければなりません。
が、激しい災害の後に、PTSDを発症してしゃべれなくなる!という事まで考えておかなければならないのですよ。

その時、もしかしたら家族と生き別れてる可能性もあります。
どのような状態で透析を受けるのかは災害に遭ってみないと分かりませんから。

6年前の今頃、私は仙台社会保険病院の血液透析室で過ぎていく時間も忘れ夢中で働いていました。
あの時のスタッフはただ自分が医療従事者である誇りと使命感だけで必死に動いていたと思います。
繰り返す大きな余震のたび、「大丈夫。大丈夫。ここは絶対に壊れないから!」と、患者さんに何度も声がけをした。
ある避難所から消防士さんが20代後半の若い女性患者さんを連れて来ました。
もちろん透析患者さん。
声が出ないのです。
DWどころじゃありませんでした。
PTSD(外傷後ストレス障害)の診断がありました。
津波で自分の服が濡れても着替えがなかったらしく消防士さんの制服をまとっていました。
消防士さんが避難所にいる家族から聞いたところ前日の地震前までは普通に話せていたそうです。
この若い女性患者さんだっていつもなら自分のDWを言えたはずです。
でも、急性期の災害現場は通常の状態ではない非常事態が次々起きます。
PTSDだって発症する。
この場合は透析カードや災害カードが絶対に必要になります。
そしてそのカードには今現在の1番新しいDWが記載されていなければ意味がありません。
そして高齢透析患者さん!
私達の患者教育次第でDWが言えるようになります。
今回の災害シリーズは私の友達である看護師さんからのリクエストで始めました。
彼女も3次救急を構える透析病院🏥に勤務しています。
私は3.11 を経験しました。
あの時私は「絶対に忘れない。」と誓いました。
誰もこんな経験、出来ない。
この経験を伝えることも私の義務だと考えています。
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さて、どうですか?
Iさんの経験が今後にどう生きるのか。

我々透析に携わる者の課題でもあります。

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そういう災害時に落ち着いて透析など出来ないかも知れません。

大変な状況下で透析を受ける事になる場合もあります。
なんせ大災害が起きてる時に受ける透析ですからな。

医療者の方々が必死に働いてくれる有難き環境で、自分が何をすべきか。

自分の今のドライウェイトが何キロかも分からない。
透析病院では、完全にお任せ透析も出来ますからな。

その程度すら理解してない患者さんもいる。

そして、自分の命のことなのに、全くそういった事に興味を示さない患者。

他にも認知症や精神障害のある患者さんもいるのに、何もない患者なのに、
「えっ?そんな事知らなくても今までは透析してくれましたよ!」などと言いだす患者さんとなっては話にもなりません。

また、僕のブログでは透析医療の問題も取り上げる事がありますが、Iさんのような現場を経験してる看護師の意見が、世の中では封殺されるという事態も起きるのですな。

「一律上水は危険」と訴えても、
「どこの看護師の意見だ?」とお偉い勘違い医師の発言で封じ込められる封建的な世界でもあります。

いや、あのね。
経験者の意見ほど重要なモノはありませんよ。

災害は机上の空論では対応できないのですな。
実際、その現場を経験し、問題に直面した事のある人の意見こそが最も重要です。

その程度の事も分からず、経験の浅い資格だけが多い医療者が大きな声で末端の意見を封殺する。
そういう事もありますのでね。

災害時の緊急透析では、患者一人一人の意識の高さが問われますよ。

とりあえず、Iさんの体験談から想像できる事。

災害時の緊急透析では、医療者も透析室24時間稼働状態です。
医療者さんたちは寝ずに働いてくれている。

そんな中、患者がしっかりしておかなければならない。

ここが重要です。
人間のやる事にはおのずと限界がありますからな。

災害時の緊急透析では2時間透析、2時間半透析になる事もあります。
通常は透析中の間の1時間くらいは、業務が緩やかになる時間があるのですが、そんなに短い時間の透析では、緩やかになる時間がほとんどない状況です。

となると、現場の看護師や技士さんはてんてこ舞いになりますからな。

ドライウェイトも知らない。
「取り」と「返し」がどっちかも分からない。

そんな状況では医療者は疲弊するばかりですから。

まあ、これを読んで下さってる読者さんはそんな事は無いと思いますが。

日本は自然災害が多い国です。

僕が透析を受け始めた10年前から言っても、東北と熊本で大震災が起きました。

3.11の時は僕はちょうど透析日で、透析を受けて家に帰って来たのが午後4時頃。

テレビをつけて、東北の状況をほぼリアルタイムで見ていました。

ん~(-_-;)
アレは大変ですぞ。

僕が住む香川県も南海トラフ地震が起きれば似たような状況になりかねませんのでね。

僕自身は山の中なので水害には遭いにくいかも知れませんが、透析病院は海が近いですからな。

高松市は十数年前に台風で1度沈んでますからな。
ちょうどその時、僕も高松に住んでいましたが、深夜の時間帯に高松市の一部は沈みました。

台風で津波ではありませんから、被害は浸水だけでしたが、アレが津波だったら。

ちょうど、高松から東方面で起きた浸水でしたからね。
その地域には透析病院がいくつもあります。

決して、日本の中でここは大丈夫と言える地域はありませんから。
まさかというのが震災ですからな。

この時、生きのびた場合の透析の事をシュミレートしておく必要があるのです。

えっ?
まさかに自分が震災に遭うなど・・・。

いや、人生は何が起こるか分かりませんよ。
すでに腎不全にもなっていますし。

なったらなった時!
などとタカをくくっていてはなりません。

普段から自分の透析に詳しくなっておく事は、予後にもメリットが大きいですからな。

僕らは普段から透析の勉強をして、自分のデータには詳しくなっておきましょう。

あはは(^◇^)
そう言えば、ある患者さんは血液データをもらっても、意味が分からないからくれなくても良い!などと言ってましたな。
そういう患者さんが自分の周りにゼロにしておく。

こういった事も重要ですな。

緊急時は緊迫しておりますから。



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