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僕は闘病歴が長いので、香川県内や県近隣の病院の事を色々知っている方なんですよね。
どこそこの〇〇先生はどうだ? とか、どこそこの〇〇先生はこうするよ! とか。
ちょうど、もう丸3年ほどになりますか。
僕は知り合いの透析患者さんから、足の保存療法が出来る先生はいないか? と聞かれ、知る限りの情報を教えた事があります。
どうやら、透析病院に紹介してもらった病院では、「即、下肢切断」という診断を下されたらしいのですな。
どこそこの〇〇先生はどうだ? とか、どこそこの〇〇先生はこうするよ! とか。
ちょうど、もう丸3年ほどになりますか。
僕は知り合いの透析患者さんから、足の保存療法が出来る先生はいないか? と聞かれ、知る限りの情報を教えた事があります。
どうやら、透析病院に紹介してもらった病院では、「即、下肢切断」という診断を下されたらしいのですな。
足の保存療法がうまい先生はこうした
僕は、ああ、あそこの先生はスグ切るので有名やからな~。
と思ってましたな。
じゃあ、1度高松市の〇〇病院を受診してみたらどうか?
そこに〇先生という人がいて、足の保存療法では県下最高だと思うと教えました。
まあ、その人はもう足のしびれがずっと何年も続いてる状態で、足先に関しては感覚がもうなくなってる状態でしたね。
足の小指のトコに傷があって、それが悪化してました。
それで、僕が教えた病院に行かれたのですな。
例によって、カテーテル造影剤を使った検査で足の状態を入念に検査した後、バルーン造設となったようでした。
その先生によれば、「下肢切断」は避けられないかも知れないが、まだ諦めるには早く、他の療法で5年くらいは温存可能です。
という事だったらしいですな。
おお!
5年も持つものを即切断という先生もいるんだな、という事が分かりますな。
医師にはそれぞれ得意の療法がある
こういう事を書くと、即切断とかいう先生はいかにも悪徳医師のように聞こえてしまうかも知れませんが、そういう事ではありませんね。
切る方の先生は、切断後のケアとかに自信がある先生ですな。
たくさん手術をしてるんで、手術も上手ですし、その後のケアとかも慣れてます。
逆に保存療法がうまい先生は切るのが苦手な人で、出来るだけ保存させるという道を研究された先生が多いのですな。
要は得意・不得意というのが誰にでもあるという事です。
患者として1番最良の方法は、保存療法がうまい先生に出来るだけ保存してもらい、切断となったら切るのが上手な先生にお願いするというやり方が賢いですね~。
先日、その患者さんを見かけたのですが、まだ杖をついて歩いていました。
おお!保存出来とるんですか? の問いに、
「何とかいけてます~!」と返事されました。
3年たってても保存出来てる事から、先生の5年は大丈夫という診断も正しいと思いますな。
でもですな、長い目で見て、何でも保存するのが正しいとは思いませんけどね。
術後の問題もある
この患者さんの場合は、まだ多少は杖を使って歩けるレベルですので、保存療法が出来るんであればやったほうが良いですよね。
ただ、下肢切断などは僕は経験がないので何とも言えませんが、精神的には相当なショックでしょうな。
車いすにもなるでしょうし、透析も受けてますから。
通院や生活面での支障、その他を考えると簡単な事ではありませんね。
切った後、一気に他の病気に(特に精神面)なりかねません。
なのでね、体力が残っているうちに切断するという先生の考えも分かるんですよね。
厳しい事ですので、どういう選択がベストなのかはやった後でないと分かりませんな。
僕自身も腎臓がんの時に、「即、全摘!」という診断になりましたが、僕の場合は迷いはなかったですな。
「がん」を温存しとくのはイヤだし、(その時点ではがんと確定してはいなかった)すでに透析を受けてる状態ですから。
腎臓1個取ったくらいでは大した影響は無いらしいので、その場ですぐに決断できました。
が、下肢切断は考えるでしょうな。
その後の生活が一変してしまうのは誰でも分かりますし。
保存できるのであれば誰だって保存したいですよね。
ただ、術後の生活面では、体力が無くなってしまってからでは遅すぎるかも知れません。
透析者でしたからね。
どのタイミングでどうなるかは分かりませんから。
5年後、下肢以外に大きな疾患を抱えてしまう可能性は十分あります。
色々考えていくと、タイミングは難しいですな。
結果としてあの時、切っておけば良かった・・・。
となってしまうと困ります。
かかる医師によって運命を左右される
もうね、どの医師にかかるかは、半分運みたいなもんです。
えっ?
その病気、他の病院に行ってたら治ってたかも知れませんよ。
例えば、救急車で運ばれるような時は、指定の病院に受け入れ態勢が出来てないと受け入れてもらえなかったりする場合もありますね。
そこで行った先の病院がどういう診断をするか?
これで運命が決まってしまう場合もあるのですな。
医師にも得意・不得意があって、うまい具合に自分の疾患を最も得意とする先生に当たるとは限りませんからね。
例えば、今の僕の主治医は、透析病床がメインの病院の2代目なのですな。
先代の院長先生がいるうちに、全国の色んな病院で透析の修行をされてきてます。
内科医・腎臓内科医・透析専門医の肩書をもってますね。
学生のうちから目指す方向性が定まっていたのでしょうな。
その分野に特化した先生ですな。
県内ではトップクラスと思います。
病院内には内科や循環器科、皮膚科などもある個人病院ですけども、透析病床は60床ある中型の病院ですな。
透析での先生も、普通は「泌尿器科医」が専門の人もいれば、「循環器」が専門の先生もいますし、中には「外科医」が専門の先生もいますのでね。
マチマチですな。
やはり病気と言うのはその疾患に対して専門医に診てもらうのが1番なのですよ。
例えば「循環器科」の先生の中にも、心臓全般に詳しい先生もいれば、冠動脈ならこの先生、心臓内部ならこの先生と分ける事ができますし、血管に強い先生もいますな。
心臓カテーテルの腕前も先生によって差はものすごくありますよ。
しょっちゅうやってる先生と、たまにしかやらない先生がいますからね。
慣れとか経験もあるでしょうし。
ベテランだから大丈夫で若手だからダメって事でもありません。
若手でも超一級の知識を持ってる人もいれば、ベテランでも大した事ない先生もいますんでね。
だってね、歯医者とかは評判の良いところを選ぶ事が多いですよね。
あそこの歯医者は上手だぞ! 痛くないし。
そういう噂を聞いて選ぶ事が多いですな。
ところが病気ではそこまでしない事が多いですよね。
それが人生を狂わせてしまう事もあります。
医師は玉石混合であるにも関わらず、全ての医師の言い分を信用しがちですな。
信用して治療してたらエライ目に遭う場合もあるのですよ。
なので、医師選び、病院選びは慎重にやって欲しいですな。
名医とまで言われなくても良いですが、信頼に足る先生を受診した方が良いです。
中でも先生の専門性に注意されると特に良いと思います。
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僕は、ああ、あそこの先生はスグ切るので有名やからな~。
と思ってましたな。
じゃあ、1度高松市の〇〇病院を受診してみたらどうか?
そこに〇先生という人がいて、足の保存療法では県下最高だと思うと教えました。
まあ、その人はもう足のしびれがずっと何年も続いてる状態で、足先に関しては感覚がもうなくなってる状態でしたね。
足の小指のトコに傷があって、それが悪化してました。
それで、僕が教えた病院に行かれたのですな。
例によって、カテーテル造影剤を使った検査で足の状態を入念に検査した後、バルーン造設となったようでした。
その先生によれば、「下肢切断」は避けられないかも知れないが、まだ諦めるには早く、他の療法で5年くらいは温存可能です。
という事だったらしいですな。
おお!
5年も持つものを即切断という先生もいるんだな、という事が分かりますな。
医師にはそれぞれ得意の療法がある
こういう事を書くと、即切断とかいう先生はいかにも悪徳医師のように聞こえてしまうかも知れませんが、そういう事ではありませんね。
切る方の先生は、切断後のケアとかに自信がある先生ですな。
たくさん手術をしてるんで、手術も上手ですし、その後のケアとかも慣れてます。
逆に保存療法がうまい先生は切るのが苦手な人で、出来るだけ保存させるという道を研究された先生が多いのですな。
要は得意・不得意というのが誰にでもあるという事です。
患者として1番最良の方法は、保存療法がうまい先生に出来るだけ保存してもらい、切断となったら切るのが上手な先生にお願いするというやり方が賢いですね~。
先日、その患者さんを見かけたのですが、まだ杖をついて歩いていました。
おお!保存出来とるんですか? の問いに、
「何とかいけてます~!」と返事されました。
3年たってても保存出来てる事から、先生の5年は大丈夫という診断も正しいと思いますな。
でもですな、長い目で見て、何でも保存するのが正しいとは思いませんけどね。
術後の問題もある
この患者さんの場合は、まだ多少は杖を使って歩けるレベルですので、保存療法が出来るんであればやったほうが良いですよね。
ただ、下肢切断などは僕は経験がないので何とも言えませんが、精神的には相当なショックでしょうな。
車いすにもなるでしょうし、透析も受けてますから。
通院や生活面での支障、その他を考えると簡単な事ではありませんね。
切った後、一気に他の病気に(特に精神面)なりかねません。
なのでね、体力が残っているうちに切断するという先生の考えも分かるんですよね。
厳しい事ですので、どういう選択がベストなのかはやった後でないと分かりませんな。
僕自身も腎臓がんの時に、「即、全摘!」という診断になりましたが、僕の場合は迷いはなかったですな。
「がん」を温存しとくのはイヤだし、(その時点ではがんと確定してはいなかった)すでに透析を受けてる状態ですから。
腎臓1個取ったくらいでは大した影響は無いらしいので、その場ですぐに決断できました。
が、下肢切断は考えるでしょうな。
その後の生活が一変してしまうのは誰でも分かりますし。
保存できるのであれば誰だって保存したいですよね。
ただ、術後の生活面では、体力が無くなってしまってからでは遅すぎるかも知れません。
透析者でしたからね。
どのタイミングでどうなるかは分かりませんから。
5年後、下肢以外に大きな疾患を抱えてしまう可能性は十分あります。
色々考えていくと、タイミングは難しいですな。
結果としてあの時、切っておけば良かった・・・。
となってしまうと困ります。
かかる医師によって運命を左右される
もうね、どの医師にかかるかは、半分運みたいなもんです。
えっ?
その病気、他の病院に行ってたら治ってたかも知れませんよ。
例えば、救急車で運ばれるような時は、指定の病院に受け入れ態勢が出来てないと受け入れてもらえなかったりする場合もありますね。
そこで行った先の病院がどういう診断をするか?
これで運命が決まってしまう場合もあるのですな。
医師にも得意・不得意があって、うまい具合に自分の疾患を最も得意とする先生に当たるとは限りませんからね。
例えば、今の僕の主治医は、透析病床がメインの病院の2代目なのですな。
先代の院長先生がいるうちに、全国の色んな病院で透析の修行をされてきてます。
内科医・腎臓内科医・透析専門医の肩書をもってますね。
学生のうちから目指す方向性が定まっていたのでしょうな。
その分野に特化した先生ですな。
県内ではトップクラスと思います。
病院内には内科や循環器科、皮膚科などもある個人病院ですけども、透析病床は60床ある中型の病院ですな。
透析での先生も、普通は「泌尿器科医」が専門の人もいれば、「循環器」が専門の先生もいますし、中には「外科医」が専門の先生もいますのでね。
マチマチですな。
やはり病気と言うのはその疾患に対して専門医に診てもらうのが1番なのですよ。
例えば「循環器科」の先生の中にも、心臓全般に詳しい先生もいれば、冠動脈ならこの先生、心臓内部ならこの先生と分ける事ができますし、血管に強い先生もいますな。
心臓カテーテルの腕前も先生によって差はものすごくありますよ。
しょっちゅうやってる先生と、たまにしかやらない先生がいますからね。
慣れとか経験もあるでしょうし。
ベテランだから大丈夫で若手だからダメって事でもありません。
若手でも超一級の知識を持ってる人もいれば、ベテランでも大した事ない先生もいますんでね。
だってね、歯医者とかは評判の良いところを選ぶ事が多いですよね。
あそこの歯医者は上手だぞ! 痛くないし。
そういう噂を聞いて選ぶ事が多いですな。
ところが病気ではそこまでしない事が多いですよね。
それが人生を狂わせてしまう事もあります。
医師は玉石混合であるにも関わらず、全ての医師の言い分を信用しがちですな。
信用して治療してたらエライ目に遭う場合もあるのですよ。
なので、医師選び、病院選びは慎重にやって欲しいですな。
名医とまで言われなくても良いですが、信頼に足る先生を受診した方が良いです。
中でも先生の専門性に注意されると特に良いと思います。
↓↓↓恐れ入りますがお帰り前に応援ポチをよろしくお願い申し上げます。
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いくら専門医や指導医の肩書きをもっていても、もってるだけのトンデモ医師もいます。
だから、いったい何を頼りに医師を選んだらいいのか、まったく指標がありません。
まさに、運命だと思います。
運悪く、悪運に遭遇したときは、どんどん開拓していくことだと思ってます。
大事な家族の命がかかってますのでね。
問題意識のある透析者さんは、冷静に医療者を視てますね。
芯からあくどい医者はいないと思います。
ただ、患者や医療に対しての関心が遠退いたときは、代替ドクターを要請願います。と思いますね。疲れる。