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このところ、色んな患者さんからそれぞれの透析施設の話を聞きます。
そこで思うのが、透析施設のレベルにあまりにもの差があり過ぎる・・・という事です。
こんなにも落差があっていいものだろうか?

透析病院でも最先端を行く病院に関しては、これまでにも何度も書きました。
そして、問題の多い透析病院に関しても書いてきました。

例えば、透析機器です。
返血の際、スタッフがタッチパネルのボタンを3つ4つ押せば自動で返血できるものなんですが、未だにスタッフ1人が付きっ切りでカンシで血を送らなければ返せないような機器を使っていたりします。
血圧計を手首型とか・・・。
透析さえすればそれで良いのか?
病院そのものが、人工透析に対してレベルアップしようと考えてない。

透析内容でも、その患者に合った透析というのを考えてなかったりします。
薬も出したら出しっぱなし。
血圧低下が相次いでいる患者さんにいつまでも何種類もの降圧剤を出し続ける・・・。
しかも、DWさえ変えようとしない・・・などなどです。
ちょっと透析の勉強をして、「ここはこうなんじゃないか?」などと言ってしまうと、面倒な患者さん扱いをする。
まあ、大体は主治医と病院上層部の勉強不足のせいだったりします。

透析が日々当たり前の流れ作業、やっつけ作業のようになっていたりして、時代の流れから取り残されている透析施設が多すぎます。

そりゃあ、最新型で行けとは言いません。
時間やお金などの問題もあるでしょう。
それにしても酷い状況です。

医師が優秀だと、薬なんかしょっちゅう変えられてしまいます。
ちゃんと血液データを見てるからです。

血がサラサラになる薬で「バイアスピリン」というのがあります。
これは本来は心臓に疾患があったり、心房細動が起きてたりする場合、脳こうそくを防ぐために服用する薬です。
(他にも色々使い道はありますが)
血がサラサラになるので、その副作用は大きく、大した疾患も無いのに服用すべき薬ではありません。
(背に腹は代えられぬ時に使う薬ですね)
なのに、透析の際、血液の圧力のせいでブザーが鳴りよく止まるからと言って、それを防ぐためにバイアスピリンなどを出している病院まである始末です。(患者を内蔵出血で殺す気か!)
そういう使い方の薬ではありません。
そもそも、ブザーがよく鳴る機器は旧型です。
新しい機器はあまり鳴りません。
また、太い針を使う手もありますから。
(穿刺技術が無いから太い針だと、使えないスタッフも多い)

例えば、僕は心臓に疾患があり(現在は回復)血圧が下がりやすい時期がありました。
そこで主治医に「リズミック」(血圧を上げる薬)を処方してくれませんか?と言いました。
しかし主治医は「心臓の悪い人がリズミックなんか飲んだら心臓が壊れますよ。無理です。」と断られました。
ハイ!
正解です!
(リズミックは無理矢理心臓を働かせるような薬です)

これが正しい主治医です。
何故ダメなのか?の説明もバッチリですね。
納得です。
そういう間違った事を主治医がしなかったおかげで、僕の心疾患は回復しました。

*優秀な透析医師の見分け方
行政より医療資金不足のため、処方薬の量を下げるように通達が出ています。
それを守り、不要な薬を止める医師は優秀です。

なのに、効果疑問な薬まで出すような医師は金儲け主義で信用できません。

例えば、僕はかゆみ止めのため、「アレグラ」という抗アレルギー薬を出してもらってますが、主治医はこれをストップしようとしてきます。
当然だと思います。
僕も昔ほどはかゆみも少ないので、「アレグラ」は無しでもいけるかもしれません。
逆にこれをそのままほおっておく医師はどうでしょうか?
僕が現在服用してる薬の中で、最も不要に近い薬はどう考えても「アレグラ」ですから。
ちゃんと見抜いて主治医が判断しています。

ふう・・・。
こういった問題は書ききれないですね。
時期を見て、また書きたいと思います。

全ての透析施設が及第点になるまで書き続けます。


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