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前日からの続きです。

僕が透析導入となって初めて透析中に血圧が低下したのは、3か月くらいたってからでした。
増えが3キロ超えた時でしたので、ある意味仕方ありません。

4時間透析で3キロ以上の除水というのは、血圧は下がりやすい状況だと思います。

初めての血圧低下でしたので、驚きましたね。

まあ、他の患者さんが血圧が下がってスタッフさんが慌てるシーンを何度も目撃していますのでね。
ああ、これかぁ?
と、なりましたな。
人工透析では患者が死に物狂いで摂生しなければならないのか?

除水量が多くて血圧が下がった場合は、大抵が除水量が多い事に問題があるんですが、血圧低下の原因は前編でも書いたように多岐に渡っています。

除水量を減らすという事が、透析中の急激な血圧低下を招かない一つのコツなのですが、原因は他にもありますので問題が大きい訳ですな。

とてもしんどい状況ですので、こういうのがずっと続くのは精神衛生上よろしくありませんな。

僕の場合、透析を始めて数年に関しては、透析中の血圧低下はよく起きてましたが、透析が終わって数時間経てば回復してました。

日常で、さほど血圧低下の症状が出なかったんですね。

ところが、年数を経ると、徐々に透析翌日にも影響を与えるようになってきました。
透析の無い日に出かけた先で血圧が下がり、動けなくなったりなどの症状は出てました。

まあ、これも直近の透析で透析中に血圧低下が起きた時が確率が高い訳でして、順調に透析できていればさほどの事はなかったのですな。

ただ、現在は透析中の血圧低下に一切関係なく、透析の無い日でも突然血圧が下がったりする症状が出る場合があります。
これは僕自身が心疾患を抱えているからだと思っております。

血圧が低くても心臓の薬であるアーチストは飲まなくてはなりませんので、それで血圧が下がる事があるんだと思います。(アーチストは血圧低下します)

余りに血圧が低いと、動けなくなりますからね。

こういう事が度重なると、精神的に辛いのは当然です。

相談者さんのコメントをもう1度見てみましょう。

年の離れた旦那が3月末より透析をしております。
透析中、血圧が毎回低くなり、不安が増幅しているようです。リズミックは飲んでおります。
導入した総合病院の方が対処など安心出来ていたようなのですが、今のクリニックは本人は不信感しかないようです。
私としてはよくしてくださっている印象なのですが!。
血圧の不安について、何かアドバイス頂けたら嬉しいと思い、コメントさせて頂きました。
よろしくお願いします。


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透析の場合は維持治療(延命治療)なので病院は病気を治せるところではなくなる


まずですな、人工透析の意味を最初に理解しておかないと、精神的には厳しいかも知れませんね。

もしも、人工透析をしていなかったらどうなっていたのか?

約1か月から1年半ほどでお亡くなりになりますな。

つまり、僕は既に死に体なのです。
透析を受ける事で生きのびてるという状態です。

いつ死んでもおかしくない状況にあります。
とても悲しい状況ですが、まず、これを理解しておかないと前には進めません。

その人工透析には、適切なルールが存在しており、より元気に予後を過ごすには「こうせよ」という指針がある程度あります。

その指針をできるだけ高いレベルで守る事で、長期透析に成功しやすいのですな。

そこを無視していては、色々不具合が起きたりする確率が上がるという法則があると思っておいた方が良いでしょう。

僕の知り合いでも、3時間透析から4時間への移行を頑なに拒み続ける患者さんがいましたが、そういうやり方では自身で寿命を縮めてしまいかねません。

現代透析では、透析時間を伸ばした方が予後が良くなるというデータがあり、医療者、患者双方で「長時間透析について考える」グループや会合が存在していますね。

こういうのはあくまで病気が治る訳では無く、出来るだけ長期に渡って透析を受け続ける事で延命できるという事なのです。

どうしてもね、透析初期は、しんどいのに病院が対応してくれない、治してくれないという思いから、病院側の対処に不満を持つケースはあると思います。

しかし、僕はすでに治りようのない腎不全という病に堕ちてる訳でしてね。
病院側としてはしっかりとした透析を提供する以外に成す術はありません。

長く生きられるか、どうかの確率は自分自身の努力で上げていくしかないというのが、僕の正直な感想です。
ですのでね、出来るだけ病院側も長時間透析に対応してくれ! と僕がこのブログで書く訳ですな。

技術論的な面はソーシャル上にはたくさん拡散されていますが、精神的な面は少ないという事で、僕は出来る限り、人工透析患者の精神面について多く記事を書いています。

人工透析から離脱する方法は死ぬか腎移植をするかしかありませぬ。

そのため、人が生きるという事はどういうことなのか?
という部分について多く考えさせられるでしょう。

こういう病気をして、体調にも影響があれば、まともな思考が出来ずに苦しむケースもあります。
僕自身も透析導入から10年間はヘタレてました。

透析そのものが、大きなストレスとなってしまい、その大きなストレスが他の病気の原因ともなりかねません。

いかに、腎不全と腎不全となった原因疾患以外の新たな病気を呼びこまない努力をするのかが、元気に透析を続けていく指針となります。

まずはそこに気付かなくてはならないでしょう。


透析環境で苦労する人は案外多い

気を付けて欲しいのは、「透析病院なんてどこも同じだろ?」という人もいますが、これはピンキリで相当に差がある事を理解しておかなければなりません。

評判が良い病院に行ったからといって、自分に合う透析を提供してくれるとは限りませんし。
合う、合わないは必ずあります。

全てが完璧な病院というのは難しいですのでね。
優先順位を付けて探して見ると良いでしょう。

透析者は医療者のミスで死ぬ事も可能性としてはありますのでね。
誰なら命を預けられるか!
まさにココなのですな。

この先生の元で透析を受けていて、何かあっても仕方ないと思える医師やスタッフさんの元で透析を受ける事が1番良いと思います。

不信感があるまま、透析を受け続けてもあまり良い事はありませんな。

精神的に様々な病気をおびき寄せてしまうかも知れません。

数年に1度、転院なども含めて透析病院を考える必要はあると思います。
近隣の透析病院は1回は必ず見学させてもらっておくと良いでしょう。

いや、もうね、テレビは無料で見れるか? とか、DVDは見れるかとか、そんな些細な情報だけでも知っておくべきですな。
こういう時に都市部は透析病院がとても多くて迷いますが、僕のような田舎部は大変ですけどね。

市内に透析病院は1個。
香川東方面で全部で3個。
結局、高松市まで透析に行くハメになってます。

透析病院が少なすぎて高松市の透析病院以外では満床のトコがとても多いですな。

結局、その透析病院がどういう病院かが分かるには3か月から半年は通ってみないと見えてきませんのでね。
行ってみて評判と違うという事もあるでしょうな。

普段から患者会なんかに積極的に参加して他院の患者さんから様々な情報を得ておく必要はありそうですよ。

僕は透析病院によって、65歳未満で透析された方の予後の差が5年から15年くらいあると見てます。
行く病院によって30年後に死ぬか、15年後で死ぬかくらいの差は十分にありますね。

なのでね、数年に1度、転院を含めて考える機会はあっても良いかも知れません。
しかし、気を付けて欲しいのは、「良い透析病院」から「良くない透析病院」に転院した場合は、転院から半年くらい体調を崩す恐れがあります。

ソコの透析システムに体がなじむまでに時間がかかってしまうのですな。

慣れた透析システムで透析を続けるという事も多少の延命効果があると思われます。

むやみやたらにちょっとした不満程度で転院してしまうと、返ってエライ目に遭う場合もありますよ。

僕が今の病院に転院した頃、今の病院から僕が前にいた病院に転院された方がいます。
(ちょうど僕と入れ違いですな)
その方は、
「失敗した~!」としきりに言ってます。

そりゃそうだ。
無理な除水はしない上に、血圧が下がれば除水ストップしてくれる病院から、無理な除水をし、血圧が下がっても引ききろうとする病院に転院したんですからな。
しかも、穿刺の腕の差がケタ違いですから。

お気の毒ですが、近いからという理由だけで転院した場合、病院によってはこういう事も起きます。

病院によって透析方針はかなり違いがあります。

患者の意見を聞いて出来るだけ対応しようとしてくれる病院もあれば、患者にはグスリとも言わせない病院もありますからな。

僕はこれまで3つの病院を渡り歩いて、その驚愕の差をつぶさに見てきました。

医師の情熱、スタッフさんのスキルや人柄。
本当に違いが大きいです。

こういた事も含めた、透析者自身の努力が要求される世界。
それが人工透析なのですな。


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