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コレはね~(-_-;)
透析患者の我々と直接対峙する看護師さんや技士さんにはぜひ理解して欲しい世界観なのですな。

なんせね、僕にしたって、声を荒げるような事は生まれてかつてそんなになかったんですけども、透析をするようになった初期には、自分でも驚くくらい声を荒げた経験もありまして。

一体自分はどうなっちゃってるんだ?
って感じましたな。

その透析患者のイライラのメカニズムというのはどうなってるのだろう?
それは永遠のテーマなのですな。


尿毒素? 前頭葉不全? 一体何が起きてる?

仮に「尿毒素」によってイライラが発生するという医学論文があったとしても、僕はそれはマユツバと思いますな。
「前頭葉不全」というなら理屈ははっきりしますが、「尿毒素」によってのイライラって・・・(-_-;)
っていうのが僕の感想です。

「前頭葉不全」であるというならば、確かに前頭葉は感情やその制御に関連してる機能ですのでね。
しかも、透析を受けるという事は、脳梗塞は起こしやすいですからね。
大きな脳梗塞ではなくても、小さな生活にはあまり影響しないような脳梗塞が前頭葉でいくつか起きてちょっと働きが悪くなってる。
そういうのであれば、可能性は高いと思います。

が、それですと、全ての透析者に当てはまるとは言えません。

僕もそうでしたし、かなり大部分の透析者の皆さんが、透析するようになってから以降のほうが、イライラ度は増したと感じておりますんでね。

やはり原因は他にもあると感じます。

僕は以前から、このイライラの原因の大部分は「予期不安」から来てると書いてきました。

人間は不安感の中ではどうしてもイライラしてしまいますな。

ちょっとした事でも過敏になりやすい。

バブル期に皆が稼げた時代は周りに対して寛容だったのに、日本が不況になると、人に厳しい世の中となってしまいました。
これはまさに国民的予期不安によってそうなったと思っております。

どことは言いませんが、隣国は経済的に随分と追い込まれた経緯がありますな。
その国では、一方的にバスの運転手を蹴り続けたり、デモで日本の国旗を燃やしたり踏んづけたりなどの行為があって、ニュースなどでよく見ました。

人は、不安感が募ると、得てしてイライラし暴走しやすくなる部分を持っていると僕は感じます。
そして、そういう現象を僕は個人的に「火病」と呼んでいるのですな。

透析者は、治りもしない病気のために食事制限や水分制限を余儀なくされ、食生活の面で人生を謳歌するのはかなり難しい状況にありますな。

僕も経験していますが、ちょっと増え幅が大きかった時などに、透析病院では罰則でも与えるように、「食事改善入院」を勧められたリ、また、「食事内容をノートに書いて来てくれ」などの事を言われた事があります。

まあ、当然、医療者としては正しい透析食生活を送ってもらうための行為であると思いますが、透析者にとってはプレッシャーにしかならず、そういう事もイライラの原因となってしまいますな。

「もう1回、こんなに増えて来たら、入院して食事改善してもらうよ!」といった言われ方をしましたんでね。
まあ、僕としては罰則かい! って思ったりする訳です。

些細な事ですが、ちょっとした言葉のアヤで文句を付けたくなる。
ん~(-_-;)
まさに火病というしかありませぬ。

やはりですな、僕らは体調面でかなり差があります。
良い時と不調な時の差がとても大きいですよね。

この不調な時に自分が「腎不全で透析者」である事を痛感させられてしまうのですな。
そして、将来的な不安感が大きくなる。

こういう現象が透析者のイライラ感を増幅させているのではないか?
と、僕は思ってるのですな。

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透析環境はどうなのか? 安寧に透析は受けられるのか?

僕も入院も含めれば4つの病院で透析を受けました。
やはり、ソコには病院のカラーがあります。
方針やスタッフさん、医師の違いを凄く感じました。

ある病院では、5時間透析の4時間経過後に「除水が出来てない」という事が発覚し、師長さんが飛んできて、凄く頭を下げられた経験もあります。
最後の1時間だけ除水1200ccで透析を受けました。

更にその病院では、透析中に繋がってるはずのチューブ接続部が外れて床が血だらけになるという事件も起きてました。
(主任さんがてんやわんやになってましたな。)

更に看護師さんが朝の申し送りの際に
「はよ、誰か死なんかなぁ(ベッドが満床で空きがないため)」と暴言を吐き、問題となりそうなところを病院側がねじ伏せるという事がありました。

また、ある病院では、技師長さんが挨拶を人によって返さないという事があり、いくら挨拶しても患者をシカトしたりする暴挙に出ておりましたね。
そういう中で4時間の透析を受けるという事に恐怖感を感じた事があります。

こういった、病院ばかりという訳ではありません。

非常に優れた素養を持った看護師さんや技士さんがたくさんいる病院もありますよね。

しかし、病院による医療の人間的な差は極めて大きく、そういった色んな事が起きてしまう病院ではなかなか気持ちを落ち着けて透析出来なかったりします。

たった11年弱の僕の透析期間でもそういう経験がありますのでね。
もしかしたら、 病院によっては多大なストレスを受け、イライラ感が増してしまうという事もあるかと思います。

他にも患者さん同士のトラブルが多い病院もありますよね。

僕も経験しましたが、何人ものモンスター患者さんが同時期に出てしまい、ドツキ合いになってた事とかを目撃したりとかしました。

そういった人間関係のトラブルもあります。

透析者は予期不安からイライラしやすく、患者同士のトラブルもありますし、また僕の友人の一人のように、透析中はアイマスクにヘッドホン、布団を頭からかぶる、などで周りを遮断して透析を受けてる人すらおりますな。

僕の場合は、人が寝たベッドで透析を受けるというのが生理的に受け付けませんので、重武装で透析を受けております。
敷き用の大型バスタオル、自分専用の掛布団(毛布)、枕カバー、手枕用のバスタオルなどなどを使って透析を受けます。
(特に潔癖症が強い訳では無いのですが、病院のベッドは苦手です(-_-;))

まあ、上手に工夫して、イライラを少しでも減らせるようなやり方で、透析を受けるというのも手の一つですからな。
透析中に精神的負担を減らせるものならそうしたほうが良いでしょう。

更に元々の性格面が影響する

こういう感じで、透析環境や透析生活で、数々の不安感とストレスを乗り越え、一体どうやってこのイライラを解消していくか、そこが出来るか出来ないかで、体調面以外の予後にも影響すると僕は思います。

ある患者さんは家族にそのイライラをぶつけすぎて、家族全員が家から出て行ったといって嘆いていました。

ん~(-_-;)
そうですか~。

そりゃキツイ。

まあ、僕にしても声を荒げるようになったくらいですからね。
前はそんな事はそれほどなかったのに・・・(-_-;)

透析を受け始めてから、人生が思うようにいかなくなったという思いが強かったのもイライラの原因の一つでしょう。
透析を受け始めて、前のビニール製造工場での仕事は退職しました。
健康な人でも体力的に厳しい仕事でしたからね。
で、ハローワークに行き、透析者の就労を模索しましたが、とても厳しい現状でした。

大都会ならもう少しましだったかも知れませんが、所詮当時の香川県のレベルではそう簡単な事ではありませんでしたな。

現実を知り、また透析生活も決して楽しいモノではありませんのでね。
やはり、そうした中で精神的に疲弊していき、イライラ感も強まったのかも知れません。

まあ、元々の性格というのも影響はあるかも知れませんね。
もともと朗らかな人であれば、こういう状況でもある意味あまり変わらず過ごせる人もいるかも知れません。

変わらなくても内心は結構堪えているという人もいるでしょうね。

元々短気な人が更に短気になったりもあるでしょう。

逆に短気だったのに、透析するようになって気が長くなったという人もいるかも知れませんけどね。

じゃあ、どうすればイライラ解決が出来るのか?

これは何度も書いて来てるように、もうね、透析中心の生活から脱却するしかありませんよ。

外で働いている透析患者さんは比較的イライラも少ないと思います。
生活面で仕事も優先事項になってますので、透析ばっかりの毎日になっていないという事が、逆に無駄なイライラを遠ざけているとも言えますね。

また、夢や目標に向かって邁進してるのも良いでしょうね。
そういう方は透析者でも、割と気長に透析に立ち向かえてる感じがします。

僕自身も、ずっと透析中心の生活から、ブログやライターの仕事のおかげで目標も出来、また、良い病院に通ってる事で透析のストレスが減りましたね。

やはり透析中心の生活にならぬように、もっとたくさんのモノを見ていく必要性はあるでしょうね。

透析が2番目以降に来るような生活設計になってれば、透析で受ける大きなストレスを軽減できるのでしょうね。
やはり、透析者でも旅行したり、出かけるという行動は大事です。

そりゃ、人間ですからな。
人工透析なんぞやってたら、誰だって多大なストレスは受けますよ。
しかし、外の世界に出て行けば、気分転換にもなる。

決して家と病院の往復ばかりの人生にならない事が重要ですね。

コレしかありませぬ。
イライラが表面に出てるような患者さんは、家と病院の往復だけの人生になってる人が多いですな。

そこの間に何かを割り込ませる。
趣味でも良いし、恋愛とかならもっと良いかも知れませんし、何でも良いので割り込ませる事は出来ると思います。

透析生活で受ける不安感からの脱出。
これが僕らの最大テーマなのだと僕は思いますよ。



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