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僕はね、人間は「＊清濁併せ吞む」ようなところが必要だと思うんですよね。

まあ、そうしたいのは誰もがそうなのかも知れませんが、実際に実社会に出て、そういうのをやろうにもなかなか難しいので出来ない事もありますけどね。
心の中の理想としては誰しもあると思います。

要は、度量の大きい人になりたい。
そう思うけど、ついつい小さな事にこだわってしまったりだとか。
なかなか自分を理想通りに演出するのは難しいですな(-_-;)

＊善人でも悪人でも来る者はすべて受け入れるという、「度量の大きさ」を表すたとえ。
「人工透析」が精神に影響を与える？

前に脳外科医の先生から、人間も50を過ぎると「小さな脳梗塞」の1つや2つ出来るよ。
と聞いた事があります。

小さな脳梗塞なので、ほとんど影響は無いらしいのですが、人によっては10個とか20個とか出来てしまう場合もあると聞きました。

以前、テレビでも放映されて若干話題になったんですが、前頭葉に大きな影響を受けてしまうと、人間は理性を失くすと言われていました。

前頭葉を事故で失くした男性が、とても凶悪になり全く堪え性が無く、暴力と性の権化と化してしまったという話もありました。

ん～(-_-;)
恐ろしいですな。

「人工透析」を受けていますと、脳梗塞は起きやすいと聞きますし、友人たちの中にも脳梗塞に悩まされている人は何人もいます。

もちろん、小さな脳梗塞だってたくさん起きるのかも知れません。

ああ～、変なところが詰まって、自分自身が変わっていくのは嫌だな。
そう思ってしまいますよね。
出来れば、人間の凶暴性とかそういった悪い部分が出ないように詰まってくれるのは逆に有難いですけどね。
そう都合よくいかないでしょうし(*´Д｀)

透析年数が伸びてくると、そういうのが自分に襲い掛かってきて、自分自身の人間性に悪影響を与えるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいますな。

ホントに自制の日々ですわ。

人としてダメになりたくない、という強い思いが僕はよく頭を駆け巡るんですが、皆さんはどうでしょう。
それでなくとも、人間は年を取れば柔軟な考えが出来なくなって、物事に固執しすぎたり、頑固になったりしやすいですよね～。

ああ～、心配だ。
頑固は確かになってる気がする(-_-;)

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自分が偉くなったと錯覚(-_-;)

いや、このブログを始めたのは2015年の11月末からなんですが、ブログ村に登録後、アクセスが伸び始めました。
で、2016年2月頃、「人工透析カテゴリ」で初の1位となりました。

その時ね、一瞬（一瞬と言っても2～3日くらい）自分が偉くなったかのような錯覚に陥った事がありました。
まあ、偶然その頃辺りから、今の友人関係が始まっていて、他のブログで飯を食ってる人たちと交流が出来たおかげで助かりました。
なんせね、そのグループの中では、僕は圧倒的ビリですからね。
1番少ない人でもアクセス（ユーザー）5000、PV1万というレベルの人たちでしたんでね。

ある方などは、
「トシのブログくらい2週間で追い抜いてやるよ。」と新たなブログを作り、なんとたった4日で抜かれました。

(-_-;)

世の中には信じられぬほど、能力の高い人たちがいるもんです。
まあ、おかげで自分を見失わずに済みました。
感謝ですな(*'▽')

な～んも偉くはない訳でして。
僕なんかは単なる辺境ブロガーに過ぎない、そういう事を教えてもらった感じがしました。

数多くの読まれもしない多くのブログを（現在全16）運営する辺境ブロガーなのです。
（全部に辿り着けたのはゲームブロガーのシンちゃんだけです。）

人はどうでもいい、まず自分がどうあるべきか

僕なんかはまだまだ透析11年（今月18日で丸11年となりました）ですけどね。
やはり色んな方を見ていて、自分自身はこうありたい！　という理想が出来る事は悪い事ではありませんな。

やはりね、今後、僕も頑張って生きていけたとしたら、透析20年とか過ぎ始めると、周りから
「凄いですね(*'▽')」
「大変ですね(*'▽')」
という声をかけられるようになってくるんだろうと思います。

で、そうなって来ると、周りの人たちが常に敬意を払ってくれるようになったり、気を使ってくれる事も多くなってくるようになります。

そうするとね、やはり自分が偉くなったような錯覚にまた陥ってしまうんではないかと(-_-;)

なんせ、長く透析を続けていく、社会の中で活躍する、そういった名目を掲げてやってますから。
いつか、そういう自分が自制心を失っていくのではないかという恐怖を覚えますな。

敬意を払ってくれるようになりすぎ、誰もそういうところを注意してはくれなくなりますからね。
余程、自分をしっかり持って自制していかなくてはならないだろうと思いますね。

先日はバンザイさんが「トシヒーロー物語」というのを書いてくれました。

の～(-_-;)
いきなり冒頭で、
「知名度・人気共にNo.1だ！」とか書いて下さってまして。

焦りましたな。
僕の性質上、調子に乗りやすいところがありますからな。

スグ、こう思うようにしました。
ネット上の極々一部のほんの小さな世界の話（しかもその中でも僕などは別に特別特質な何かを持ってる透析患者ではない）、実社会で僕の事なんて誰も知らない。
患者会でも1年生。
まだまだ駆け出しのペーペー。

そりゃ、自分のブログなんだから、自分のブログの中では自分が最強ですけどね。
実社会では、全くの弱小君なのですよ、僕なんかは。

そう思って自分を戒めていかないと、僕の悪いくせでスグ調子に乗っちゃいますからな。

まあ、今は僕が横道それても、温かく見守ってくれる人やちゃんと注意してくれる人たちが多くそばにいてくれるからいいようなモノの、やがては敬意を払われすぎて、自分自身をダメにしてしまうんではないかと、非常に恐れる部分があります。

先日はFacebookページで色々ありましたからね。
そういうところが僕にはありますんで、とにかく人の事はどういう人だろうがどうでも良い、まず先に自分がどうあるべきか？　というのを考えさせられた次第です。

大切だと思う、透析者の人間性

確かにね、透析を受けているというだけで、厳しい目を向けられる事もあります。

ネットの中では
「透析やってる奴は頭おかしい奴ばっかり！」といった中傷が見受けられます。

僕らね、やはり人間性というのを重視していかなくてはなりませんよ。

決して驕り高ぶる事なく、実社会と融合していけなくてはならないです。

透析を受けていても、頑張ってる人は多いです。
勝負の矛先は実社会の中であって、透析界内部ではありませんからね。

兄ぃたちとかが、実社会の中で一般人に混ざって実績を上げ続ける姿に、カッコ良さを感じますな。

清濁併せ吞む。
ん～(-_-;)
度量の大きい男になりたいですよね。

ちっぽけな自分に嫌気がさす今日この頃でございます。
(-_-;)


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