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前回は昼の6時間透析と深夜のオーバーナイト8時間透析の2セットでのシステムを提案させて頂きました。
ただ病院サイドから見れば、コスト面などの問題もあろうかと思います。
未来型の透析システムを考える上で、いくつかの重要事項があります。

*病院のコスト面
これは何気に重要です。いきなり倒産でもされれば、困るのは患者さんですからね。収益面が赤字になるようなやり方は出来ないでしょう。

*患者の満足度
これも無視できません。患者にメリットが多くなければ医療の意味がありませんから。

*患者の時間需要度
これも大事です。オーバーナイト8時間透析をしていても、患者数が伴わなければ病院側の利益に関わります。希望者が昼間の透析に集中しがちですからね。

*スタッフの勤務需要
オーバーナイトでは、スタッフの深夜勤務が必要になります。病床の多い透析施設では、透析看護師、臨床工学技士、下働きの准看護師、いざのための臨床検査技士、介護士など多岐にわたるスタッフが必要になります。深夜でもこういうメンバーをひと揃えに働いてもらうのは難しいですね。医師も必要ですし。スタッフの家族や体力面などに影響が大きそうです。


こういった諸々を考えていくと、6時間+8時間の単純セットでは難しいかも知れません。
患者さんの希望もありますし。
おそらくは、オーバーナイト8時間透析は若い患者さんが希望の中心になるでしょうし、老齢の方では4時間透析を残して欲しいという声もありそうですね。
昼間の透析ばかりに人気が集中するのもどうかと思いますが、結果そうなるでしょう。

実際、未来型を考えて実行している透析病院も数々出てきています。
そういった所では、土曜の深夜だけオーバーナイト8時間透析をしていたりなど、色々な工夫が施されています。
スタッフの深夜勤務が週1回で済みますから、うまく交代制にすれば2週に1回の深夜勤務に出来るなどのメリットもあります。
そりゃあ、日曜以外すべてオーバーナイトをやるのは、働く方の負担が大きすぎるかも知れませんから。それを考えれば週1回パターンは理に適っていると思います。

あんまり夢みたいな事を言っても現実味がありません。
ある程度の譲歩は必要でしょうね。

では、昼間の6時間透析プラス、夜間透析6時間のセットはどうでしょうか?
更に、土曜だけ夜間6時間透析の中から希望者のみ変則オーバーナイト8時間をやってみては?

仮に昼間は朝9時からとした場合15時頃には終わります。
夜間透析は18時からという事にして、それだと深夜0時終了です。
土曜日だけ深夜2時までの変則時間オーバーナイトをやるのはどうでしょう。
オーバーナイトというより、夜間透析の時間延長というスタイルですが、そのやり方ならスタッフさんの負担も少しはマシになりませんか?
これに送迎車の送迎を付ければ、かなり良さそうな気がしますが。
翌日は日曜ですから、ちょっと夜更かしが過ぎたという程度であり、スタッフの身体影響も減り、患者も8時間透析が出来て一石二鳥です。
夜間透析も昼間のチームと入れ替わる16時からの受付とすれば、2時間の前倒しも可能です。

患者サイドは長時間透析では睡眠をとっていたほうが楽ですので、時間を前倒しされると困るかもしれませんが、両者の譲歩のバランスは取れていると思います。

昼間の6時間透析+夜間の6時間透析、土曜の夜間だけ2時間の時間延長というシステム。
ぜひご検討下さい。


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