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人工透析というものにおいて、患者はその病院やスタッフさんを信頼できるのか・・・が結構な重要要素となります。
しかし、まあ少々の信頼不足があったとしても、命まで取られる心配は、普通は考えられません。

ところが、同一施設で度重なる事故や事件が起きているという現実もあります。
実際、逮捕者まで出していながら、不祥事を繰り返してしまう透析施設があった以上、命まで取られる心配が絶対無いとまでは言い切れないのも事実です。

具体的な事例では、東京の某透析施設で2010年、6月女性患者さんの左足からのチューブが抜け、ブザーがなったにも関わらず確認不足であったため、その女性患者さんが大量出血のため出血性ショックから低酸素脳症を起こし翌日に死亡するという事故が起きた。
通常、穿刺部分から勢いよく出血してしまった場合、致死量に至るには5分前後かかるため、ブザーが鳴った際、しっかり処置していれば何ら問題は無い。
確認をしっかりしなかった事で起きた事故である。
しかし、この透析施設では、2014年、6月にも事件が起きた。
医師が殺人目的でチューブに細工し、患者を殺そうとしたとして逮捕されている。
結局は他のスタッフが早急に対応したため、患者に被害は出なかったが、この2つの事故と事件でこの施設は悪い意味で有名になってしまいました。

この透析施設で、一体何が起きていたのか・・・。
これまでも僕は何度かうまくいってない施設の話題を書きましたが、ここまで表立って何度も事故が起きる病院というのは珍しいです。

透析患者にしろ、スタッフにしろ、人工透析というのは想像以上のストレスがかかっていますから、何がしかの問題が起きれば、大体はある程度の改革が行われ、2度と問題が起きないようにするものなんですけどね。

僕たちは、透析中は透析機器に繋がれているため、身動きがとれません。
しかし、そういった事故を詳しく知っておく事は、自分自身を守る事にも繋がります。
事故の大半は抜針時の空気混入か接続チューブが外れるなど血液が大量に漏れる事故ですから、違和感がある際は直ちにスタッフさんに声をかけて対処する必要があります。

少々怖い話題ですが、一応頭に入れておくだけでも違ってくると思います。
所詮、人間がやる事ですから、100%ミス無しというのは難しいと思いますからね。


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