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最近は入院し、透析導入をして、その後地元病院の外来透析(通院透析)に変わるというやり方をしてる人が多いですね。

僕も透析患者さんで知り合いがうんと増えてきて色んな話を耳にする事が増えましたが、最初から有名な医師の元で透析を受け始めた人っていうのは、前向きで医療に対する感謝の念を持った人が多いですな~(*'▽')

一方で、透析中に寝てたら、「感謝が足りない患者」として晒しものにされたなどと言ってる患者さんもいます。
ん~(-_-;)
こりゃ、そこの医療者の質が低いパターンですな。
人は順位をつけたがるなぁ(-_-;)

いや、世の中には勝てる人とそうでない人がいますからね。
一部の勝てる人、その他大勢の勝てない人。
その中間には良い線までは行ける人もいますが。

医療を志し、その道の入って来ても、その中で実力は淘汰されますからな。
どうしても優秀な人の元には優秀な人が集まる。
その一方で、吹き溜まりのような質の落ちる人材ばっかりが生き残っているような病院もあるのですな。

そういう吹き溜まりのような病院で透析をしてる患者さんは「心の闇」が深くなってしまうという問題が起きやすいのですわ。

だって、感謝しようにもできないような事態が次々起きるんですからな。

しかしまあ、これも自然の摂理と言いますか(-_-;)
学校の勉強や、運動会のかけっこなんかと同じなのですよ。

大勢の人がしのぎを削る場所では、必ず1番とビリが出ますから。
どういう摂理だかは分かりませんが、人間は人と争って優位不利を決めたがる生き物ですからな。
何でもそう。
スポーツも社会の中でも全て同じ。
戦争だってそうですからな。
至る所で有利不利を決めてます。

ルックス一つとってもそう、頭の良さ、運動神経、常に人と比べられるのが社会では当たり前のように存在してます。

その中で、何がしか得意分野があれば良いんですけどね。

別に学校の勉強が出来なくても、スポーツが得意であれば別の道がある。
人には向き不向きがありますからな。
しかし、これと言って何も持ち合わせていない人も世には大勢いますよ。
全部普通とか。
逆に何をやらせても人並み以上という羨まし過ぎる人もいますし。

そして、その中で勝てない人が集まってしまうと、そこでは「負のオーラ」が全開になりやすいですな。
なので、組織を構築する場合は、優秀な人材を誰もが集めたがるのですな。

信長の野望というゲームがあります。
このゲームをやってていつも思うのは、戦国時代に勢力を伸ばしていた大名の配下には有能な部下がとても多いという事です。
織田信長、伊達政宗、島津義弘、毛利元就、武田信玄、上杉謙信、長宗我部元親、北条氏康、徳川家康
豊臣秀吉・・・etc
みんな家臣に有能な高いパラメータの人材を多く抱えてましたな。

歴史的に踏みつぶされた武将たちのパラメータの低い事(*´Д`)

例えば、競輪などの競技はS級、A級、B級と実力でクラス分けされています。
S級で活躍してる選手はともかく、B級でも下位の方の人たちの飲み会に着いて行ったら、きっと愚痴ばっかりこぼしてるでしょうな。

まあ、世の中そんなもんです。

それが病院で働く人の中でも起きてしまうのですよ。

当然、患者にも起きる事がありますけどね。

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理不尽さを感じる

居心地とかもありますからな。
愚痴ばっかり言ってると、そういうメンバーが自分の周りに集まって来るし、頑張ってる人の元には頑張ってる人が、成功者の元には成功者が集まって来ます。

世の中はそういう風にできております。

どうしてもそうなる。
そして、負のオーラが充満してるところで、人工透析というかなり厳しい医療を受けてれば、そりゃ、なかなか感謝の念も持てませんし、何のために透析を受けているのかさえ分からなくなるのですな。

そもそも、人間にはそれぞれ人間力の差があります。
同じ事を経験しても、感じ方は人によって全然違います。
僕が見て感動した映画を世の中の全員が感動する訳ではないのですな。

僕も営業の世界にいた経験がありますからな。
半年やっても1オーダーも上げられなかった人もいましたし、最初からバンバンとオーダーを出す凄腕の人もいました。
営業の世界は厳しいですからな。
オーダーを出せなければロクに給料ももらえませんから。

僕も営業を初めて経験した英会話スクールの時は、半年でたった21万円しか稼げませんでした。
家賃も払えなくなり、
「パン耳もらえませんか~?」と、パン屋さん巡りした事もありますよ。
涙と共にパンを食べた物でなければ人生の味は分からない。

まあ、そんな中でも何とか食らいついて食えるようにはなって行きますが、そういう事が出来ない人もいますからね。
家庭環境や学校生活の中で、強い心を育めた人とそうでない人の差もあるし、生まれついての頭のよさや勘の良さが左右する場合もあります。

例えば、人工透析を受ける患者さんの中にも、子供の頃から腎臓が悪くて(生まれつき)大きなハンディを負ってる子もいますよね。(腎臓だけに限りませんが)

理不尽だわ~(-_-;)

芸術の才とか、科学者の才でも持っていれば何とかなるかも知れませんが、そうじゃない場合、かなり大きなハンディですな。

「心の闇」は恐らく多くの透析者が持ってると思う

あ、いや、何でこういう話になったかと言うと、例えば透析導入時の早い時点で、有名な先生がいるような優秀病院で透析してた人たちの前向きさね(*'▽')
それを感じたから書いてるんですよね。

ん?
逆の人はどうすんだ?

優秀病院にもベッド数の限界がありますからね。
全員がそういう病院で透析できる訳では無い。
なので、どうしたって逆の場合は透析の負のパワーに流されてしまう場合もあるのではないか?
人間力にはそれぞれ差がありますから。
そうした病院でも負けずにやれる人もいるかも知れませんが、世の中には優秀な病院で透析を受けてるのに負けてる人もいるぐらいですからな(^◇^)

なんか、おかしいなと思う訳ですよ。

よくね、病院にいると耳にする事があります。
「透析患者さんは性格が難しい」

いや、それ、「透析者の心の闇」ですな。
結構、理不尽な目に遭わされてる人が多いですから。(医療者さんの事ではなく病気の理不尽さを言ってます)

頑張っても100%は報われぬ事もありますからな~。
しかも、「頑張る」を長く続けていくのはそう簡単ではありません。
が、透析環境ではそれを求められますからね。

その上に、心無い言葉を投げつけられる事もあります。
もうね、心はえぐられるばかりで、休まる暇もないと感じる人もいるのでしょうな。

賢く上手に世を渡って行けない人もいますからな~。

「不器用ですから」とか言ってられませんから。
そんな事言ってたら、合併症でアチコチやられてしまうんですからな。
ちゃんとやらないとスグ自分に跳ね返って来ますから。

そう言えば、前に80歳そこそこの食の細いじいちゃん2人が、増えの少ない自慢をやってましたね。
「俺は昨日はおにぎり1個しか食って無いんよ。」
「いや、俺は何も食ってない。水だけ。」
おいおい!
増え幅0.3キロって・・・おい!(*´Д`)
まあ、グチグチじいちゃんよりはマシだけども、2人共この世にはすでにおらんし。
透析やってるうちに摂生するのが楽しくなっちゃったのか?
そうでもしないとやってられなかったのか?
透析室で増えの多い人が怒られてるのを見て、増えないように頑張りすぎたのか?

何か知らんけど、妙に心に残ってますね。
あの2人は一体透析の事をどう考えてたんだろう。

こういうのも「心の闇」なんでしょうな。

そう言えば、透析13年やって来てここ10年間飲み続けてきた「レグパラ」が何の薬か知らんかったという婆ちゃんがいましたよ。
懇切丁寧に教えましたが、覚えてないだろうなぁ(-_-;)



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