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透析を受けながら、仕事もしてる(健康な人並みに)人って想像以上に多いんですよ。
世間のイメージとは大きく違ってるんですな。

世間では、「透析を受けてるなんて可哀そう。」というようなイメージが先行しがちです。

ところが、そうでもない。
確かに、病気の進行具合によっては気の毒な一面もありますよ。
僕なんか、これまで精神的に参ってましたな。
うつにもなるし。
社会的に厳しい意見に対し、どうするのか

なぜか、透析でも頑張ってる人にはあまり世間はスポットを当てませんな。

これは、恐らくは「医療助成」の問題が絡んでると思うんですよね。
透析者が可哀そうな存在だから、支援が必要という事でないと、助成は厳しくなるだろうと考える一派があるのかと。

ここにもね、過去に「透析者は寝てろ!」的なコメントが来た事もありますな。

しかし、一方では、助成を受けてるんだから、社会に還元せねばいかんだろう! と考える方も多い訳です。

ああ、まあ確かに、あまり元気過ぎれば助成の必要があるのか? って話になっちゃいますかね。
でも、僕に言わせれば、皆歯を食いしばって頑張ってる訳ですから。
動ける患者が社会に貢献しようって言うのは当たり前でもありますんでね。

ましてや、女房・子供を抱えてる患者さんもいますので、リタイヤできない場合もありますよ。

いや、家の修理に来てくれた大工さんなどは、「大腸がん」で治療の合間に来てくれましたよね。
家の修理中に手術もされてました。

世の中、そんなもんです。
病気だからと言って、そうそう休んでもいられませんからね。

ましてや、「がん」なんかは医療費払わなきゃなりませんから。

一般人がそこまでしてる以上、透析だからと言って僕もそうそうヘタレてはいられませんから。
そういう意味で、もうちょっと、頑張っている透析患者さんにスポットが当たっても良いのではないかと思うんですけどね。
意外と、ボロボロになっている患者さんのほうにスポットが当たりやすいんですよね。

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透析医療の進歩を疎外してる要素について

いや、どうもね、日本ってトコは僕から見ると矛盾が起きてる感じがするんですよ。
医療費削減政策をやってますよね。
ん?
そっちじゃないだろうって話だと思うんですけども(-_-;)

病気になりにくい生活習慣をもっと拡散すべきなんですよね。

一方で、フィブリノゲン製剤によるC型肝炎などの問題でも、責任は誰も取らないでしょう。
政府が病気を撒き散らしている現状もあるのですな。

しかも、かの問題では、政府は分かっていたのにずっとその問題の製剤を使わせ続けたという多大な責任がありますよ。

まあ、昔の事なんで今言っても仕方ありませんが。

現状でも、これだけ透析者の数が増えてるのに、本腰入れて腎移植や再生医療はやってくれませんし。
僕から見れば言い訳程度しかやってくれてないように見えます。

まあ、これも難しい問題を抱えてますけどね。

実際、既に人工透析は一大産業となってしまってますからね。
ここが弱まると困る人が多くなってしまった訳です。
医療だけの問題では無く、備品の製造などの分野も含めて、相当な産業となり、世界進出までして外貨を獲得してますから。

ここまで来てしまうと、透析に変わる新たな医療が出てしまう事を恐れるという事もあるのですな。
国全体の経済にまで波及する恐れがありますんで。

で、透析患者だけがターゲットにされてしまうという悲しい事実もあります。

要はね、問題が絡み過ぎなんですな~(-_-;)

何にしても、正しい道筋をたてようにも、ネックになる事も多過ぎる。
で、現状維持しか道がなくなるという問題が出てしまってます。

残念ながら、暗中模索は続くのですな。

変革期は必ずやってくる

いや、僕はですな、「人工透析」はもうかなり明るい世界となってると思いますよ。
昔は、1キロの除水をするのに8時間とか透析しなければいけなかった訳ですし、本当に「透析したら5年」という世界観でしたよ。

今はどうでしょう。
ちゃんとやれば、20年生存だってそんなに難しくない医療になってるじゃないですか。(一部の病院では20年生存が難しいところもあります。導入年齢や疾患によって差もあります。)

透析医療に情熱を燃やす医療者さんも増えてきました。

恐らくね、これからは在宅血液透析(腹膜透析ではありません。あくまで血液透析を自宅でするというモノです。)が主流になっていくのではないかと感じます。

透析機器がね、恐らくはコンパクト化しようとしてますんでね。
そうなって行けば、外来透析は臨時措置的な世界(高齢者や独居者など在宅が難しい場合や、一時的な措置として)に変わっていき、透析自体が家でやるものに変わるような気がします。

本来なら、再生医療などの最新鋭医療が発達してくる頃に、大きな変革が来そうですな。

そこが変革期になっていくかと。

まあ、問題なのは、僕が生きているうちにそういう世界がやってくるかどうかですな。

ん~(-_-;)
1990年頃、僕は高校を既に卒業してました。
当時は、携帯電話と言えば、お笑いの平野ノラさんが抱えてるショルダータイプでしたからな~(*'▽')

あれから27年、今やスマホが当たり前ですから。

透析も25年もあれば大きく変わってしまうのではないかと。

25年後と言うと、僕は透析36年で75歳になる訳でして。
そんな頃に変わってもあまり意味がないような(-_-;)

それ以前に、僕がそこまで生きれる保証はありませんからな~。

ただ、変革していく世界観を見てみたい気はしますんで、透析25年くらいはクリアしたいですな。
運良く、今の所、心臓の爆弾と石灰化の恐怖と癌の再発くらいしかありませんからな。(いや、結構あるね。(-_-;))
そこさえ行ければ、25年くらいは行けるんではないかと。



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