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「癌」でお亡くなりになったある方が残した言葉

「病という敵は、自分自身の持てる力と主治医の最高の医術を持ってしても敵わぬ事もある。しかし、ありとあらゆる手立てを尽くしてくれた主治医の思いに、耐えられぬこの体の歯がゆさは何ともし難い。」

ぬ~(-_-;)
「癌」と「人工透析」

「癌」と「人工透析」の違いと言えば、「人工透析」は持病みたいなもんですからね。
終わりのない戦いとも言えますな。
もちろん、「癌」でも場合によっては似たような事になる場合もあるんですけどね。

ただ、「癌」だと完治という方向もあるだけにね。

「人工透析」の場合はずっと続く戦いで勝つ事はないような気もしますな。
先輩たちがこの世を去り、いつも思うのは、
「この人工透析から解放された」という感覚もあるのですな。
悲しい思いと、そして、苦しみから解放された言いようのない思いとが重なる事が多いです。

治る治らないではなく、いかに上手にこの病気と付き合っていくかがキーですからな~(*´Д`)

更に、「人工透析」の合併症で「癌」になる事も多いですからね。

どうしたもんか。
まあ、僕の場合は「癌」にもなりましたが、腎臓摘出で難を逃れましたからね。
「癌」の闘病は1週間で終わってしまった感があって、イマイチ自覚には欠けるんですよね。
一応、まだ完治という訳では無いらしいですが・・・。
初期に摘出しましたんで、転移の可能性は低いらしいですけどね。

DSCN1867


別々の病を同列に語るのはどうかと思う

よくね、「癌」を例に出して「人工透析」を語る人がいるんですけど、あれって僕は違うんではないかと思う事が多いです。
どっちもなってますからね。
治る可能性がある「癌」と、もう治しようのない「癌」は全く違うモノだと思いますからね。

「胆管癌」のような厳しい「癌」もありますからね。
「胆管癌」は手術で死亡するケースも5~10%近くあり、切除しきれない時の5年生存率はたった1%。
完全切除に成功しても5年生存率がたった26%とという狭き門ですな。

胆管癌でお亡くなりになった有名人では、斉藤仁さん(柔道金メダリスト)、川島なお美さん(女優)などがいます。

そういう意味でも、「人工透析」とは同じ闘病と言えど、種類が違うと思うんですよね。
「癌」も進行度合いや種類がありますから。

人工透析は完治というのがまずはありませんからね。
いかに悪化を先送りにするか・・・という世界ですから。

先の言葉を残した患者さんも「胆管癌」だったらしいんですよね。

余程良い主治医だったのでしょうな。
その言葉の端々に主治医への信頼と感謝が込められてる感じがします。

しかし、自分自身の体がドンドン癌に敗れ去り、歯がゆさが残ったのでしょうな。

ん~(-_-;)

テレビでラグビーの平尾誠二さんとiPS細胞で有名な山中伸弥教授の胆管癌との戦いもやってましたけどね。

山中伸弥教授が明かす、故・平尾誠二との「最後の一年」


「人工透析」は負のイメージでしか描かれていない

「人工透析」では主治医との関連性は、結構長い何月に及びますよね。
ところが、先の言葉を残した胆管癌の患者さんや、平尾誠二さんのような、主治医を100%信頼して頑張った秘話みたいなのが、人工透析には無いような気もするんですが・・・。

ん?
なんでだ?

やはり、「人工透析」の特殊性かな~。
イメージ悪いですからね~。

という事で、僕は何か、後に残るような言葉を書き残しておきたいとは思うんですよね。

透析ですと、突然死に近い形や、最後はボロボロになってそういう余裕が無かったりとか、そんな状況もあるとは思うんですが。

あと、比較的隠したがる病だったりもしますのでね。
正確なところが伝わってない病ですし。

そう言えば、「癌」患者さんがメインの映画やドラマは多いですけど、「人工透析」メインの映画やドラマはほとんどありませんよね。
数えるくらいしかありません。

たまにあっても、透析の負の部分ばかりが描かれてたりしますからな~。

ん~(-_-;)
生きてるうちに脚本でも書いておこうかと思うくらいですよ。



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