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ネットサーフィンしてますと、色んな主張が出てきます。

まあ、「人工透析」というワードで検索しますと、前は「人工透析は受けない方が良い」というような内容の書籍が上位に来てましたな。
(しかし、週刊現代や長谷川豊などの話題で検索順位が大きく変わってしまいました)



3時間透析から4時間透析への移行問題

医学的な知識ではありませんが、多くの方から透析導入時のクレアチニン値を聞きますと、大体「8~12」くらいの人が大半です。(もちろん疾患などにより多少の誤差はあります)

という事はやはりクレアチニン値「8」がひとつの目安になるんでしょうか?

実際、中国の方とか透析せずに10年などというのも出てきますけどね。
その間の血液データや尿検査のデータなどはほとんど出てきませんのでね。
実際のところ、どこまで引っ張れるかは微妙ですな。
クレアチニン値8ですと、もう回復のメドはつかないと思いますからね。

まあ、尿毒症の症状が酷くなれば、透析導入したほうが賢明なような気がしますけどね。

むくみ、はきけ、めまい、呼吸困難などに僕も襲われました。
しかし、透析を受ける事で面白いくらいにその症状が消えました。

後、これも僕の印象に過ぎませんが、導入の早かった人ほど予後が良い感じを受けますね。
いきなり週3回×4時間という透析では無く、週2回だったり、1回3時間透析だったりという、そこまでの重症じゃない段階から透析を始めた人のほうが元気が持続してる気がします。

僕はクレアチニン値12を超えてからの導入だったので、ちょっと損失が大きかったのではないかという気がします。
根拠はないんですけどね(-_-;)

ただ、最初3時間透析からスタートした透析者の方は、どのタイミングで4時間にするかが1つの大きな問題点になってる気がします。
僕の友人にも1人いますが、医師から
「4時間にしましょう」と言われても、頑として3時間を通してるんですよね。
これはまあ1つの大問題でもありますな。
各病院で3時間から4時間透析への移行の説得に苦労するという話は聞きます。

透析をやった事のない方は分かりづらいかも知れません。
僕自身が最初の2回は足が攣るなどのトラブルで3時間で終了しました。
3時間透析ですと、さほどの事もないんですよね。

3回目以降4時間透析になり、それで分かったんですが、3時間経過してからの1時間が実はしんどい訳ですよね。
3時間まではどおって事ないんです。

で、それは他の方も同様らしく、そういう話が蔓延してますんで、3時間透析の人が4時間への移行を嫌がるんでしょう。
嫌がって先延ばしにすればするほど、そこに予後の影響が出てしまうと思うんですね。
せっかくのアドバンテージがそこで失われてしまうのではないかと、僕なんかは見てて思います。

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自分の目指す透析とは何かを考える

僕もね、透析患者数を減らすには「移植」と「保存期対策」の両輪が必要だと思います。
多くの方がそう言ってますし。

でも、どちらもあまり伸びてない気がしますね。
僕なんかがまさにそうだったんですが、「透析導入」になる事への重みを受けてめてなかったんですよ
ね~。

そもそも、「透析って何?」くらいでしか無かったですからな。

やってみた初めて分かったという世界でした。

これじゃ~~~(-_-;)
駄目なんですよね。
人工透析の事がもっと世に伝わって欲しいとは思うんですが、昨今では若干差別的に(医療費の問題などで)扱われる事もあって、テレビなんかでも遠慮気味なんですな~。

むしろ、透析の事ならネット世界が1番進んでると思います。
情報発信の自由度が高いですからね。

いや、昨日もSさんがメッセージくれてまして、色々教えてくれたんですよね。
まあ、僕のこのブログの場合、ちょっと位置づけしてるものが多い訳でして。
柔軟性に欠けてたかもしれませんな。

ただ、ずっと読み続けてくれてる人は分かると思いますが、僕自身は8時間透析とかは目指してないんですよ。
自分のQOLと合わないと思ってますんで。
そもそも、38から透析導入ですから。
まあ、70歳くらいまで生きれたら、それで良い訳でしてね。
透析32年が目標値なんですな。

自分自身の人生設計や他の事も重要ですからね。
透析時間を延ばす事に対する発信は重要だと思ってるのでドンドンやりますが、それも本人の色んな意思が必要ですからね。
僕自身はとりあえず5時間QB300というスタイルしか目指してないんですよね。

で、できれば在宅透析で頻回が出来ればなお良いと考えております。

この辺も賛否はあるでしょうけども、僕の場合はそのスタイルで十分に目標の透析32年は目指せると思ってますから。

まあ、今の僕の食生活スタイルが5時間透析に向いてると思ってるんでね。
中2日を体重の4~6%の増えで、中1日を3~4%で。
と考えてやってます。
69.5キロがドライウェイトですからね。
約70キロと考え、中2日が2.8キロ~4.2キロ
中1日が2.1キロ~2.8キロという事になります。

で、僕の除水限界値が1時間900ccですな。
出来れば1時間700ccまでで楽な透析をしたい訳です。

となりますと、中1日は問題無いのですが、中2日ですと4.2キロなどは4時間では除水しきれませんから。
5時間透析のほうが向いてる訳です。(実際に5時間透析時代に4500ccの除水はやってみた事があります(-_-;)単純に増え過ぎただけですが)
今の4時間透析ですと、中2日ではお持ち帰りするしか方法がありません。
送迎の関係で4時間で終わらないといけませんからね。

後、この時の食事内容から5時間QB250~300がリンやカリウムやアルブミンにおいても適切ではないかと考えております。
まあ、考えは色々あると思いますけどね。
僕の考えを押し付けるものではありません。

人工透析の罠

話が横道にそれましたが、透析導入というのが、僕は1つの大きな分岐点と思っております。
ネット上で見つかる様々な発信があります。
その中に、「いかに透析を受けないか」について書かれてるモノがありますんでね。
誤解があるんじゃないかと感じますよね。

僕ら透析導入した者から言えば、そこまで尿毒症が酷いんだったらなぜ透析しないんだろう? と感じてしまうんですよね。

恐らくは、透析のイメージが古いんですよね。
僕は現代透析では、トラブルさえなければ20年、30年生きられると思うんですよ。
むしろ、クレアチニン値5~8で必死で頑張るよりも、透析を受けた方が長く生きられるんではないかと、現代透析に魅力を感じます。
もう、そういう時代になってると思いますな。

なのに、
「透析だけは受けたくない!」と限界値で踏ん張ってしまってる人も見かける事があります。

ん~(-_-;)
その人にとっての透析のイメージが悪いんでしょうな(*´Д`)

透析患者を減らすという観点にはなりませんが、この限界値で踏ん張ってしまう現象がどうにも解せません。
そのイメージの悪さが「人工透析の罠」なんですよね。

また、3時間透析から4時間透析への移行を拒むケースでも同じ事が言えます。

印象や思い込みで人生が左右されてしまう。
そういう罠を何としてもなくしたいと思うんですが・・・。



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