スポンサーリンク
いや~、僕は猜疑心が強いんかな~(-_-;)
まあ、色々あったからな~。

透析導入病院時代にスーパー看護師のOさんから
「20年、30年先の事も考えて」と言われたんだけれども、10年もヘタレた訳だし。



見た事しか信用できないよね

と言うかね、導入病院時代は仲の良かった兄貴分のOさんが透析15年(60歳で透析導入75歳で亡くなられた)でお亡くなりになって、そのOさんが僕の知る限り最長だったんですよね。
透析16年以上の人はいなかった訳です。

まあ、同級生のお母さんが透析しててその頃で20年以上別の病院でやってましたんで、直接見た事がある透析患者さんでは、その同級生のお母さんが最長ですわな。

でも、そのお母さんも今も透析してるそうですが、当時からすでに歩くのが精一杯という状態でした。

という事でね、人の話よりも、自分の目で見た事しか信用しないと言いますか・・・。
だって、実際、20年以上透析してる人なんて、話には聞くけど見た事は無かった訳ですから。
たまに見たら、もうヨレヨレの状態の人でしたからね。

そりゃ、僕も10年か15年でボロボロになって死んでしまうと思っちゃいますよね。

いくらスーパー看護師のOさんが「20年、30年」と言っても現実味が無かった訳ですな。

「百聞は一見に如かず」とはよく言いましたな。
これが東京に行って、元気な長期透析患者さんを何人も見てしまうと、
「あら(-_-;)」となってしまいました。

生きられるやん(*´Д`)

まあ、この現象と実は同じなんですけどね。
こういうブログを書いてますと、たまに4時間透析から3時間になったけど、元気ですよ。
とか、そういうコメントやメッセージをいただく事もあります。

ところがですな、僕もアチコチ行ってるんですが、いまだにそういう患者さんは表舞台で見ないです。
確かにですよ、透析時間が短くなる事は、その時はさほど体調も崩さないでしょうし、透析時間が短くなる事でQOLも上がるでしょうな。
時間が短くなるのは透析にかかる負担が減ります。
でも、そういう類の患者さんたちは、透析導入病院時代から何人か見て来たのもあります。
11年経った今、そういう患者さんたちがどうなったかというのは、僕は見てきて知っております。

なので、いくら「時間短縮で元気です」と言われましても、やはり表舞台に出てきてそれを主張しない限り、やはり信用に値しない訳です。

確かにそのやり方は一時的にQOLも上がるし、その時はいいんでしょうけど、5年、10年経過した段階でどうなるかですよね。

逆に言えば、そういう時間短縮患者さんたちの5年後、10年後がどうなったかはこれまで自分の身の回りでもいましたので、見て知ってる訳です。
逆に東京に行って、時間を伸ばすほうや頻回透析をやってる患者さんたちはそれをすでに5年、10年やってきてていまだに元気だったのですな。

なので、自分の目で見て、
「おお!透析はやはり透析量がモノを言うな!」というのは自分の目で確かめた訳です。

DSCN1222


現実はこうだ

透析を導入したばかりで、まだ3時間透析の人や、週2回透析の人は周りにもいますよ。
しかし、いつかは3時間から4時間へ変えないといけない時が来ますな。

昔、導入病院時代にそう言う女性患者さんがいたんですが、頑なに4時間への移行を拒否し続けてましたな。
しかし、その女性患者さんはすでにこの世にいませんからな。
その後の状況をつぶさに見てきて、4時間への移行はしたほうが良かったんじゃないかと、今でも感じますね。

僕の友人でも1人、4時間への移行を頑なに断ってる人がいたんですけどね。
ここ2年ほど会って無いのでどうなってるやら(-_-;)
僕が病院を変わりましたんでよく分かりません。

そう言えば、先日USJに行くために、透析の曜日を1日だけ変えてもらったんですが、その時に導入病院時代に一緒に透析してた人が、今の僕が通ってる病院に転院してきてました。(という事に気付きました。透析の曜日が違ってるので1度も会わなかった)
ん~(-_-;)
車いすになってましたな。
介護タクシーに乗ってました。
糖尿病性腎症で、透析6~7年くらいの人ですな。

一緒に透析していた頃は、僕の隣のベッドだった時もありましてね。
増えの多い人だったので、5時間透析をやってもらってました。
5時間やっても引ききれないほど増やしてましたね。

ん~(-_-;)
当時は普通に歩けてたんですが。

この会わなかった5年近い間に何が起きたのか(*´Д`)

一方、導入病院時代は、Kさんという70歳から透析導入して85歳まで頑張られた人がいたんですが、そのKさんはすごくしっかり摂生してまして、いつも増えは中2日であろうと中1日であろうと、必ず1.8キロでやってくるんですよね。
Kさんは亡くなられるギリギリまで元気でした。
急に訃報を聞いて驚きましたな。

みんなの話では(僕はすでに転院していた)急に具合が悪くなって入院し5日ほどで旅立たれたという事でした。
まあ、男性ですから平均寿命を超えてますし、よく頑張った患者さんでしたからな。(Kさんも糖尿性腎症でした)

という事でね、やはり摂生の仕方や透析量は多分に影響してると感じますな。

体力が無いと困る事になる

結局ですな、時間短縮した人なんかが、10年たっても元気ですといくら言っても、なんでか知らないが世には出て来ない訳です。
いや、透析時間が短いんだから世に出てくる暇は僕らより多いはずなのに。

という事でね、基本、そういうメッセージやコメントを残されても、実際僕が行く腎友会や学術イベントに参加して会いに来ない限りは信用されない訳ですな。

まあ、外の世界では見ないというね(*'▽')

しかし、これまでの透析病院内ではそういう患者さんを何人か見た事があって5年後、10年後どうなるかは知っている訳です。

そう言えば、ネット上で過去の医療データを見ても、時間を伸ばして良くなったというデータはたくさん出て来ますが、時間を短くして良くなったというデータは出て来ませんな。

患者さんのブログなんかで2、3あるんですが、それくらいです。

ただし、その場合は、透析時間を短くした事でQOLが上がったという事であって、データ上より良くなったという事は一切出て来ませんね。

実際に目で見ることもなければ、データ上でも存在しない訳で、やはり透析時間の短縮は予後に悪影響を結果的に与えるというのがはっきりしますな。
例外とかのケースも1件くらいあっても良いかと思うんですが、時間短縮で明らかにデータが良くなったというのは出て来ませんなぁ。

そう言えば、大ベテランさんが言ってたんですが、やはり透析は体力がないと駄目だし、食事が取れなくなっても駄目。
そうなってしまうと、体が4時間透析に耐えられなくなるよ、と。

ん~(-_-;)
いわゆる透析困難という事でしょうか?

確かにね。
体力は大事ですからな。

いや、そう考えますとね、全国には80歳超えてても8時間透析をしてる患者さんがいるらしいんで、恐るべしですな。
そういう患者さんとはどっかでバッタリ会ってしまいそうですな。
なんという体力(*´Д`)
僕なんか8時間透析とか耐えられるんかな(-_-;)



↓↓↓恐れ入りますがお帰り前に応援ポチをよろしくお願い申し上げます。

↑↑↑面白ブログ満載のランキングが見れますが同時に1票がはいります(*'▽')



        スポンサーリンク