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ないわ~(-_-;)
正解手がないわ~(*´Д`)

まあ、何でもそうなんですけどね。
一見、正解というのはありそうでも無かったりするんですよね。

ましてや透析の場合は患者1人1人の求めてる事が違ってますからな。

患者に敬意をはらう先生

透析の場合は根治出来る他の病気とは少し異質なところもありますからな。

古来より、日本では東洋医学と西洋医学のせめぎ合いもありましたし、医療界の中では常に切磋琢磨し、成長してきました。
今では治せる病も数多く、人間の寿命を大きく飛躍させてきました。

しかし、そこには患者がいるのですな。
患者がいてこその医療であるという事になります。
患者がいないと成り立ちませんからな。

という事は、ある意味、医学の進歩は患者が底辺から支えてる事になる訳です。
この部分は、僕もそういう思いがあり、知り合いの技士さんが10年前に新人で入って来て凄く穿刺の下手な子だったのに、10年たつと1つの病院で穿刺のエースに育っている事などから、患者が育てる部分も多岐に渡ると思います。

その技士さんよりも穿刺の上手な新人は何人もいたのに、結局1番伸びたのは1番下手くそな子でしたな(^◇^)
まあ、僕も短期間で2~3回くらい失敗されてしまいました。(今の病院では2年半で穿刺失敗が脱血不良が起きた1回だけです)

透析は難しいですからな~(*´Д`)
治せる病なら、完治に向けてやるべき事が明確になりやすい。
でも、透析ですと完治というのがありませんから、主眼をどこに置くかで全く違ってきますよね。

今回、長時間透析研究会の懇親会にも参加しました(*'▽')
まあ、陣内先生(東京ネクスト内科・透析クリニック)は3月の江東区腎友会のイベントでお会いしたんですが、他の先生はほぼ初対面というのもありました。

ただ、そこで見た光景の中で印象に残るのは、患者さんに敬意をはらってる先生も多かった事ですな。

ん~(^◇^)

なんと。
地元香川ではそういう雰囲気のある病院は特に少ないですからな~。
僕にとっては異質な感じに見えてしまうんですが(なんか、患者と医療者の心の隔たりを感じます)そこでは患者とザックバランに話す山川先生(白鷺病院)のような先生もいたりしますし(*'▽')

1日目の最後、ロビーで10人くらいの患者グループで話をしていたら、東京ネクストの医療者さんたちが来て、
「2次会やってますから是非どうぞ(*'▽')」と案内が来ました。
僕らは2日目もあるし、もう夜9時を過ぎていましたので、帰る事にしたんですけどね。

DSCN2713


患者が何を求めてるかを1番に考えてくれる透析であって欲しい

まあ、これは香川県だけの問題かも知れません。(他にも同様の問題がある県もあるとは思いますが)

医療者さんと患者の心の隔たりっているんだろうか?
っていう事です。

そう言えば、僕は透析11年になりますが、今まで1度も
「どう生きたいか?」について香川の医療者さんから聞かれた事がありません。

ん?
いや、患者がどう生きたいかは透析医療にはかなり重要ですよね。

死んでもいいから、とにかく苦痛の少ない透析にして欲しいのか?
いや、多少苦痛を伴ってもいいから、できうる限り元気で長く生かして欲しいのか?
仕事や生活の絡みで、透析時間を延ばせないけど元気には生きたい、どうしたら良いのか?

細かく言いだすとキリがありませんよ。

そういった様々な患者の思いに対して、
「じゃあ、こういう療法でやりましょう(*'▽')」と先生が言ってくれると、患者もやりがいがあります。

僕は、過去に、通り一遍の全く同じ透析を全患者にやってるという病院も経験しましたからな。(今の病院は1人1人に違う感じでやってくれます)
そういう病院ですと、患者のほうが透析に合わせて生活スタイルを変えていくしかない訳です。

あ~、なるほど。
だから、香川の東サイドは夜間透析をやる病院がないんですよ(-_-;)

患者が病院の提供する透析に合わせて生活をせざるを得ない訳ですな。
患者に合わせて色々やろうという意識がゼロに近い訳です。

そういう病院で長く透析を受け続けていると、患者も体力的な活力がなくなっていきます。
そして、
「死んでもいいから苦痛の少ない透析を!」と患者が懇願するようになって行く訳ですな。

そう言えば、今回、患者の筋肉量の測定や運動療法をやってる(なんか筋肉量が少ない患者さんはスクワットさせられるらしいよ(*'▽'))鈴木先生(援腎会すずきクリニック)も演題を出してリンの話をしてくれてました。

あはは(^◇^)
今まで、筋肉量(インボディ測定など)を測定された事がない(*'▽')

活動量の多い患者さん

と言いますか(-_-;)
実は根本に
「盆も正月も祭日もなく仕事してもらってるし、自分の事情を言って透析スタイルを変えてもらうのは我がままだ。」という観念も患者側にはあります。

どうしても、今与えられてる透析環境にこちらから順応して行かないと、いけないのではないか? という思いが患者側に芽生えてる気がしますな。
無理を言い辛い状態にあります。

今回の長時間透析研究会では
「活動量の多い患者さん」といったワードが数多く出て来ました。

活動量の多い患者さんというのは、日中の仕事をバリバリやっている訳ですな。
昼間の透析は難しい訳です。

で、夜間透析というスタイルや、夜間透析を長時間にするためのオーバーナイト透析というスタイルが生まれて来た。
しかし、僕の感覚だとそういう患者さんは外来透析よりも在宅透析へ移行した方が良さそうな気がします。
連日透析が可能になりますからな。(1回の透析時間を3時間程度にし、週6回から7回やる)

ただ、今回色々聞いてみますと、在宅透析移行のためには自己穿刺やその他の在宅透析のやり方を学ばねばなりません。
介助者も同じくですな。
聞くところでは1か月程度はかかりますな。

ん?
1か月も仕事休んでやり方を学ぶんでしょうか?

ちょっと矛盾してますね。
なので、外来透析のままの活動量の多い患者さんもたくさんいる訳ですな。

しかし、外来透析で患者自身の活動量を維持していくためには、夜間透析で更に時間を延ばしたい訳ですからな。
病院の負担は増えますし、その割に儲けが出にくくなる。

まあ、そうやって考えて行くと、患者の思うような透析を受けるというのはなかなかに難しいですな。

また、優秀な透析病院や先生の療法も、病院によって様々な特徴があります。
ここも重要ですね。
前にSさんが
「良い先生がいる病院だからと言って合うとは限らないよ~(*'▽')」と言ってたんですが、
ああ、なるほど(*'▽')
今回の色んな演題でちょっと見えてきましたな。

今の僕が通う病院が僕の目指す透析や生活スタイルに合致してる訳ですな。
だから透析の苦痛がなくなった訳です。
例えば、僕が坂井瑠実先生の病院でうまく順応できるか? と言われれば、ん~(-_-;) となる訳です。
今の病院と全然違う感じですからね。
そこまでハイレベルの透析は求めてませんし。
仔猫村のネコたちも大事ですからな。
仕事もこんな山の中でも出来てしまいますし。

そういう事を色々考えて行くと面白いですな。

まあ、是非、透析では医療者さんと患者さんの心の隔たりが無い世界にして欲しいと思います。
なんかね、香川ですと
「患者と仲良く話すな!」的な雰囲気がムンムンとしてるんですな。
で、通り一遍の透析を全患者に同じようにやってる病院まであるんです。
患者の生態を知る? というか、患者の思いとかを知って医療に活かそうという感じを受ける病院が少ないですね。

ですが、学会発表とかする病院の中には、患者主体で色々考えてくれる先生やスタッフさんが多かった事に安心しました。
いるんだ(*'▽')
ああいう医療者さんたちが。



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