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「プロ」という言葉についての第2弾です。
よく「透析患者のプロ」という言葉を聞きます。
精神面をなし崩しにしやすい環境である透析患者さんにとって、しっかり勉強し、自分を持っていただいたほうが、透析治療に差し支えずに済む・・・というところから、生み出されてきた言葉だと思います。
しかし、僕は、この「透析患者のプロ」という言葉に「違和感」を覚えます。
よく「透析患者のプロ」という言葉を聞きます。
精神面をなし崩しにしやすい環境である透析患者さんにとって、しっかり勉強し、自分を持っていただいたほうが、透析治療に差し支えずに済む・・・というところから、生み出されてきた言葉だと思います。
しかし、僕は、この「透析患者のプロ」という言葉に「違和感」を覚えます。
前章をお読み頂いた方はご理解頂けると思いますが、「プロ」というのは少なくとも「銭が取れる」事を指しています。
確かに透析患者も国から医療費を助成して頂いてはいますが、「銭が取れる」訳ではありません。
しかも「プロ」は、子供の頃から憧れる存在である事も必要です。
「透析患者」になりたくてなった者は1人もいないでしょう。
ですから「透析患者のプロ」という言葉は「違和感」しかない・・・という僕の主張もご理解頂けると思います。
ただ、何もしなくて良いという意味ではありません。
透析患者は多くの事を学ばなくてはなりません。
なぜか・・・。
それは、自分自身の心が治療にとても大きく影響する病気だからです。
よく女の子が「ちっちぇえ奴だな!」とかという、人を小馬鹿にしたような事を言いますが、まさに「透析」はそこがポイントとなります。
人間の器を大きくしていかないと、心が押しつぶされてしまうような環境にあります。
こちらが調子が悪くて相談しているにも関わらず、これといって答えを出してくれない医師(まあ医師だから必ず答えが出せるとは限りませんが、その場合そのままほったらかしにされてしまうのが問題)、「調子はどうですか~?と看護師に聞かれたので、調子が悪い状況を伝えたのに、特にこれといって何かはしてくれないスタッフさん、そういう状況下にある患者さんは多いと思います。
ひどいケースでは、そういった相談をさせないように、「患者の調子は絶対に聞かない!」という施設もたまにありますよね。
患者に有無を言わせない雰囲気のトコまであります。
そして、周りには、心を大きくできずに騒ぐ患者さんや、認知症などを患っている方など、ストレスにさらされる環境の中にいます。
そういう理不尽だけど、ある意味仕方ない環境にいる訳です。
もうこうなったら、自分に危険が差し迫らない限り、何も言えませんね。
(危険を感じた時は言わなきゃダメですよ~)
心が大きくできなければ、自分のマインドに影響します。
まさにこれこそが「逆襲の精神」です。
簡単に心が動じてしまうようでは、話になりません。
しかし、本来、強靭なハートは、強靭な体から生まれてくるものです。
我々には最初から、この強靭な体がありません。
風邪が吹けば飛ばされてしまうような、安定感の無い体です。
この状況から、強い精神を持て!・・・というのは、基本的に無理があります。
その無理をしなければならないのが「人工透析」なのです。
そして、そういう状況である事を世の中まで理解してくれていません。
そういう中、歯を食いしばって頑張っているのに、世の中が冷たい。
そりゃ、心をなし崩し的に壊していくのもうなずけます。
「透析患者のプロ化」
違和感はありますが、そこに込められた思いは理解できます。
それでも心を大きく保ち、頑張っているからこそ、僕は頑張る透析患者さんを「神がかっている」と称している訳です。
「イチロー選手級」と語る訳です。
メッセージでこの理不尽な状況を「心の修行だ!」と言ってくれた患者さんがいます。
この状況下、「動」ではなく「静」の精神が重要です。
まさに修行ですね。
人を評さず、己を磨き、心を大きくする・・・。
まるで御釈迦さんみたいな感じです。
ま、もっと気楽にいきましょう。(*'▽')
深く考えるから、心を大きく出来ないのです。
のほほ~ん!
ですよ。
のほほん!
「透析患者はのほほん化」です。
こういう「のほほん人間」に悪事をなす人が現れても、悪事をなした人が自分から潰れていってくれます。
なぜなら「のほほん人間」が世界最強だからです。
どんな卑劣な言葉を投げかけても「のほほん人間」の心には届かないし、悔しがりもしない。
だから言うだけ無駄!
相手が勝手に深く考え、自分から潰れていってくれます。
この「世界最強ののほほん人間」、難しいですがやるしかありません。
マスクもせずに、くしゃみする輩がいても、何とも思わないようになる。
目の前で大食いされても、何とも思わないようになる。
医師や看護師が頼りなくても、何とも思わないようになる。
知識と自信も必要です。
知識や自信が希薄だと、中々「のほほん」にはなれませんね。
多くを学び取れる「透析患者」という環境を、「楽しめる」までに成長していきましょう。
周りの雑音に心が左右されているうちは「まだまだ」ですね(*'▽')
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確かに透析患者も国から医療費を助成して頂いてはいますが、「銭が取れる」訳ではありません。
しかも「プロ」は、子供の頃から憧れる存在である事も必要です。
「透析患者」になりたくてなった者は1人もいないでしょう。
ですから「透析患者のプロ」という言葉は「違和感」しかない・・・という僕の主張もご理解頂けると思います。
ただ、何もしなくて良いという意味ではありません。
透析患者は多くの事を学ばなくてはなりません。
なぜか・・・。
それは、自分自身の心が治療にとても大きく影響する病気だからです。
よく女の子が「ちっちぇえ奴だな!」とかという、人を小馬鹿にしたような事を言いますが、まさに「透析」はそこがポイントとなります。
人間の器を大きくしていかないと、心が押しつぶされてしまうような環境にあります。
こちらが調子が悪くて相談しているにも関わらず、これといって答えを出してくれない医師(まあ医師だから必ず答えが出せるとは限りませんが、その場合そのままほったらかしにされてしまうのが問題)、「調子はどうですか~?と看護師に聞かれたので、調子が悪い状況を伝えたのに、特にこれといって何かはしてくれないスタッフさん、そういう状況下にある患者さんは多いと思います。
ひどいケースでは、そういった相談をさせないように、「患者の調子は絶対に聞かない!」という施設もたまにありますよね。
患者に有無を言わせない雰囲気のトコまであります。
そして、周りには、心を大きくできずに騒ぐ患者さんや、認知症などを患っている方など、ストレスにさらされる環境の中にいます。
そういう理不尽だけど、ある意味仕方ない環境にいる訳です。
もうこうなったら、自分に危険が差し迫らない限り、何も言えませんね。
(危険を感じた時は言わなきゃダメですよ~)
心が大きくできなければ、自分のマインドに影響します。
まさにこれこそが「逆襲の精神」です。
簡単に心が動じてしまうようでは、話になりません。
しかし、本来、強靭なハートは、強靭な体から生まれてくるものです。
我々には最初から、この強靭な体がありません。
風邪が吹けば飛ばされてしまうような、安定感の無い体です。
この状況から、強い精神を持て!・・・というのは、基本的に無理があります。
その無理をしなければならないのが「人工透析」なのです。
そして、そういう状況である事を世の中まで理解してくれていません。
そういう中、歯を食いしばって頑張っているのに、世の中が冷たい。
そりゃ、心をなし崩し的に壊していくのもうなずけます。
「透析患者のプロ化」
違和感はありますが、そこに込められた思いは理解できます。
それでも心を大きく保ち、頑張っているからこそ、僕は頑張る透析患者さんを「神がかっている」と称している訳です。
「イチロー選手級」と語る訳です。
メッセージでこの理不尽な状況を「心の修行だ!」と言ってくれた患者さんがいます。
この状況下、「動」ではなく「静」の精神が重要です。
まさに修行ですね。
人を評さず、己を磨き、心を大きくする・・・。
まるで御釈迦さんみたいな感じです。
ま、もっと気楽にいきましょう。(*'▽')
深く考えるから、心を大きく出来ないのです。
のほほ~ん!
ですよ。
のほほん!
「透析患者はのほほん化」です。
こういう「のほほん人間」に悪事をなす人が現れても、悪事をなした人が自分から潰れていってくれます。
なぜなら「のほほん人間」が世界最強だからです。
どんな卑劣な言葉を投げかけても「のほほん人間」の心には届かないし、悔しがりもしない。
だから言うだけ無駄!
相手が勝手に深く考え、自分から潰れていってくれます。
この「世界最強ののほほん人間」、難しいですがやるしかありません。
マスクもせずに、くしゃみする輩がいても、何とも思わないようになる。
目の前で大食いされても、何とも思わないようになる。
医師や看護師が頼りなくても、何とも思わないようになる。
知識と自信も必要です。
知識や自信が希薄だと、中々「のほほん」にはなれませんね。
多くを学び取れる「透析患者」という環境を、「楽しめる」までに成長していきましょう。
周りの雑音に心が左右されているうちは「まだまだ」ですね(*'▽')