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人工透析を受け続ける・・・というのは重い事ですか?

治ることもなく、迫ってくる死への恐怖、次々と襲い掛かる合併症、思い通りにさせてくれない病院・・・、
確かに、気が重くなる事に満ちていますね。


透析人生の闘いは常に今日が始まりである・・・と思う

どんなにわめこうが、どんなにイライラしようが、決して何かが変わってくれる訳では無い!
それが人工透析であると僕は思います。

5年、10年、15年と、この厳しい人工透析を受け続ける事は、そうたやすい事ではありません。
あなたは、その厳しい人工透析を受け続ける強い人です。

この厳しい人工透析を受け心を病んでいく人もいる中で、このブログを読んで下さっている透析患者の皆さんは、ギリギリの線で踏みとどまっている、優れた人です。
それだけでも凄い事です。

この病気は、深く考えすぎてもいけない気がします。

日が沈み、朝を迎える度に、新しく自分をリセットしていくような感覚でいったほうが良い気がします。

なぜか?

人工透析に終わりがないからです。
先を見ても、人工透析を受け続ける未来しか無いからです。
遠くを見ても、あなたの人生にストーカーのように人工透析がまとわりついて来ます。

その事が分かっているからこそ、あなたに重くのしかかってきます。

それに対抗するには、過去を見ず、未来を見ず、今を生きる!のが1番です。

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生きる限りは
歌いながら行こう!
あなたの道はそれだけで
それだけで退屈でなくなるんです。

ウェルギリウス

ウェルギリウスは古代ローマの詩人です。

僕はよく知りませんが、「遊戯王」のカードでも彼岸の詩人として登場するそうです。

透析に関する知識はあったほうが良いですが、深く考えてしまうと、過去や未来ばかりに捕らわれ、心の階段を踏み外してしまうかも知れません。

つまらぬ事に捕らわれ過ぎず、軽く歌でも歌いながら進みましょう。

そして自分のやりたかった事、やってみたい事、興味のある事に手を付けてみましょう。

退屈も、苦しみも、その瞬間消えてしまいます。

透析患者である事は、透析を受けるその時だけで良いのです。

それ以外の時間はあなたのもの。

歌いながら、今を精一杯生きて欲しいです。



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