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fugueさんが(フーガさん)が透析導入寸前で頑張っておられます。

クレアチニン値が6台ですからね。
今ならまだ、透析するよりはここで踏ん張ったほうが良いですよね。
8くらいになったら尿量も減ってしまい、むくみが取れずに透析となってしまうんでしょうけどね。

6で踏ん張っておられます。
「血清クレアチニン値」というのは血液検査で分かります。
(健康診断などでは除外されている場合もあります)

通常は1以下で0.8よりも低い数字だと思います。
ここに年齢、性別を加味した「推算糸球体濾過量(eGFR)」という数字を出し、腎臓の糸球体にどの程度のダメージがあるか(腎不全)を計算します。

ですので、クレアチニン値が0.8以下でも、年齢などによって軽度の腎不全と診断される場合があります。

もしも腎不全と診断されたら、クレアチニン値が低かったとしても、腎臓保存療法を始めたほうが適切です。
と言うのも、1度壊れた糸球体はもう元には戻りません。

重度の疲労などによって一時的に腎機能が弱ったという場合以外では(慢性腎炎などでは)絶対の注意が必要です。
生きている腎臓を、いかに壊さずにいくか。

これには、運動療法、食事療法が求められます。
生活のリズムも安定させて下さい。
(糖尿病でインスリンを打ってる方は医師にご相談ください)

クレアチニン値がまだ1程度であっても「腎不全」と診断されたらすぐに始めて下さい。

また、ストレスは腎不全を促進してしまいます。
ストレスの少ない生活が必要です。
(イライラしない)

食事療法では、低たんぱく、塩分削減、高カロリーが基本となります。
高血圧こそが最も腎機能を失わせていきますので、減塩は絶対です。

コンビニ弁当、ラーメン・・・こういった外食は避けて、野菜中心に切り替える事で対処可能です。

野菜中心でタンパクも抑えてのカロリーキープはかなり難しいですが、根気強くやって下さい。

カロリー計算は栄養士などは体重1kgに対し35Kcalで計算していたりして、実際多めとなってる場合があります。
最低限のカロリー摂取で良いですので、体重(キログラム)×35で計算し10%減算した辺りで良いかと思います。
(クレアチニン値が5以上の方は透析導入も視野に入ってると思います。痩せすぎるのは透析後の負担が大きいですので痩せすぎない工夫も必要です)

低たんぱく米などを活用すると効果があると思います。
(インターネットを使える方はお取り寄せ可能です)

フーガさんも、ブログ内で食事でクレアチニン値が変わると書いておられました。
実際、ダイレクトに腎臓に響く事が多いです。
外食を1週間も続けてしまうと、次の血液検査でクレアチニン値が2~3悪化する場合もあります。
(あくまで可能性です。個人差があります)

DSCN1339


クレアチニン値が5を越えている方は、本格的にやらないと、透析導入はすぐそこです。

体に水が溜まり、呼吸困難や重度の貧血症状が酷くなった場合は、もう透析をした方がラクです。
しかし、むくんだり、ムカムカする程度なら、透析するほうが負担が大きいので、できるだけ頑張って下さい。

よく、「透析したら楽になった!」
という話を耳にすると思いますが、それは重度の腎不全で各症状が出ている状態からの透析導入で症状が緩和された場合を指しています。

軽度の症状しか出ていない方は、医師とタッグを組み、保存期を闘うほうが良い場合もあります。
透析では、精神的負担、身体的負担、時間的負担が大きいので、できうるならば導入しないほうが良いでしょう。
しかし、重度の腎不全症状が出ているにも関わらず、透析導入を拒み続ける方も時々見受けます。

これには賛成できません。
その状態まで悪化している場合の余命は1年程度です。(個人差があります)
しかも、最後は痙攣し泡を吹きながら・・・となってしまいます。(違う場合もあります)
(この時、救急車で運ばれたら問答無用で透析導入となりますよ)

そうなってからでは、予後も悪いです。

タイミング良く透析導入しておけば、予後も安定し、場合によっては僕のように10年経っても元気に仕事まで出来ます。
もちろん、苦労は多いですが、生きていくらでも世に貢献できるのに、自分でわざわざ苦しいほうの選択をするのはナンセンスです。

透析導入されると、食事療法は保存期間に比べ更に難しくなります。
透析では、高たんぱく、減塩、低カリウム、低リン、高カロリーという状態になります。
(これに当てはまる食品はほぼありません。調理の仕方での対処となります。)

あはは(^◇^)
僕はおかげで料理の腕が格段に上がりました。
悲しい現実です。

これを思えば、腎臓保存期のほうが食生活が簡単です。
言ってみれば、たんぱくと塩分を抑えていれば何でも食べられますし。

透析導入すると果物などはほぼ全滅です。
保存期なら食べられるのに・・・。(透析でも食べている人はいますが、少なからず影響がある場合があります。)

それでも、もし透析導入となった場合・・・。
長期間の透析に成功しておられる方々の大半は、とても透析の事に詳しいという現実があります。
(僕などは全く歯がたちません)

40年選手から見たら、僕の知識は子ども扱いされてしまうレベルです。

なので、かなりの勉強が必要です。
(実際にこのブログでも紹介してるように間違った知識で多くの合併症に苦しむ患者さんが多いです)

特に精神面が相当ですよ。
何人もの精神に影響を与えてしまった患者さんを見てきました。

大の大人がそうなる訳ですからね。

実際にやってみると、1回1回は大した事がなくても、延々と続く透析生活に嫌気がさしてきて、心が折れる患者さんもいます。

ストレスをストレスとも思わない「強靭な精神力」が要求されます。

あはは(^◇^)
僕のような根気のない3日坊主の人間でも10年耐えられたんです。
(過去記事でも仕事などを転々としてますよね)
そして、今は意気揚々としてます。

ですので、透析こそ「人間の器の大きさ」の見せ所です。

あはは(^◇^)
今も、先天性の病気で子供ながらに透析を受けている患者さんもいます。

子供が文句も言わずにやれているんですからね。

いつもそれを考えて僕の場合は頑張れました。

保存期の方は今の戦いが透析になったとしても生きてきますので、頑張ってみて下さいね。
簡単に諦めるようでは、透析になったら確実に心が折れますよ。



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