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本日、朝の記事では「透析の新時代到来」について書きましたが、
ここには1つの大きなハードルがあります。

この話は、透析が新時代に向かう際に、大きな壁となり得ます。

この日本の透析にめぐるシステムの豊かさは世界でも群を抜いて素晴らしいものとなっております。
まさに、この事が大きなネックとなっている訳です。
日本の透析システムがあまりに確立されすぎている?
とはどういう事なのか?

朝の記事でも書いたように、1番最初に雇用の問題があります。

医師や透析スタッフのみならず、下働きの送迎車の運転手などを含めていけば、単純計算で10万人は下らない可能性があります。

介護タクシーなどの運転手なども含めればそうなります。

そういった雇用の問題も同時に考えなければなりません。

僕の知り合いにも「透析看護師」は多くいますが、透析看護と病棟看護は大きく違うと聞きます。
元々、病棟や外来での経験者も多いとは思いますが、最近は最初から透析看護を目指したような看護師さんも増えてきました。

そして、透析施設で働く臨床工学技士さんも、本来は大病院での手術の際でも活躍の場がありますが、最初から透析施設で働いてしまった技士さんは、そちらに行けば1から出直さなければなりません。

しかも、1度に日本中で数万人に及ぶ透析医療従事者が他の医療職にすんなり就けるか?と言われれば、簡単ではないでしょう。

新システムは我々患者にとっては素晴らしいものでも、世の中の(特に日本の)需要と供給のバランスを大きく崩してしまいます。

このような難しい問題を抱えております。

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これが日本の透析事業に大きな成長の遅れをもたらす可能性はあります。

また、お金の問題も完全にクリアできるかという事がありますが、現時点で少し確証に欠ける部分しか書きようがありませんので、この点については、ただ今勉強中です。

(新システムにより、透析のコンパクト化が進めば、国の財政的にはお金が浮く計算になりますが、費用が安くなるという部分で国の行政がすんなり動くかどうかはまた別の様々な問題があります。)

これは、日本の医療制度の問題が多分に絡んできますので、少々難しいです。

こういった諸問題を、日本の医療や政治がいかにクリアしていけるかが問われるのが「透析のコンパクト化」なのです。

しかし、その方向に動こうとする勢力もあります。

実際に、「在宅透析事業」は進み始めています。

血液透析を受けている全ての患者が「在宅化」するようなものですからね。
コンパクト化は。

コンパクト化透析が一般化されれば、それは「腹膜透析」と「在宅透析」が合わさったような形となるはずです。

そこに、可能性があります。

今朝の記事で紹介したものは2014年のアメリカの技術です。

日本なら、もっとすごいコンパクト透析機器が作れるはずです。

ニプロや東レなどの日本企業ががそっち方向に舵を切ったら、相当なものを作ってくるでしょう。

まだまだ問題点が多く、導入の難しさがある新システムですが、僕らも新システム移行に喜んでばかりもいられません。

お世話になったスタッフさんたちが、その後に苦労するのでは気の毒ですからね。

色んな面でマンパワーも生かされるような根本的見直しが今こそ必要です。
そういった新提案を、医療者、患者で考えていかなければならないでしょう。

時代は必ず変わります。

僕ら透析に関わる全ての者たちが力を合わす、その時が近づいてきています。



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