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関西に住む透析患者さんなんですけどね。

最近仲良くなりました。
仮に西さん(仮名)と名付けましょう。

西さんは僕と同様に2006年に透析導入されました。
それまでは、普通に会社員をされていたようです。



会社のほうでも理解があったようで、その後も働きたいという思いから、楽な部署に変わっての透析を続けたそうです。

西さんの転機となったのは、透析4年後の2010年。

それまでは、透析に対してもやはり精神的に受け入れられずかなり苦労したそうです。
ところが、55歳となったこの年、会社から自主退職を勧められたそうなんですよね。

まあ、退職条件も良かったらしく、色々複雑な思いもありましたが、退職を了承。

透析に、自主退職。

面白くない事が続く中、クサクサする気持ちを何とかしようと、家族でハワイ旅行をしたそうです。

おお!
まあ、僕も1度2泊3日くらいの旅行はしてみたいですが、ハワイとはやりますな。

僕もハワイは1度行ってますが、本当にいいトコです。
言葉の壁も比較的少ないですし。

外国人がテントを出して売ってるドリンク屋さんで。

「アルコールレス?オー!グアバ?ディス、ツー!」とかテキトーな英単語で会話するのがとても楽しかったですな。
コオリナゴルフ場(ハワイアンオープンをやるコース)にもゴルフをしに行きましたし。

銃を打てるトコも探しましたな。
44口径の銃を打たしてくれるトコはありませんか?

と無理を言ってガイドさんに探してもらい、行きました。

まあ、西さんもこうした楽しい思い出がたくさんできたでしょう。

DSCN1526


しかし、やっぱり透析ですからね。
楽しい事ばっかりは続きません。

ハワイでの初の海外透析も経験したそうです。

帰国後、病院の血液検査で、主治医に呼ばれたそうです。

近所の大病院に行き、検査して欲しいと。
どうやら前立腺がんの可能性があったようです。

前立腺がんは僕は詳しくは知りませんが、透析患者さんでは(男性)比較的多いそうですな。

やはり、尿が出なくなる事などとの関連性があるんでしょうか?

西さんは大病院の先生から、手術で取る方法を勧められたそうなんですが、手術嫌いの西さんは他の方法は無いのか?
と結構無理を言ったらしいです。

しかし、放射線などの療法はあるものの、その後の人生を考えたら、やはり手術でガンを切除するのが1番と言われ、切除を了承。

西さんは、ハワイ旅行で精神的に復活できていたらしく、闘病していく覚悟ができたらしいです。
人生は悪い事が続く事もある。

ここで、面白いのは、西さんが前立腺がんになる前に、同じ透析施設で前立腺がんになった患者さんがいた事です。

その方は、放射線療法をやってたらしいですが、今でもその療法を続けているという事です。

結果として、切除した西さんのほうは、既に再発の可能性もなくなっており、完治しています。

2人の差はデカイですな。
なんか、聞いた話では前立腺がんの放射線治療を受けるにも手術はいるそうです。

放射線を当てるところに、それ用の何かを埋め込む手術がいるらしいんですね。

で、完治するまで放射線を定期的に当て続けなければならなくなる。

結構面倒ですな。
僕の父も前立腺がんでしたが、高齢のため手術は出来ず、抗がん剤を定期的に打ってました。

治療方法はこの3つくらいなんでしょうか?

まあ、西さんは前立腺がんを克服。
順調に透析ができると思いきや、またまた、大問題発生。

2010年の前立腺がんに続いて2015年に至るまで、次々と困った事が起きたそうです。
それは、最初は些細な事だったようです。

なんか、最初は耳鳴りが酷くなったな。
と感じたそうなんですが、突如耳が聞こえなくなるという症状が出てきたそうです。

更には、白内障が発生。
まあ、これは手術で簡単に治りますが、耳のほうは治りかけてはまた酷くなるを繰り返したそうです。

治らないという事は脳血管系なんでしょうか?
ストレス性や、耳鼻咽喉系なら、薬でも治った患者さんも多くいますので、何か違うんでしょうね。

まあ、三半規管に影響を受けると、僕も経験がありますが、視界の平行性がなくなりますよね。

そういった事もあってか、転倒し、骨折も経験したそうです。

今年に入って、比較的安定的に透析は出来てるそうですが、透析後に耳がおかしくなる事が続いているという事で、まだまだ厳しいですな。

僕の場合は耳の問題は出た事がないですな。

しかし、平衡感覚がなくなる事はたまにあります。
これは、もうずいぶん前からある症状ですが、結構検査を受けましたが、原因が分かっておりません。

西さんの耳の問題も、いまだこれといって最適の療法が見つかってないそうなんですが。
まあ、一時に比べたらかなりマシにはなったらしいです。

西さんも、ハワイへ行く前なら耐えられなかったかも知れないが、あの経験で透析に対して考え方が変わったそうです。
別に、透析してても海外に行こうと思えば行けるし、残りの人生を楽しみたいという風に考えが変わった。

それで、今の諸問題にも耐えられるようになった。
と言ってました。

まあ、そうですな。
しかし試練は続きますな。

とりあえず、何の病気であっても、何病か分かれば良いんですが、訳の分からん病は困りますな。

透析をしてればこういう事もありますね。

ふう~。
しんどい話です(>_<)



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