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これも気を付けろ!人工透析になった意外なパターン5種」でも書いたんですけどね。

まあ、僕の透析ブログは一般の方にも読んでもらいたいと思い、「透析」のカテゴリ以外のカテゴリにも登録してあります。
なぜなのか?
人工透析になるパターンというのが、あまり知られていないからです。

まあ、ほとんどの人は、
「透析?ああ、糖尿病からなるヤツな!」

っていう感じだと思いますが、316万人もいる糖尿病患者のうち、透析導入に至った患者さんはたった10万人程度です。

潜在的糖尿病は5~6人に1人とも言われ、2000万人とまで言われますからね。
そこまで考えると、糖尿から腎不全になるというほどの高さでない事は分かります。
まあ、せいぜい透析患者の3~4割に当たる程度です。

お!
さすがですね。

となると、残りの6割以上の人は一体何が原因で透析になるんだ?
という疑問が生まれますよね。

まあ、これがとても多岐に渡ります。

例えば「のう胞腎」という病気を発症し、透析に至るケースもありますが、かなり多いパターンです。

「のう胞腎」に関しては、奥が深く僕も何度か勉強しましたが、どういう理由でなるのかがよく分かりません。
分かっているのは「遺伝性」であるというくらい。

腎臓にのう胞が出来るパターンなんですけどね。

しかも、僕のイメージでは、「のう胞腎」は女性がなるというイメージだったんですけどね。
調べてみると、男性の「のう胞腎」も多くいるそうです。

遺伝性ですからね。

元々、親から「のう胞腎」の遺伝子を受け継いだ女性が、出産を機に発症するイメージだったんです。
そういう女性透析患者さんが僕の周りには多かったですから。

勉強不足で、「のう胞腎」は女性がなると思い込んでた僕は、

先日、同じ透析施設で透析を受けている男性の患者さんが、
「俺はのう胞腎なんですよ!」

と言ってたんで、
つい「めずらしいな!」といってしまい、ちょっとした恥をかいてしまったんですけどね。

それで、初めて男性でも「のう胞腎」になると知りました。
いや、調べてみたら、男性の「のう胞腎」の方も意外と多かったので驚きました。

あはは(^◇^)
イメージってヤツは怖いですな。

まあ、先日、東京の透析内科医の先生とメールでやり取りしていたら、「2型糖尿病」(世間では不摂生な人がなるイメージが強い)でも、痩せてる2型の人も多くいる事や、完璧な食生活、抜群の運動をしていても2型糖尿病は発症するよ!
と教わりました。

ええっ!
マジ?

何でですか?
と聞いたら、
「日本人はインスリン生成が弱い人種だからね。」と返ってきました。

日本人はインスリン生成が弱い?

まあ、医師ならこの程度は常識中の常識だそうで、加齢によってかなりの数の日本人は「糖尿病」を発症するそうです。

グーグルの検索エンジンで1番最初に出てくる「糖尿病サポートネット」にも、この先生が言ってるような事が書かれていました。

まあ、確かに。
僕が透析を受けてる病院でも、2型糖尿病の人は多くいますが、みんな痩せてますね。

透析をしてるんで、痩せるという部分もあるとは思うんですけどね。

これって怖いな。
だって、潜在的糖尿病患者は2000万人でショ。

そんな確率だと、自分がならない保証は絶対ないよね。

それで、先生も、
「ホルモンバランスが崩れてなる場合もあるしね。」

とも言ってました。

ん?
もう、完璧に世間のイメージと違うな。

こういうのは医師の間では常識中の常識なんだそうです。

体内で生成されるインスリン分泌が少なければ、当然血糖値に影響する訳ですな。

だから、よくニュースで、子供でもインスリンを打っているというのを聞きますよね。
まあ、子供がインスリンを打ってるという事は遺伝性が強い「1型糖尿病」という事なんでしょうけど。

結局は、インスリンですな。
これが生成出来ないのが「糖尿病」であって、それなら「インスリン不全症」とかに名前を変えれば良いですね。

誤解を招かないように。

RSCN0049


まあ、実は先の意外なパターンでも書いたんですが、実は腎不全はストレスとの関連性が高いという事が分かります。

血圧や、動脈硬化の影響が大きいですからね。
腎不全は。

ストレスを受ける生活をしてれば、当然、血圧や血管内に影響はあります。

腎臓の糸球体が詰まってしまい機能しなくなるのが腎不全ですから。
そこから、腎不全を発症する。

腎不全が分かる検査は「血液検査」で「クレアチニン値」を調べてもらえば良いんですけど、
通常は「1以下」のクレアチニン値が「5」くらいまで悪化してくると、もう歯止めがきかなくなってきます。

最近は保存療法も確立しているんですが、そういう病院はまだまだ少なく、クレアチニンが「5」になった辺りで通常は「透析導入」となりますよ。

と、医師から言われてしまうと思います。

インフォームドコンセントと言って、医師がそう言う場合、正しい保存療法のやり方を示してくれなければならないんですが、「専門の医師」ならともかく、それ以外の医師の場合、もう普通に透析の話になってしまいますね。

いや、僕の場合も、透析導入が決まった際には、透析看護師の方や、栄養士さんからしっかり指導を受けました。

ところが、こういうのを受けていない透析患者さんは結構多いですな。

だから、僕はしょっちゅう聞かれてしまうんですよね。

「から揚げ」食べても大丈夫?

「マグロの刺身は?」

「親戚から大量にジャガイモをもらったんだけど食べても大丈夫?」

そういう質問がとても多いですな。

いや、最初に栄養士さんから指導受けなかったんですか?
って聞いたら、受けてませんと返ってきます。

優秀な病院からすれば、「あり得ない!」と言われてしまいそうな話なんですけどね。
巷では、よく聞く話です。

病院で、「腎不全」の傾向がありますよ。
と言われた場合、クレアチニン値は2~3以下程度だと思います。

この時点ではまだまだ改善可能です。
慌てる必要はないんですが、できるだけ腎臓保存の専門的な先生に診てもらったほうが良いでしょうね。

まあ、最近知った話なんですが、医師も結構細分化してますので、同じ内科医でも専門が違う事が多いです。

糖尿なら糖尿の専門医に診てもらったほうが治癒率、保存率は高いのが当然ですから、そういう先生に診てもらった方がうまくいくと思います。

そう言えば、無理して遠くの病院までずっと通い続けて、腎不全保存を20年以上もやってる人がいましたね。
20年の保存はかなり難しいと思いますので、その先生が優秀なのが分かります。

やはり、患者側にも知恵が必要。
自分の体ですからね。
何かあった時は、自分で守らなきゃなりませぬな。

そういうのを知らなくて、簡単に透析にまでなってしまう人は多いです。

透析患者さんでブログを書いている人は多いですな。
やはり、同じように啓発活動をされている人も多いです。

透析はしんどいですから。
同じようにならないように、自身の経験を書いてくれてます。

まあ、下手にイメージで考えない事です。

結果を見れば分かります。
透析でも、僕がざっと見たところ、西では大阪や九州は比較的長期透析に成功してる人が多いです。
(東方面の情報は少なくてどうなってるのかはデータ不足で分かりません。)

それだけ優秀な病院が多いという事でしょう。

後、治せないほど悪化させてから、初めて病院に行く人の多さもありますね。

よく医師から「なんでこんなになるまでほっといたんだ!」と言われた!
という話を聞きますな。

異変を感じたらスグ診察を受けるというのも、忘れてはならないでしょう。




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