スポンサーリンク
人工透析っていうのは、医療費の助成を全面的に受ける医療です。

ですからね。
世間の風当たりも強くなります。

まあ、しかし、そういった事は当然で謙虚に受け止めるべきですが、意外に経済の事を知らない人が語ってる事が多いと感じます。

経済は支出と収入からなります。

例えば、
「公共事業に〇〇円も使うのは、どうなのか?」といった世間の反応があります。

しかし、皆さま、よく考えてみて下さい。

仮にその公共事業に国が1兆円のお金をねん出したとしましょうか・・・。

その1兆円はただ単に失うだけになるのか?

答えはNOですね。

ちょっと経済に詳しい人ならスグに分かりますし、経済は素人でも、世の流れというモノを感じ取れる人なら、誰かに言われなくても知っているはずです。

1兆円もの工費がかかるような巨大公共事業なら、おそらく数千人規模で、そこに働く者が存在するはずです。
つまり建設業界は潤います。

しかし、それは建設業界だけなのでしょうか?

何か物を作るのが公共事業です。

まあ、橋なのか道路なのか、それとも国立競技場なのか?
何かを作る訳です。

その部品その他が必要になりますな。

となると、そういった備品を作る鉄鋼業などもうるおいます。
つまり、1兆円もの大工事が始まれば、多くの企業が収益を上げます。

黒字となった場合は、その企業は法人税を払う訳ですね。

もしも、その1兆円の仕事がなければ、それらの企業は赤字申告になる場合もありますよね。
その場合は、政府も税収を得られなくなりますから、企業は黒字申告をしてくれた方が助かります。

そして、政府が投じた1兆円で、後々、多くの税収が上がりますから、1兆円丸々が損出する訳ではありません。
収入があります。
更に、目に見えにくいところでは、雇用が生まれ、個人からの税収も増えますし、経済が動くことで他の業界もうるおい、多くの税収が増える計算になります。

政府も結構、無駄に公共事業をしてるように見えますが、日本経済の先々を考えた「投資」とも考え、こういう政策をとっているのです。

まあ、だからと言って何でも作りまくれば良いって訳でもありませんが。

少なくとも、その損出のいくらかは、もしくは長い目で見れば、場合によっては何倍もに跳ね返ってくれる場合もあるという事も分かります。

DSCN0071


例え話が長くなりましたが、これは当然、人工透析でも同じです。

約1兆6千億円もの支出がある人工透析も、支出だけではなく、国家は収益も上がります。
その分を計算に入れず語る人もいますが、長い目で見て、経済そのものを見ておかないと、経済事情は語れないのです。

国家の税収は54兆円くらいあります。
その中に、この人工透析に支出した中から、収益として戻ってくる分も計算するのが経済の基本なのです。

そもそも、人工透析は2兆円産業とも言われています。

えっ?
だって、儲かるのは医者だけだろ!
という声も聞こえてきますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

人工透析に必要になる備品は、僕も人工透析を受けていますので、よく分かります。

まず、透析を行うための透析機器が必要です。
そこにつなぐチューブや血液をろ過するダイアライザーという物、更には針、ガーゼ、消毒液、血止めに使うテープ、患者に飲んでもらう薬、透析で投入する薬・・・、いやいや、もう言い出したらキリがないくらい多くの物を使っていますね。

大量の水も必要です。

こういった産業にもその利益がある訳です。
製造工場などですね。

そういった工場の雇用まで支えているのが分かります。

当然、そういったところからも税金が取られている訳ですからね。
安定的に黒字になって頂き、税金を納めてもらわないといけません。

仮に、なんらかの事が起こって、ある日突然、透析患者数が現在の32万人以上から一気に半減したらどうなってしまうかは、ここまで読み進められた方は一目瞭然だと思います。

突然透析患者数が16万人になってしまったら・・・。

病院経営は一気に冷え込みます。
すごく儲かってるイメージの強い人工透析ですが、実際はそれほどでもなく、どちらの透析病院でもコストカットをして乗り越えている現状があります。

今年も、医療点数の見直しがあり、透析医療に関しての病院収入は下がっている現状です。

そこで、病院側は、受け入れ患者数を増やして対応してる病院も多いです。

なのに、その患者数が半減してしまったら、どうなるんでしょうか?

1兆6千億円の国家支出がある人工透析ですが、本来はそこから派生する経済力は単純計算で2兆円ほどあると言われています。(学者によって算出方法が違っていて額も変わりますが)

つまり数年を経て、政府は4000億円もの収益を生んでいる事になりますね。
こういうのを「経済効果」と呼びます。

これが、この例では突然透析患者数が半分になる訳ですから、支出は半分の8000億円になる訳ですが、じゃあ、収入は半分の1兆円になるのでしょうか?

いえ、違うのはスグに分かりますね。

人工透析に使われる備品その他の産業に大きな影響を与えてしまい、赤字企業が増え、税収が得られなくなってしまうのがスグに分かります。

雇用も大きく失います。

せっかく患者数が半分になって、政府の支出も半分となり、8000億円もの支出が減ったのに、得られる経済効果が一気に失われ、政府の収益も極端に下がります。

せっかく2兆円産業として4000億円ものプラス収益を受けていた人工透析が、完全に赤字となってしまう訳ですね。

下手したら、病院や工場の倒産も相次ぎ、赤字の問題どころか、経済根本にまで大きなマイナス影響を与えてしまいます。

その損出は場合によってはとてつもない金額になりそうです。
安定的に税を納めていた病院や工場などが、税を払えなくなりますから。

経済とはこういった、目に見えない部分までを考えなければなりません。

支出は、支出するに値する収入の分まで考えるのが国家の役目です。
そして、無駄に何でも使うだけでなく、経済では収益も計算に入れつつ行われている現状を知らなければなりません。

ここを勘違いする人は、経済を語る資格がないと言っても過言では無い!という経済学者は多いですね。

まあ、家庭内の家計と同じように考えるから間違うんでしょうね。

しかし、皆さんよく考えてみて下さい。
家計だって、上手にやりくりすれば相当な恩恵を受けている事になるんですよね。

例えば、家族でおいしい物でも食べに行った場合、1万円を支出したとしても、それは、
「あ~!おいしかった!また来ようね!」という家族の笑顔に跳ね返ってくる訳です。

そしてそのレストランが収益を上げ、その食材を作った人も収益になり、政府にも返ってくる。

家族が笑顔になれて、国家も儲かる。
こんな良い事はないでしょう。

人が何かを食べたり、飲んだりすれば、それだけ産業が活発になり、国家も長い目で見れば潤うのです。

もしも仮に、日本全土で粗食ブームなどが起きれば、食べ物や飲み物を作る企業や個人が大きく赤字化し、国家収入が激減するのが分かります。

経済学を学んだ人にとっては、常識中の常識な話ではありますが、意外と世の中では知られていない経済の奥の深さが存在するんですよね。



↓↓↓お手数ですがお帰り前に応援投票をよろしくお願い申し上げますm(__)m
にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へにほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へにほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ
面白ブログ満載のランキングサイトへつながりますがそれで1票が入ります(*'▽')

つぶやき裏ブログでこの件に関してつぶやきました!

        スポンサーリンク