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3年くらい前の実話なんですけどね。

透析ではなく、通常の病院病棟で、入院患者のお年寄り患者さんが、看護婦さんに
「早く〇ねよ!〇じい!」と言われて大問題になり全国ニュースになった事があります。

結局、その看護婦さんは3日間の停職処分になった訳なんですけどね。

ここだけ話すと、看護婦さんが100%悪いみたいになってしまうので、とりあえずの言い訳だけはしておきますが、
この病棟は寝たきりのお年寄り患者さんばっかりなんですよね。


その中で、深夜におむつ替えが必要になった患者さんが出て、一人で(深夜なので手が足りませんので)おむつ替えをしてた看護婦さんがつい言ってしまった事なのですな。

まあ、そういう病棟では看護婦さんのストレスがどの程度のものかは理解できますな。

看護婦さんの言い訳部分に触れるのはここまで。

なぜか?
そういう中でも、患者にそのような暴言を浴びせることなく、黙々と仕事する看護婦さんもいくらでもいますのでね。

愚痴の一つも言いたくなるのは分かります。

しかし、それを直接患者に向かって口に出来る人間と、心に思っても口にも態度にも出さない人間とでは、人間としての格もレベルも圧倒的に違いますから。

僕もね、父が脳梗塞で入院した際には、父も最後は寝たきりになりましたし、周りの患者さんもそういう人が多くいました。
父は頭だけはシャンとしてましたが、周りは認知症が進んでしまっている人もいましたね。

そういう患者さんに黙々と食事の世話をしている男性看護師さんもいました。

ん~。
暴言を吐きたくなる心理も分かりますけどね。

ただ、僕の場合は、職を転々としてきた過去があり、どこの職場でも同じですな。

暴言を吐く人間はどこの職場にもいる。

例えば、学生時代アルバイトしていた某牛丼チェーンでは、気に入らない客の牛丼につばを混入させてる店員がいましたね。
食品工場での仕事でも、似たような事をしている社員はいました。

自分のストレスをそういう部分で発散できる人間はどこにでもいますな。

秋葉原で起きた大量殺戮のように、自分の不遇を関係ない他人に向ける行為。

世の中は、全て2分できるんですな。

自分のストレスを他人に向けられる人間と、自分で処理できる人間。

言っておきますけど、陰口やネット書き込みと、直接本人に言える人間でも大差ありますからね。

平気で他人に「こ〇せ!」と言えてしまう人間や「し〇!」と言えてしまう人間。
悔しくても辛くても、自分で耐える事が出来る人間。

まあ、この2つのパターンを見比べた時、
他人に暴言を言えてしまう(ましてや職場で)人間はやっぱりどこかゆがんでるような気がしますね。

もちろん、その気持ちは分からぬではありませんけどね。

DSCN1150


発散方法として、2ちゃんねるなんかに書き込んでる程度はまあ良いでしょう。
現代ではそういう発散の仕方もあります。

昔なら誰にも見せぬ日記などに書いて発散してた人もいたでしょうからね。

しかし、直接、赤の他人に向かってそういう言動が出来る人間も世にはいる。
それが、発展してしまうと秋葉原事件のような悲しい結果になってしまうのですな。

いや、僕の周りには多くの医療従事者さんがいます。
週3回の透析を受けていますからね。

今の施設では、そういう愚かな言動をしてしまう医療者さんはいませんが、これまでの50年近い人生のなかにおいては、やはり、
「この人は大丈夫か?」と思わせる医療者もいましたね。

あはは(^◇^)
闘病経験は長いですからね。

確立としてあるという事です。
ごくわずかな人数でも、数多くの医療者と出会ってますからね。

まあ、そういう人は医療者になってなくても、他の職業だったとしても同じだと思ってます。

あの、牛丼に唾を吐いてる店員と全く同じ。
どこに行っても、何の仕事をしても、同じことをしてしまうでしょうな。

川崎老人ホーム事件の犯人も、介護職という大変な仕事をしていたから、老人をベランダから投げ飛ばした!って訳ではなくて、他のどの仕事をしていたとしても、同じように自分の不遇を人に向けられる人間である可能性は高いと思います。

まあ、厳しい言い方ですけどね。
人間は間違う事もあります。

僕にしたって、これまでの人生で他人に刃を一切向けなかったか?と言えばそんな事もありませんよ。
向けかけた事や、実際に暴言を浴びせた事もありますよ。

でもね、そういう時、普通はそんな自分に嫌気がさして、悲しくなってしまうのですな。

そして、自分の心が磨かれていき、徐々にそういう言動を他人に向ける事が減っていく訳です。

悲しいかな、殺人事件まで犯してしまった人は、そういう自分に対する悲しみの回数が足りなかったのでしょうな。

えてして、透析病院では、他人に攻撃できる患者さんや医療者さんがいます。
そういう人は、残念ながらそういう「自分に対する悲しみの回数」が足りなかった人なのですな。

つまり、かわいそうな人です。

自分を成長させる事に失敗した人たちです。

そう感じて、かわいそうな人だ!と思ってしまえば、哀れみさえすれど、頭に来たりする事はなくなるでしょう。

そういう人と向き合う仕事では、色々あるでしょう。
その中で己がどれほど磨かれていってるのか、そこに感謝できないようでは、やはりそういう言動を取れる人間に逆戻りなのです。

人を平気で蔑んだり、それを行動に移せる人間になるかならないかは、胸に手を当てて自分を見つめられる事ができるかどうかにかかっていますね。

あはは(^◇^)
えらそうに言ってしまいましたが、最近色んな事件の記事を書いていて僕が感じた事を書きました。

ん~。
言うは易し、行うは難し・・・なのですけど(>_<)




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