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「自分の良心に従って生きる」というのは、そんなに難しい気がしないんですが・・・(matuさん・千葉県44歳)

おおぉ。なるほど。
ちょっと僕の説明が不足してたようですね。
「自分の良心に従って生きる」事はメチャクチャに難しいです。

僕ら、日本人は、何がしかのグループに属して生きています。
学校や会社やコミュニティなどです。

例えば、僕は営業の仕事をした事があります。
「これは素晴らしい商品だ」と思う物を営業する事もありますが、
中には「こんな何の役にも立たないまがい物に金払わすんか?」と思うようなものを売らされる場合もあります。
自分が食っていくために、会社の言う事を心ならずもやる事は、すでに自分の良心に反しています。

このように、社会の中で生きていくには、「悪い」と分かっていても、場合によってはやらざるを得ない事が多々あります。
「これは、謝ったほうがいいな」と思っても、タイミングを逃し、謝れないままほったらかしになってる事はありませんか?
これも自分の良心に反しています。
立場上、謝りたくても謝れない場合もあるでしょうし。

「これは悪い事だ」と分かっていながら、みんなもやってるから「まあ、いいか」とやってしまった事は無いですか?
これも自分の良心に反していますよね。

だって仕方ないじゃないか!
と言いたくなりますが、このような事でさえ、良心に反すれば「神」はOUTと判断してきます。

どうですか?
「自分の良心に従って生きる」のは、とてつもなく難しいです。
そんな事をしたら、コミュニティからは仲間外れにされ、会社はクビになり、大変です。

人は自分の良心をごまかしながら生きています。

ところが、ごくまれに、自分の良心に従って生きている人がいます。
僕も人生の中で少なくとも2人出会いました。

そういう人は、同じ人間とは思えないような、独特の雰囲気があります。
安心感というか、「この人の言う事を聞いておけば間違いない!」と感じさせる何かがあります。
良心に背かないからこそ、心に宿る「神」がレベルアップしているのだと思います。
その人からは「負」の空気を感じません。
場がパッ!と明るくなり、また会いたい感覚になりますね。

別にどこかの高宗であるとか、超能力者であるとか、なんとか教の教祖とかいう人ではなく、普通の一般人です。
ただし、社会的信用や、人望の高さは2人とも相当な方です。

そういう人間の格の違いを感じさせる人と出会ってしまうと、自分のちっぽけさを思い知らされます。
ガックリになります。

そして、それが大切です。
己を知り、心の成長を促せます。

透析患者は心を蝕まれます。
頑張っても治らないというのがネックになっています。
2~3年頑張れば治るのなら、9割以上の人が頑張れるでしょう。
決して良くはならない病気の為に努力するのは、まっぴらだ!
と言うのも分かります。
バカバカしいですよね。
でも、お天道様が見ている訳ではありません。
「神」は心の中にいます。
すべて御見通しです。
この、苦しい環境の中で、あなたはどんな生き方を選択しますか?
僕はいつだって、心の大きい人間になりたいと思ってますよ。

(なかなかなれませんが・・・笑)

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