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前章のおかげか、質問等を頂いております。
紹介し、僕の意見を述べさせて頂きます。

「早く死にたい!」という患者さんがいます。
(透析患者さん ・ YUKIさん ・ matuさん ・ 栄養士Vさん)

そうですね。
僕の周りにも大勢います。
これは、半数以上は本気では無いのですが、半数近くの人は本気で言ってると思われます。

「もう、透析なんかやりたくない」と思っても、家族の手前やめられないとか、やめたら誰かに迷惑をかけてしまうのでは・・・、など、多くのしがらみから踏ん切りがつかないだけで、何かのキッカケでもう透析をやめてしまう可能性はあります。

実のところ、僕も何度か透析をやめようと思った事があります。
僕の場合は、親より先に死んだら、残った親があまりにもかわいそうだ・・・という思いがあり、その都度踏み止まりました。

正直、希望を見失ってしまった人は、生きる気力が湧いてきません。
やはり透析は、いくら頑張り続けても治らない・・・というのが問題なのです。
せめて10%ぐらいの確率でも、頑張ってたら治る可能性があるのなら、みんなもっと頑張れるんでしょうけど・・・。
透析を続けていくうちに、希望を見いだせなくなり、ドンドン深みにハマっていきます。

やはり透析患者は何か楽しみを作らなくてはいけません。
目標や目的が必要です。
我々はまだ生きてます。死んでませんよ~!
最後の時まで精一杯生き抜きましょう。


私は、不良患者の部類に入ると思います。
不満を院長に言ったら、「どこに行っても透析できないようにしてやる!」と言われました。
どうしたら良いでしょうか?

(木枯らしさん)

・・・・・・。
これは、事実であれば「脅迫・強要」に当たります。
覚悟を決めて刑事告訴するか、我慢して黙って透析を続けるか、選択しなければならないでしょう。
どちらにしても、転院した方が良いです。
どのようなやり取りだったのか分かりませんので、一概には言えませんが、医師の口から出る言葉とは思えません。
そのような病院で透析を続ける必要はありませんよ。
取りあえず、近隣の透析病院に受け入れ可能か聞いてみると良いでしょう。
ただし、我慢する方を選択した場合、我慢がストレスになりしんどいですよ。
かと言って、刑事告訴も大変です。

不当な理由で患者の転院を要求したり、居づらくさせて転院させようと画策したりすると、「強要罪」等に問われる事もあります。


私の勤める透析病院にも、問題のある患者さんがいて、その暴言や暴力にスタッフは苦しんでいます。
スタッフの一人は、体調を崩し、休職してしまいました。

(erikoさん)

・・・・・・。
これは、事実であれば「暴行、傷害罪」、また暴言の内容によっても「脅迫・強要」に当たります。
過去に同じようなケースで有罪になった事例もあります。
病院全体で協議し、警察に相談する方向で考える手もあります。

透析患者が執拗に暴言を繰り返したせいで、スタッフが体調を壊した場合、「傷害罪」に問われる事もあります。


私が通う透析病院では、スタッフが幅をきかせており、怖くてほとんどの患者が黙って小さくなって透析をしています。逆らった若い患者達は次々にいなくなり、後々伝わってきた話では、遠くの透析病院で透析しているらしいのです。その時にどういうやり取りがあったのか分かりませんが、そのせいで今では年寄りの患者ばかりが残り、みんな暗く、スタッフだけが大声でゲラゲラ笑っています。
(匿名希望さん)

・・・・・・。
透析患者の横暴はネット上でも数多く取り上げられています。
それを、間違った形で対処している典型的な例です。
これは単純に「パワーハラスメント」です。
事実であれば由々しき問題です。
このような病院が存在するとは信じがたいですが、筆者は「透析環境の充実」という活動を行っていますので、ごくたまにこういう話も耳にする事があります。

介護施設や養護施設の暴力事件もあるくらいですから、このような透析病院があっても不思議では無いのかも知れません。
それよりも、この病院では、そこからパワハラが酷くなっていくのでは・・・と心配です。
全腎協などに相談してみると解決策が見いだせるかも知れません。


う~ん・・・。
今回は僕にとってもしんどい話が多かったです。
警察だの刑事告訴だのっていう話になるのは、僕の目指すところではありません。

優秀な看護師がいる病院では、問題ある患者は出てきにくいですし、
また、優秀な患者が多いと、良い看護師が育ちやすいです。

医師もしっかりして下さい。
医師がだらしないと、透析環境はガタガタになりますよ。

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