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いつも思う事ですが、看護婦さんって手の大きい人が多いです。
今の病院の婦長さんも大きいし、前の病院の師長さんも大きかったです。
手の大きい人は手相的に言うと、「よく気が付く面倒見のいい人」だそうです。

おおおぉ!
天職じゃないですか!
いつもお世話になっております。

以前、こんな事がありました。
透析患者は自分が思っている何倍かのストレスがかかっています。
ストレスのせいで、胃が悪くなる人が多いです。
市販の胃腸薬は透析患者は服用出来ないものがほとんどで、病院で処方してもらうには、胃カメラを受ける事になります。
僕も知らず知らずのうちに胃炎を起こしてしまい、胃カメラを3カ月に1度受けていました。(今は年1回)
その日も朝10時から胃カメラを受けるため病院に行きましたが、行った時には何人もの胃カメラを受ける透析患者さんが待っていました。
「あぁ、これは2時間待ちだなぁ。」と思い、僕はそんな時用のPSPをカバンから出し、マージャンゲームをして時間を潰していました。
1時間40分後、ようやく順番が来ました。
いつも胃カメラを担当してくれるの看護師さんは、透析でもお世話になってるゆるキャラ系のKさんか、美人可愛い系のOさんのどちらかでしたが、この日はOさんでした。
「ごめんね~。お待たせしすぎやなあ。」
「いやいや、大丈夫、大丈夫。こんな日もあるやろ。気にせんでもええよ。」
とちょっとカッコつけて大人な意見を言うと、Oさんは
「優しいなぁ。さっきまではクソミソやったぁ( ;∀;)」
と嘆いていました。
「透析患者は気が短いけんなあ。そんな人もおるわぁ。」

おいおい、どいつだ?短気起こして看護婦さんに八つ当たりしたのは・・・?
看護婦さんの責任ではなく、遅くなったのは医師のせいやん。(この時はそう)
医師には文句の一つも言えねえ奴が、若い看護婦にはいっちょ前の事を言ったんだろう。

結局、そのジジイは透析で会った時に、「親の顔が見たいわ!」と1周り以上年下の僕に罵られる事になるんだけど・・・(笑)

看護師さんは大変です。優秀な看護師さんは、
「患者さんの気持ちになって対処しましょう。」と言いますが、それは透析患者だって同じ。
まして、透析は大勢の患者さんが同時に治療してます。
自分さえ良ければそれで良い的な考えの人が1人いると、真面目に頑張っている患者さんには迷惑です。

しかも、看護師は今でこそ男性も増えてきましたが、依然女性社会です。
当然、人間関係の苦労も多い事かと・・・。

僕が生まれ変わっても絶対に透析看護師やMEにはなりたくないです。
失敗が患者さんの死につながってしまうし、自分一人で責任取れないし、人間関係や面倒ばっかり言う患者、
給料だってその労働時間を考えればねえ。
フルコミッションの営業やるほうがよっぽど稼げるよね。(僕がやってた時は月収50~70万くらい)

そんな中、頑張ってる透析スタッフは大勢います。
頭下がる思いです。
毎年、多くの方が新しく透析業務に付きます。
しかし、患者の僕から見ても、透析業務は大変です。
もちろん、僕は看護師もME経験も資格すら無いですから偉そうな事は言えませんが、軽い気持ちで入ってきても、職場と気難しい患者との軋轢で続かずやめてしまったり、配属替えを願い出たりする人も多いです。
ただ、頑張ってる人や透析業務が向いている人は、とにかく熱心で向上心に溢れています。

大病院では、外来の採血担当を半年以上させてから、透析室にまわすというやり方をしていたりします。
スキルアップしようと、透析看護認定看護師を目指す人も多いです。

好奇心の強い人は透析看護が向いていると思います。
ただ、職場は選んだ方が良いと思います。
未だに「エアー返血」とかやってる透析病院があるって聞きますから。(回収の際、空気圧で血を戻すやり方。失敗したら患者の体内に大量の空気が入って死にます。相当に高い技術と集中力が無いと扱えません。)
これって本当ですか?
教えて下さい。ホントなら怖いです。

透析看護の高い技術を持とうと頑張ってくれる看護師さんやMEさんがいてこそ、僕ら患者も安心して命を預けられます。
有り難い事でございます。

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