透析患者&透析スタッフ応援ブログ

透析患者の逆襲!~人工透析との壮絶バトルブログ~

慢性腎炎からの人工透析により無職へと転落!病気ビンボー、無為地獄、腎臓がん、心筋症、世の底辺から立ち上がるイチ透析患者トシヒーローの透析エッセイです。

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透析患者の逆襲!

最大の敵は「ストレス」なのですな!

まあ、何と言っても透析ってヤツは精神衛生上よろしくないですな。

いや、多分ね、メリット方向に目を向ければ悪い事ばかりじゃ無いっていうのは分かりますけどね。

透析を始めた頃は、信頼のおける看護師さんに
「20年、30年、頑張っていきましょう!」と言われて、

いや、そんなに頑張れないからΣ(・□・;)
ってなってましたな。
(口や態度には出さんけどね)
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モンスター患者の心の機微

特に今回の章は医療者の方々には読んで頂きたい内容なんですけどね。

先の透析環境の確保という問題とも連動しております。

モンスター患者発生のメカニズムにも連動してると思います。

僕ら透析患者は透析環境をまず確保出来なければなりません。
ですのでね、少々の理不尽に黙って耐えてる人が意外と多いという現実を、医療者は理解しておかないと大変な事になりますよ。
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色々試してはいるんですがマイナス面が怖いんですよね!

そりゃ、1回、2回の透析で、体がどうこうって事はありませんよ。

しかし、何年もやっていく訳ですからね。

肌や皮膚にその影響は出てきますよ。

ん~。
僕も年齢的に衰えてるのか、透析の影響が多少なりともあるのか?
全然分かりませんが、影響していると思ってます。
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キツイ患者による新人スタッフいじめか!

おお!
いや、知り合いの臨床工学技士さんと話してたんですけど、

新人の看護師さんが、キツイ患者さんから
「新人は俺んトコに来るな!」とかって怒鳴られてたらしいんですわ。

あはは(^◇^)
その話をしてた技士さんも新人の時、モンスター患者さんに
「お前は俺んトコ来るな!」って言われてたよね(*'▽')
(僕は間近で見ていた('Д'))
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出た!看護婦さんの暴言!

おお!
怖い!

何かね、ある病院で透析中の朝の看護師の申し送りの際に、ベッドが満床で空きがないからっていう事で、
「誰か早く死んでくれないかなぁ。」って言ってた看護婦さんがいるらしいわ。

患者に聞こえたらしいよ。

普通、患者に聞こえる距離でそんな事を言う?

この病院で死んだ人は、全員解剖して調べたほうが良いよ。
何やってるか分からんから。

透析中に患者がズラっと寝てる前で申し送りしてるんだから、聞こえるっての!
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降圧剤を飲まない健康法で人工透析に!

高血圧から腎不全を発症した人も多いと思います。

あれはいつ頃だったでしょうか?
高血圧の治療で降圧剤を使うと早く死ぬという事が言われて、ちゃんと治療しなかった人が「人工透析」になってしまったという時期がありました。

そういう健康ブームでそれが正しい事でも、本などを出版してテレビで話題となり、その結果として大きな病を抱えてしまう事もあります。

アレ、誰か責任取らないんか?
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患者の意見は無視されるのが透析医療なのか!

フリーアナウンサーの長谷川豊氏は、医師や透析施設で医療従事者の話を聞いたと言ってますね。

ところが、その問題患者さんの声には取材してないんですよ。

「数人の問題患者さんがいた」とは書いてますが、その人たち10人以上に話を伺ってみた!というような話にはなっていませんでした。

ん?
取材って、普通は双方の意見を聞くものじゃないかな?

医療者だけしか、話を聞かなければ、結局、虐待されるのは透析患者だけって事にならないか?
そういう疑問がありますね。
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患者が安心して透析できる環境作り!まずここから!

透析患者はとかく精神を崩しやすいとこれまで書いてきました。

なぜ、そうなってしまうのか?

様々な要因があります。

*未来への不安感が強くなる
(死への恐怖を感じる)
それによって心の余裕が無くなる。
仕事の不安、食っていく事の不安、不安が襲う。
こういう状態にさらされると、怒りっぽくなる。
突然、小さな事にも敏感に反応するようになる。

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医療者の不都合な真実

このブログを立ち上げたおかげで・・・?
というか、数々の相談を受け、その中で2つ、結構親身になって相談に乗ってみて、その方が通う病院の方々とお話しさせていただく機会がありました。

僕もかかわらなきゃいいんだけど、これはほおっておけない・・・と感じるケースであったのが理由ですな。

あはは(^◇^)
といっても、暗い話ではありませんよ。
ちょっとしたお願いがあるのですな。
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駆け巡る人工透析の世界!

昨日の「助けて下さい!」の人から、お礼のメッセージが今朝届いてました。

「皆様の温かい言葉に勇気付けられました。
また、しばらくは頑張れそうです。
お礼を言ってたとお伝え下さい。」

要約すれば、そういう感じのメッセージでした。
皆さん、本当に励ましのコメントを有難うございます。
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透析あるある トイレで血圧低下!

昨日の夜はトイレの話をしましたが、皆さんはトイレでぶっ倒れた事がありますかっ?

あはは(^◇^)
僕は2~3度ほど。

2~3度とアバウトな言い方なのは、実質トイレで失神したのは1回ですが、ヤバイ!となって慌ててトイレから戻る最中に失神したのが2回あるからです。

併せて計3回。
厳密に言えば、トイレで倒れたのは1回しかない事になりますがっ!
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患者とスタッフの距離感10

以前にも書いたんですが、透析導入した病院では、透析の初日にノートを1冊渡されました。
いわゆる、昔的にいうと、「看護婦さんとの交換日記」ですな。

まあ、僕の場合は少ししか活用しなかったんですけどね。
毎日のように活用されてた方もいました。

特にね、寝たきりに近いおじいちゃん患者さんの娘さんとかが、よく利用してましたね。
「こういう物を食べさしたけど問題ありませんか?」とか。
看護婦さん側も、体重の増え幅などについて細かく返答していたようです。
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患者とスタッフの距離感9

トシヒーローさんはクリニックの看護師さんとどのような距離感で接していますか?
つい先日、とても仲良くしていた看護師さんが辞めてしまって、今とても悲しいです。


質問ありがとうございます。

おお!
それは淋しいですなぁ。


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透析13年のアフィリエイターmatuさんと対談

人工透析歴、まもなく13年となるmatuさんとのメール対談を行いました。

matuさん 千葉県在住 44歳
       アフィリエイター歴8年 現在17カ月連続40万円以上の収益
       達成中。
       家族:奥さん、子供2人
       (matuさんというハンドルネームは当ブログ用です。実際の
       活動ネームは別にあります)

 
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患者とスタッフの距離感8

結構書きたい放題書いている割には、透析スタッフさんが見てくれてるんですよね。

こういう不満ぶちまけのブログからでも、何かを学ぼうという姿勢は大変素晴らしいと思います。
そういうスタッフさんがいるからこそ、僕も安心して透析中に爆睡できるんですよね。

何か、爆睡させてもらえない人もいるらしいですけど。
血圧が下がるんじゃ、仕方ないのでしょう。
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人工透析の社会認知度の低さ(透析患者の逆襲!26)

僕もこれで良いと思う部分もあるんですよ。
認知度が高いと損益を受ける部分が無い訳ではありませんからね。

しかし、「おしっこが出ない」というので反響は大きい訳です。

このブログは有り難い事に透析関係者さん以外にも読者さんがいらっしゃいますので、「人工透析」の世界をご存じ無い方もいます。

ある意味それでも良いですが、知っておいてもらったほうが良い部分もありますので。
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患者とスタッフの距離感7

深く関わるなって言ってますが、やっぱり深く関わって失敗してるのが、スタッフと患者の距離感です。
長い付き合いになりますからね。
どうしても次第に距離が近くなって、なあなあになる部分も多いですね。
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患者とスタッフの距離感6

僕は、ココリコ遠藤君と同じ高校を出ています。
地元のローカル番組で遠藤君が久しぶりに母校に帰って来るというのをやってました。
懐かしいですねぇ。
昨夏、母校は2度目の甲子園出場を果たしました。
初戦で敗れてはしまいましたが、実は母校は野球に力をいれていますので、県内では、まあ強いほうの部類に入るでしょうか。

僕が高校1年生の時の4番バッターとエースはとてもスゴイ選手で、夏の県大会初戦では、この2人の活躍で県内屈指の名門校を圧倒して勝つなど、スゴイ勢いでした。
残念ながら、決勝戦で敗れてしまい、甲子園初出場はなりませんでしたが、その4番バッターとエースは、その後も活躍します。
2人ともドラフト候補に名を連ねていましたが、残念ながらプロ選手にはなれませんでした。

やがて時が立ち、その4番バッターの息子さんが投手として別の高校から甲子園出場を果たします。
甲子園では完封勝ちするなどの大活躍で、父の雪辱を果たしドラフト1位でプロ野球選手となりました。

おお!
野球の話で、本題からそれてしまいましたが、母校には看護科があります。
当然、同級生や先輩、後輩の看護婦さんが多くいる訳です。
(当時は女子しかいませんでした。)

母校が甲子園に出てテレビで試合を放送していると、看護婦さんの中に試合経過を気にしてる人が必ずいます。
ハイ!
それが僕の後輩ですね。
(だからといって先輩風吹かす訳ではありませんが笑)

つまり、僕の場合は看護婦さんと距離が近くなり易い要素を持っています。

透析患者と透析スタッフは、とても長い付き合いになります。
ほっといても次第に距離が縮んでしまうので、あまり距離が縮まらないように距離感を保つ必要があります。

というのは、透析患者さんも最初は透析以外の病気が少ない状態からスタートしますから、精神面も持ちこたえてはいますが、
透析で合併症が多発し始めると、精神面が一杯一杯になってきます。
自分の事で精一杯の時に、距離感の近いスタッフにあれやこれや言われてしまうとウザイと感じてしまい、心に変調をきたすかも知れません。

スタッフ側にしても、「良かれ」と思ってした事が、変に歪められて捉えられた経験はあるでしょう。
透析患者の心理をうまく伝えるのは、とても難しいです。
もちろん個人差もありますし。

最初は心を乱していた人達でも、段々と透析生活に慣れて、徐々に心を持ち直していける人も多いです。
逆に、最初は普通だったのに、段々と心が折れておかしくなっていく人もいますね。

透析患者さんの中には、古い世代の男性患者も多いです。
透析患者は食事管理などは自分でするべきだと思うのですが、そういう古い世代の男性は、奥さん任せになっていたりして、自分の事なのに、自分で全然対応出来ない人もいますし。

ジェネレーションギャップですね。
その世代の人生を歩んで来た人は仕方ないのかも知れませんが。

スタッフさんは、患者さんに「透析患者の自立」、「透析患者の自主性」を促すようなやり方をしていかないと、いつまでも「アットホームな雰囲気です!」みたいな時代錯誤なやり方では、透析施設の崩壊に繋がりますよ。
(アットホームな雰囲気はスタッフ同士でやれば良い事です)

治療方針は全体を統一したりせず、患者さん一人一人に個別対応すべき事案も多いですし。
まあ、透析は医師の腕の見せ所ですね。
賢い医師のいる病院では、こんなにもうまくいってるのに、そうでない透析施設の惨憺たる内情は目も当てられません。

多くの施設の失敗例は患者とスタッフの距離感なんですね。
これが近過ぎる!
足がつった時、マッサージしてくれるのが当然だと勘違いしてる患者もいますね。
もちろん、手助けしてあげないといけない患者さんもいますが、ほとんどの人は自分で対処出来ます。

僕などは、足がつりそうな時は、早めから両足だけで自分でマッサージしますので、何の問題もありません。
そのやり方を聞きに来る人も多いです。
足元に座布団を置いておく人も多いです。
座布団でマッサージできますからね。

そういうそれぞれの工夫を促していくためにも、医療に関する事以外で、患者さんと関わる必要はありません。
関わろうとするから、スタッフがグルになって一人の患者を暇つぶしで精神を破壊して楽しむ!なんていう事件が起きるんです。

介護者や警察官、政治家・・・、考えられない事件が次々起きています。
透析環境で起きれば、人間の死に繋がり大事件になりますよ。

さて、患者側から見れば、スタッフさんに親切にしてもらいたいのは、誰でも同じだと思いますが、
そう言った事件も勃発する中、自分の身を守るのは自分自身です。
スタッフも真面目に頑張れる人もいますが、時に悪魔のような人もいます。
現実に起きています。
透析患者さんの中にもいますし。

分からない事はどんどん聞けばいいですが、別に気を使って世間話をする必要はありません。
スタッフさんは何でも食べてもいい人種なので、食べ物の話題などになれば、こっちがストレスになるんですから。
ほどほどで良いと思います。

本来なら、これが職業であれば、うまくいってる施設を患者もスタッフも見学や実習するなどして学べる機会があるんですけどね。

日本の全ての透析施設を及第点にまで引き上げるのは、スタッフも患者も最大の努力で挑まないと無理なんでしょうか?


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透析患者の逆襲!その25 血液データの見方

わたしの通う施設では月1回血液検査のデータをくれます。
でも、HbとかPTHとか、記号ばかりで意味が全然分かりません。
必要な範囲で教えてもらえませんか?


DSCN0279

なるほど。
上記は僕の先月の血液データです。(一部)
ちょっと一部見づらいですが・・・。
左にピンクの○があるものは重要項目です。
全部は僕も分かりませんので、わかる範囲で項目ごとに解説してみたいと思います。

*透析効率*

BUN(血中尿素窒素)
透析前70~90mg/dL  透析後8~20mg/dL

クレアチニン(CrまたはCRE)
透析前 男性12~14mg/dL  
透析前 女性10~12mg/dL

この2項目が高いと、透析効率が悪いと言えます。
また、透析前より透析後が重要です。
どちらも腎不全患者は高い数値ですが、透析後は低くなってないといけない数値です。
クレアチニンに関しては、透析後3mg/dLくらいまで下がる人はかなり体調が良いはずです。
長時間透析の人は3mg/dL近くまで下がる人も多いですが、4時間透析だと4mg/dLくらいはあると思います。
どちらも、血液中の老廃物で、その量で血がきれいになったかどうかが分かる数値です。
両項目とも、病院側が患者の体調を見ながら対応する数値です。
ダイアライザーや血液流量(QB)を大きくするか、透析時間を延ばすかなどで対応できます。
また、BUNはたんぱく質を取りすぎると上がりやすい性質がありますが、透析患者の大多数は、たんぱく質が足りてないので、僕でも安定してます。


*塩分/カリウム*

ナトリウム(Na)
目安量 136~147mEq/L

ナトリウム=塩分です。
血液中の塩分濃度が高いと、濃度を下げるべく脳が指令を出し、喉が渇きます。
水分を取りすぎると血圧が上昇し、心臓に負担がかかります。
塩分の少ない食事で改善できます。

カリウム(K)
3.6~5.0mEq/L

血中のカリウム濃度が上がると、不整脈や心停止を起こしやすくなります。
透析患者では「カリウムを下げるゼリー」などの薬があります。
カリウムの少ない食事や調理法で防げます。


*貧血*

ヘモグロビン(Hb)

男性 13.0~17.5g/dL 透析患者の目安 10.0~11.0g/dL
女性 11.5~15.0g/dL 透析患者の目安 11.0~12.0g/dL 

ヘマトクリット(Ht)
男性 40~55%   透析患者さんの目安 30~33%
女性 35~50%   透析患者さんの目安 33~36%

赤血球数(RBC)
男性 420~600   透析患者さんの目安(男女共通) 330~390
女性 380~500

腎臓で作られるエリスロポエチンという成分が、透析患者はあまり作れず、赤血球の量が増えにくくなります。
これが貧血の原因となります。
ヘモグロビンやヘマトクリットは貧血の程度を知るための指標として使われます。
多くの透析患者さんには、透析終わりに鉄剤やエリスロポエチン製剤などが使われています。
自力では鉄分やたんぱく質を取る事である程度の改善は可能ですが、それを意識し過ぎると、同時にリンやカリウムも摂取してしまいますので、注意が必要です。
貧血状態ですと、息切れ、だるさ、動悸、呼吸困難などを引き起こします。
自力での改善が難しいですので、常に血液データをチェックしておいたほうが良いでしょう。


*動脈硬化*

LDLコレステロール(悪玉)
透析患者さんの目安 140mg/dL以上が脂質異常

HDLコレステロール(善玉)
透析患者さんの目安 40mg/dL未満が脂質異常

中性脂肪(TG)
透析患者さんの目安 50~130mg/dL

LDLコレステロール(悪玉)と中性脂肪は、血管壁に付着し動脈硬化を促進します。
それを阻害してくれるのがHDLコレステロール(善玉)です。
透析患者さんは、HDLコレステロールが不足しがちで、動脈硬化を進めやすいとされています。
放置すると、狭心症や心疾患などの心臓病につながります。
対応としては、脂質に気を付ける事と、適度な運動などでも若干の効果があるようです。


*骨障害*

PTH-インタクト(PTHまたはintactPTH)副甲状腺ホルモン

健康な人 10~65pg/mL 透析患者さんの目安 60~180pg/mL

カルシウム(Ca)
透析患者さんの目安 8.4~10mg/dL

リン(Pまたは無機リン)
透析患者さんの目安 2.8~5.5mg/dL


透析患者はビタミンDがあまり活性化できず、カルシウムの吸収力が弱くなっています。
血中のカルシウム低下とリンの上昇はPTH(副甲状腺ホルモン)を大量に分泌してしまい、骨からカルシウムが抜け出てしまいます。
これが二次性副甲状腺機能亢進症(線維性骨炎)です。
二次性副甲状腺機能亢進症になると、骨のゆがみや痛み、骨折を引き起こしやすくなります。
また、骨粗しょう症の進行も心配です。
対応としては、リンの多い食事を避けて、リンを低めで安定させておく事で進行を遅らせる事ができます。
リンは5.5mg/dLを長期に渡って超えていると、危険です。

これらの数値からもたらさられる病気を、一般に「透析の合併症」と言います。
対処が自力では難しいものもありますが、上記に関しては色々な対応法も確立されています。
まずは、自身の血液検査データを見て、体の状況を知っておく事が重要です。


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透析患者の逆襲!その24 心カテ忘れてる 

透析中は、僕はすっかり寝ているのですが、目を覚ました瞬間を狙って眼鏡がキュートな副師長がやってきた。
んんん?
「トシさん、前の病院からの履歴に心臓カテーテル検査を定期的に受けるって書いていたんですけど・・・。」

おおおわっ!
うぬぬぬ!
「忘れとるやん!」
そうだった。
8月に心臓カテーテル検査を受ける予定だったような・・・。
って、半年も過ぎてる!

そう、去年の8月って、父の事でも大変だった時で、脳こうそくで全身まひの寝たきりになってしまった父の様態が変わってしまった時期だ。
更に、転院したりとか、その頃、胃カメラとかばね指の治療に追われてたし、忘れていた。

「えーと、どうしましょうか?大学病院に電話してみましょうか?」

結局そうなり、大学病院循環器内科に連絡。
「紹介状と透析データ持って、透析施設から予約入れてもらって来て下さい!」
という事だった。

とにかく、前の透析施設は大学病院と提携していたため、両方の施設で心臓を診てくれるN先生という美人女医さんがいた。
透析施設を変えてしまった為に、心臓の診療方針がうやむやになってしまったのだ・・・。

とは言っても、今の透析施設の美人院長先生はその大学病院の透析施設にもいた方なので、N先生を知ってるだろうと思い、副師長さんに聞いてみたら、
「N先生は前にうちの病院にも来てたんだよ。」
という事で、つながり抜群だったのだ。

さすがは田舎・・・。
世の中狭いね。
もしかしたら、僕の転院に関しても、影でこの2人の美人女医がスムーズに話を進めてくれてたのかもね。
(意外と簡単に転院が出来てしまったので)
N先生とうちの院長先生がつながっているなら、話が早くて済む。
なんと言っても2014年の心臓カテーテルでは、心拍停止というアクシデントもあったし、僕の造影剤アレルギーという問題もある。
心臓カテーテルは色々起きるから、出来れば受けたくない検査なのに、信用できる先生がいないと困る。

とりあえずは、1度診察に行って、それから検査になるだろう。
そう言えば今週は、腎移植申請の更新手続きで大学病院に行くから、しばらくは大学病院通いが続く。
大学病院敷地内にはスターバックスコーヒーがあり、行くたびにコーヒーを飲む事になるし。
(アイスラテのトール)

不安な心カテをスタバに行ける楽しみで覆い隠さなくては・・・。


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透析患者の逆襲!その23 透析新時代

人工透析ってそんなに苦しいものなんですか?

ネフローゼ症候群や腎不全で透析間近の人からは、こういう質問がよくありますね。
皆さんもよく聞かれるんではないですか?

この時の答えって、考えようによっては結構難しいものがあります。

苦しいか苦しくないか、しんどいかしんどくないか・・・なんて個人差がありますし。
例えば穿刺ひとつ取っても、すごく痛がる人もいれば、ペンレスなどの痛み止め無しでも「痛くないよ」という人までいます。
また、透析導入時点での、他の病気次第でも変わると思います。

無責任に「透析なんて大した事ないよ!」と言って、その人が気軽に透析を始めてしまい、とてつもなく辛いと感じてしまった場合は大変ですからね。

とにかく言える事は、「クレアチニン値が8を超えるまでは、必死で食事療法して下さい。」
ぐらいでしょうか。
正直、透析導入にならないように、頑張って下さいとしか言いようがありません。
透析はオススメできる治療ではありませんから。

クレアチニン値が8を超えてくると、尿量が減り、体に水が溜まり、貧血が起き、胸がムカムカし、吐き気がし、食えなくなり、足が異常にむくみ、呼吸困難が起きます。
この状態なら、透析がオススメなんですけどね。
透析をすれば、とりあえずその症状は一端無くなりますよ。

透析直前に症状がひどかった人は、透析を始めて良かった・・・という人も多いです。
僕も透析導入前は、死ぬかと思った事が何度もありましたから、とりあえず透析導入後は体調が良くなりました。
まあ、最初は節制の仕方が分かっておらず、頑張りすぎてフラフラになったり、今度は食べ過ぎて血圧低下で苦しい思いもしました。
最初は、そうやって失敗しながら、少しづつ自分に合ったやり方を見つけていけばOKです。
ただし、人工透析も日本では1960年代後半から始まり、もう50年近い歴史があり、その中で実証された透析方法は厳守したほうが賢いですよ。

時々、自分の勝手な理論でやってしまい、予後を悪くしている人がいます。
だてに実証されてきてる訳では無いので、ちゃんと守ったほうが良い事ばかりです。

しかしながら、10年前と現在では180度違ってしまったデータもあります。
最新の透析療法を学び、古いものに固執しない、頭の柔軟さも必要です。
透析施設によっては、その古いデータで透析している所もありますよ。
透析医療従事者が頭が固くては困ります。
ちゃんと学会に参加し、最新のやり方をドンドン導入して下さいよ。
透析時間など、システム上無理な事はともかく、できる事は先伸ばしにせず、すぐにもやって下さい。

透析患者は病院を選べるほど、透析病院はありませんし、ずっと通い続けるという性質上、自宅から近くの透析病院しか選べませんから、各病院に頑張ってもらわないと困ります。
透析医療に参入している病院は、時代に合わせて成長していく責任がありますよ。
患者さんに頑張れ!という前に、君たちが頑張れ!
それが出来ないような頭の固い病院は透析に参入して来ないで下さい。
邪魔です。

患者さんのほうも、これからは「自立性」が求められる時代に突入します。
何でも病院任せでは困ります。
認知症や知的障害でも無い限り、自分の検査データ、透析データくらいは知っておきましょう。
医師やスタッフさんと話し合って、どういう透析方針でいくのか、自分で決めなければいけない時代が近いですから。

まあ、悪い言い方をすれば、透析は自己責任でやってくれ!的な時代になります。
金銭的にも負担額が少し増えるかも知れませんし。

さて、こんな話までしてしまうと、これから透析導入を迎える方は、やっぱり「透析って大変だなあ。」と思ってしまうかも知れませんね。
そういう意味では僕も頭が固いのかも。
ただ、透析患者も「透析患者のプロ化」というスローガンがあるのですよ。
食べてはいけないものや、調理法などは自分で勉強して覚えなきゃいけない時代です。
昔は懇切丁寧に講習までやってくれる病院もありましたが、今はそこまではしてくれない時代です。
なんせ、「自立性」ですから。

そういう意味では在宅透析やオーバーナイト透析をしている患者さんはプロと言えるでしょうね。
とにかく乗り遅れないように、自らくらいついていく時代です。
とは言っても、このブログにたどり着いている方は、それだけでも「自立性」が高いと思います。


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透析患者の逆襲!その22 腎臓がん

透析患者がかかりやすい癌の第1位は「腎臓癌」です。
ちなみに、僕も透析7年目に腎臓癌が発覚し、右腎臓を摘出しています。

透析患者は普段から色んな検査を受けていますので、癌も早期発見しやすく、早期であれば癌治療も軽いもので済みます。
癌の発見が遅れると、抗がん剤の投与や大規模な手術など、透析をしながらの治療になり大変です。
年1回程度、CT検査を受けてる人は多いと思います。
あれは、腎臓状況を確認する上でも大切です。
人工透析を続ける事によって、腎臓は働かなくなり、石化していきます。
肝硬変ならぬ腎硬変です。
通常は玉子大の腎臓ですが、段々と小さくなり、固まっていきます。
その中で癌化してしまうのです。
長期に渡り透析をする事で、かなり高い確率で腎臓癌は発生してしまいます。
早期の発見を見逃さない為にも、もしCT検査をしてくれない施設で透析をしている人は、個人で別病院、別費用を払ってでもCT検査を定期的に受ける事をお勧めします。

僕の周りでも、ほとんどの人は早期発見に成功しており、抗がん剤を使う事なく摘出だけで腎癌を完治させていますが、1人だけ腎癌で亡くなられた人がいます。
丁度、僕が腎癌、右腎摘出で大学病院に入院していた時、僕とは違う施設で透析を受けていた透析14年の人が腎癌で入院してきました。
その人は、透析施設にCT機器が無く、もう5年以上もCT検査をしていなかったそうです。
腎癌の病状が悪く、まずは抗がん剤を数回打ち、癌を小さくしてから摘出という説明を主治医から受けていました。
しかしながらその後、肺に転移が見つかり、更には他にも転移が進み、厳しい治療も甲斐なく67歳という若さでこの世を去ったそうです。

僕が腎臓癌を早期発見できたのは、心臓に問題が出た際におこなった「心臓カテーテル造影検査」という全身の血の流れを見る検査でした。
右手首からカテーテルを挿入し、心臓から造影剤を流し全身の血の流れを見る検査です。
これにより、循環器科主治医から「右腎に光るものがある」との説明を受け、同じ大学病院内の泌尿器科で検査を受けました。
この時点では、腎癌かどうかは微妙とされましたが、ほっておけば腎癌に発展する可能性が高いので、泌尿器科教授から摘出を勧められました。
結局、摘出後の検査で初期腎臓癌と診断されましたので、腎摘は正解であったという事になります。

腎臓摘出の入院は経過にもよりますが、問題が無ければほぼ1週間の入院となります。手術から5~10日程で回復できます。
手術前日に入院し、翌日手術、手術後翌日からはリハビリが始まります。
痛みは結構ありますが、早めから動かないと、腸などの癒着などの危険があります。
手術から3日後くらいから歩けるようになります。
僕の場合手術が水曜日で、土曜の昼間にようやく一人で手を洗いに行けました。(足引きずりながら痛いのを我慢して)
日曜の朝に初めて病院の外まで歩いて行けました。(まだこの時は結構な痛みがあり、足を引きずりながらです)
ただ、何度も歩いているうちに、足も引きずらなくなり痛みも消えていきました。
日曜の夕刻には、もう普通に歩けていました。
火曜には退院でしたから、入院は8日間となります。

手術では、全身麻酔で呼吸器をつけられます。(筋弛緩剤を使い呼吸も止まりますので)
手術中は腹筋の反射的動きを止めておく必要があります。
手術台に上がり寝転がれば、すぐに酸素マスクを付けられ、2秒で意識はなくなります。
起きたらもう手術は終わっています。

手術後、丸1日は絶飲絶食で、食べられるのは手術翌日の昼からでした。
手術で大量に生理食塩水を使っている上に、食事はおかゆなので、すっかり水ぶくれのようになり、2日後の透析では、当然除水しきれませんでした。

退院後も、手術跡から若干の出血があったりしますが、腹帯でカバーしておけば問題ありません。
1か月くらいで出血もおさまります。

手術から2年半になりますが、今のところ何の影響もありません。
しいて言えば、少し赤血球量が下がった程度です。

どうですか?
腎臓摘出はそれほどの事ではありません。
痛いのも3~4日ですし、丸1日動けない苦しみもありますが、過ぎてみればさほどの事はありません。
早期発見がホントに大事です。
ここに抗がん剤投与が加わってしまうと、かなり厳しいですよ。
CT検査は透析患者にとって絶対条件です


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透析患者の逆襲! その21 シャント壊滅

2009年、7月、その日は透析終わりで血圧が低かった。
当時は、まだ汽車、電車、バスを乗り継いで透析に通っていたので、この血圧では帰りが心配だなあ・・・と思いながらの帰途ではあったのだが・・・。

病院から出て50メートルも行けば電車の駅で、僕は水分補給とばかりに缶コーヒーを買い、駅ホームのベンチに腰掛けた。
ホームには男子学生一人と、どこかで見覚えのあるおばちゃんがいた。
記憶はここまでだ。

次に目が覚めた時、僕はベンチ下に大の字で倒れていた。
近くにいた見覚えのあるおばちゃんが駆け寄ってきていた。
すぐさま駅員さんも飛んできていた。
僕は血圧低下で失神し、ベンチ下にずり落ちたらしい。
体が痺れている。
そのおばちゃんが、僕の通っている透析病院の外来で働いている、パートの看護婦さんだった事に気付き、僕は「透析してるんやけど、血圧が下がって倒れたみたいや。」と言った。
座布団を枕代わりにしようと差し出した駅員さんに、おばちゃんは
「足元に置いて。頭下げないかんのや。」と対処した。
さすが看護婦さん、よく知っている。
救急車が呼ばれた。
病院までは近いのだが、救急車に乗るハメになってしまった。

透析を始めてから、初の失神だった。
というか、人生初だ。
おばちゃんが
「ゴツン!いうたで!頭打ってないん?」と聞いてきたが、後頭部に痛みはない。
おお!これか!
右ひじが激痛だ。
良かった。左じゃなくて。(シャントがあるからね)
と思い、皆に礼を言い、救急車で運ばれた。(たった50メートルね笑)

泌尿器科の診察室で主治医の診察を受け、透析室に逆戻りだ。
透析室で3時間ほど横になっていたのだが、シャントが気がかりだ。
一応、左手首を耳に当てて、音を聞いてみる。
なんとかシャント音はしている。
しかし、血圧が低いためか音が小さい気もするのだが・・・。

高松市内に住む、叔父と叔母が車で送ってくれるべく病院に来てくれた。(ありがと~)

家に帰り、ひと心地ついた。
「やれやれ、散々な一日だったなあ」

夜、寝るころになって、シャント付近が痛み出した。
結構な激痛になっていく。

痛くて寝られないくらいの痛みだ。
シャント部分を耳に押し当ててみても、音はしなかった。
「ああ、やっぱり壊れちゃったな。」
まあ、今からでは病院に行くのは面倒だ。
明日、朝から病院に行くしかないな。

翌日、電話して病院に向かった。
病院では、「夜中でもいいから、すぐ来なイカンやろ!」と厳しく怒られた。
午後から手術となり、泌尿器科の先生二人がかりでシャント回復を試みたが、シャント近くの血管が詰まっていて、回復は不能だった。
詰まっている血管の両端を縛って、新たなシャントを造設した。

新しいシャントはうまく出来てる。
当時の主治医であったダブルM先生のゴッドハンドで良いシャントが作れたようだ。
今もこのシャントは元気に動いている。

シャント造設の手術は結構難しいらしい。
人によっては、何度手術しても造設できず、東京まで行って日帰りでシャント造設してきた人もいるくらいだ。
まあ、失敗しても死ぬような手術ではないが、シャントの出来は個人差がある。
これがないと継続的には透析が出来ないので、シャントは透析患者にとって命とも言えるだろう。

なんか、最近では手の親指と人差し指の間にシャントを作るっていうやり方もあるらしいのだが・・・。
腕にシャントが作れないと、足になったり、胸に管を繋ぐパターンになる。
もしもシャントが作れなくなったら・・・。
このブログの読者なら分かりますよね。

そうならないようにシャント管理はしっかりやってね。\(^_^)/


透析患者の逆襲! その20 患者とスタッフの距離感5


少し前、とある地域のとある医療グループによるディスカッションがありました。
僕はかねてより、当ブログでその内容を掲載したいと打診していたんですが、この度、条件付きで許可がおりましたので、掲載したいと思います。

掲載条件
*参加人物名、関係各病院名、地域などが特定できないように配慮する事
*筆者の感想文的文面にし、具体性を弱める事
*いつでも記事の一部削除、全文削除の指示があれば、即刻従う事

このトークの議題は
「透析患者の除水量が5~6㎏以上ある時、それを4時間透析の1度の透析で全部除水してしまうのは、明らかに患者の身体に負担がかかるのだが、死期を早めると分かっていて、大量除水するのは殺人行為、また自殺行為にはならないのか?」
という興味深いものである。
参加者は、医師2名、看護師4名、臨床工学技士1名、臨床心理士1名の計8名。
この話は一人の看護師の相談から始まる。
この看護師は、現在勤める病院で、病院の透析方針と自分の透析看護師としてのキャリアからくる透析方針とのあまりの落差に苦しんでおり、仲間に相談した事から始まったのである。
真面目に透析医療に取り組むスタッフと、利益重視で考えなくてはならない病院経営とのギャップというのは、当然ながら存在します。
また、そこには、いくら指導しても言う事を聞いてくれない患者や、治療意思の弱い患者さんへの対応に苦慮している・・・という側面もあります。
人工透析という医療は、もちろん患者が受けるか受けないかの自由があり、病院サイド、スタッフサイド共に難しい問題があります。
まあ、それは透析に関わらず、癌や他の難病も同じなのですが・・・。
参加医師は言います。「除水を余すのは、それはそれで、患者の体に影響がある訳だから、こちらはその旨をちゃんと患者に説明し、患者と相談しながら除水量を決めていく必要がある。」
看護師は言います。「例えばその除水量が5キロなら患者さんに全部引くと透析余命に影響しますよ・・・と伝え、それでも良いと患者さんが言えば引くのもあり、しかし、患者さんの現時点の体調にもよります。でも5キロ以上の除水ははっきり出来ませんと言うべき。」
では、透析施設の長が、そういった倫理的なものを無視し、「患者が増やしてきたんだから全部患者の責任!5キロでも6キロでも除水しなさい。」と言ったらどうなるだろうか?
悩みを抱えている看護師の務める病院は、まさにそういう現実があるのだ。

となると、これはもう病院の問題や透析施設の長の考え方の問題となってしまい、トークは白熱するものの結論が見いだせず、参加者は皆、一様に頭を抱えます。
もう一人の医師は言います。「透析医療はまだまだ発展の可能性があり、データも不十分です。年々、それまでの透析医療を覆すようなデータが発表されたりして、医療全体の考え方もまだまだ基礎が確定しておりません。古いデータのまま、それを信じて医療を行っている病院もある。最新医療が定着するのは10年から20年の時を要します。透析でも6時間透析がデータ的に推奨できますが、病院の体制上4時間透析しか出来ない施設が大半ですから。」
そうなのだ。癌だって最新医療を受けたければ、そういう医師の元で受診しなければ、10年以上前の古い治療を受けざるを得ないのだ。
患者は当然ながら医師を選ぶ権利がある。
しかし、こと透析となると、選べるほどの透析病院が地元に無いのだ。
透析は体力を奪われるため、通院的に近くの病院を選ばざるを得ない。
そういう面もある。

人工透析・・・。
まだまだ進歩途上の医療である。
医療従事者は日々、悩みながら透析と向き合っている。
我々患者がこれをどのように考えるのか・・・。
患者の意識向上が求められる時でもあるのだ。

(関係各位様、掲載許可頂き、誠に有難うございました。)



透析患者の逆襲! その19 頑張れ!透析ブログ!

なぜなんですか~~?
透析ブログって何でこんなにも順位が低いでしょうか?
うぬぬぬぬぅ( ;∀;)

多くはにほんブログ村 人工透析ランキングからのアクセスなんですけど、親カテゴリーの病気ブログランキングでは「癌ブログ」に上位独占されています。(当ブログに投票したくない方はクリックしないでね)

透析ブログの中では、安善ぬこ之助さんの「猫いらずのうつうつ日記」が圧倒的ダントツトップなんですが、それでも病気ランキングでは60位なんですよ~。
当ブログに限っては、まだ歴史が浅いとはいえ122位ですし・・・。

まあ僕の事はおいといても、ぬこ乃助さんなどは記事も面白いし文面もうまいし歴史もあるのに「癌ブログ」に負けちゃうのは納得いかなくないですか?
最近はテンプレート変更もして、文字も大きくなってスゴク読みやすくなってて、60位なんて・・・。
過小評価過ぎませんか?

そりゃあ、「癌」は一般的な病ですよ。
患者数も多いでしょう。
でも、透析は治らない病気ですし・・・。
腎移植したとしても10年以内に透析逆戻りなんて当たり前ですし・・・。
それに僕だって「腎臓癌・右腎摘出」してますって!
「拡張型心筋症・ステント2個」だってあるし・・・。
ぬこ之助さんなんか病気の数は凄いですよ(すいません)

ぐぐぐぅ( ;∀;)
透析ブログはすご~く優秀なブログ多いですよ!
皆さん読んであげて下さい!
読めば分かります。
全然負けてませんから!
俺、透析してます‼ 」、「tosivoの元気になりたい」、「透析したって Bon appetit☆」、
okameのブログ」、「かねがねがちぶ」、「DORON'S BLOG」、
スゴイですよ~。
お願いします。
頑張れ! 透析ブログ!
僕もね(笑)


人工透析っていうのはまだまだ一般的では無いんでしょうか?
それとも、「癌」はなるかもしれないけど、
「透析」にはならないだろう・・・と思われてるのか?
癌患者=30%  透析患者=0.3%  この差がデカいのか・・・?100倍の差だもんね。
せめて病気ブログの30位までに3~4ブログ入っていけないのかな?
何が足りない?
しかも、皆さん最近よく更新してがんばってるし。
とにかく皆さん、応援よろしくお願いします。m(__)m

透析患者の逆襲! その18 患者とスタッフの距離感4

前章のおかげか、質問等を頂いております。
紹介し、僕の意見を述べさせて頂きます。

「早く死にたい!」という患者さんがいます。
(透析患者さん ・ YUKIさん ・ matuさん ・ 栄養士Vさん)

そうですね。
僕の周りにも大勢います。
これは、半数以上は本気では無いのですが、半数近くの人は本気で言ってると思われます。

「もう、透析なんかやりたくない」と思っても、家族の手前やめられないとか、やめたら誰かに迷惑をかけてしまうのでは・・・、など、多くのしがらみから踏ん切りがつかないだけで、何かのキッカケでもう透析をやめてしまう可能性はあります。

実のところ、僕も何度か透析をやめようと思った事があります。
僕の場合は、親より先に死んだら、残った親があまりにもかわいそうだ・・・という思いがあり、その都度踏み止まりました。

正直、希望を見失ってしまった人は、生きる気力が湧いてきません。
やはり透析は、いくら頑張り続けても治らない・・・というのが問題なのです。
せめて10%ぐらいの確率でも、頑張ってたら治る可能性があるのなら、みんなもっと頑張れるんでしょうけど・・・。
透析を続けていくうちに、希望を見いだせなくなり、ドンドン深みにハマっていきます。

やはり透析患者は何か楽しみを作らなくてはいけません。
目標や目的が必要です。
我々はまだ生きてます。死んでませんよ~!
最後の時まで精一杯生き抜きましょう。


私は、不良患者の部類に入ると思います。
不満を院長に言ったら、「どこに行っても透析できないようにしてやる!」と言われました。
どうしたら良いでしょうか?

(木枯らしさん)

・・・・・・。
これは、事実であれば「脅迫・強要」に当たります。
覚悟を決めて刑事告訴するか、我慢して黙って透析を続けるか、選択しなければならないでしょう。
どちらにしても、転院した方が良いです。
どのようなやり取りだったのか分かりませんので、一概には言えませんが、医師の口から出る言葉とは思えません。
そのような病院で透析を続ける必要はありませんよ。
取りあえず、近隣の透析病院に受け入れ可能か聞いてみると良いでしょう。
ただし、我慢する方を選択した場合、我慢がストレスになりしんどいですよ。
かと言って、刑事告訴も大変です。

不当な理由で患者の転院を要求したり、居づらくさせて転院させようと画策したりすると、「強要罪」等に問われる事もあります。


私の勤める透析病院にも、問題のある患者さんがいて、その暴言や暴力にスタッフは苦しんでいます。
スタッフの一人は、体調を崩し、休職してしまいました。

(erikoさん)

・・・・・・。
これは、事実であれば「暴行、傷害罪」、また暴言の内容によっても「脅迫・強要」に当たります。
過去に同じようなケースで有罪になった事例もあります。
病院全体で協議し、警察に相談する方向で考える手もあります。

透析患者が執拗に暴言を繰り返したせいで、スタッフが体調を壊した場合、「傷害罪」に問われる事もあります。


私が通う透析病院では、スタッフが幅をきかせており、怖くてほとんどの患者が黙って小さくなって透析をしています。逆らった若い患者達は次々にいなくなり、後々伝わってきた話では、遠くの透析病院で透析しているらしいのです。その時にどういうやり取りがあったのか分かりませんが、そのせいで今では年寄りの患者ばかりが残り、みんな暗く、スタッフだけが大声でゲラゲラ笑っています。
(匿名希望さん)

・・・・・・。
透析患者の横暴はネット上でも数多く取り上げられています。
それを、間違った形で対処している典型的な例です。
これは単純に「パワーハラスメント」です。
事実であれば由々しき問題です。
このような病院が存在するとは信じがたいですが、筆者は「透析環境の充実」という活動を行っていますので、ごくたまにこういう話も耳にする事があります。

介護施設や養護施設の暴力事件もあるくらいですから、このような透析病院があっても不思議では無いのかも知れません。
それよりも、この病院では、そこからパワハラが酷くなっていくのでは・・・と心配です。
全腎協などに相談してみると解決策が見いだせるかも知れません。


う~ん・・・。
今回は僕にとってもしんどい話が多かったです。
警察だの刑事告訴だのっていう話になるのは、僕の目指すところではありません。

優秀な看護師がいる病院では、問題ある患者は出てきにくいですし、
また、優秀な患者が多いと、良い看護師が育ちやすいです。

医師もしっかりして下さい。
医師がだらしないと、透析環境はガタガタになりますよ。

透析患者の逆襲! その17 患者とスタッフの距離感3

透析看護師3年目のYUKIと申します。
トシヒーローさん、聞いて下さい。
うちの病院では、我が儘な患者さんが多く、とても苦労しています。
暴言を吐かれたりとかはしょっちゅうです。
大声でわめかれ、そういう患者さんに付きっ切りとなってしまうと、他の患者さんに、「こっちには何もしてくれないのか!」とわめかれたりしてしてまいます。
トシヒーローさんのブログに出会い、勇気づけられ、今日まで頑張ってきましたが、精神的に一杯一杯です。
何か良い方法はありませんか?
せっかく今日まで築き上げたスキルを、諦めてしまいたくありません。
(YUKIさん・20歳代・看護師)



うぅ~。
透析患者を代表し、まずはお詫び申し上げます。
申し訳ありません。

このYUKIさんからは、今年に入り、ツイッターのチャットで相談を受けておりました。
(僕に相談したい事がある場合、ツイッターのメッセージ機能を使って、呼びかけて頂けるとスムーズです。)
先に言っておきますが、上記の相談内容は筆者によってかなり弱められています。
すべてを書くと、刑事事件にまで発展しかねない内容です。
そこを考慮して読み進めて頂ければと思います。
(YUKIさんが勤める透析病院の主任さんをYUKIさんに紹介して頂き、電話にて事実確認をさせて頂いております。)

さて、僕は透析10年目です。
この10年、心の遍歴が色々あります。
僕も、最初の病院では、どちらかと言えば問題児だったかもしれません。
大声を出した事もあります。
その都度、優秀な看護師さん達が向き合ってくれて、今日の僕があります。

人工透析というのは、人の人格を変えてしまうような治療です。
治療自体は大した事ありませんが、治りもしない病気のために頑張る事に、人生そのものを失望してしまう感覚となります。
「何をやっても思い通りにならない」ような感覚です。
しかも、社会的に理解度は低いです。
見た目で障害者と判断出来ない為、理解してもらえない事が多いです。

徐々に気が短くなり始めます。
そして、大した事でも無い事で、声を荒げたり、イライラしたりします。
普通はこの辺りで、自分の異変に気付きますが、これをほっておくと、うつ病や精神分裂症となりかねません。

透析2~5年くらいの方は、軽度のうつ病比率が高いです。
僕も、自分の周りが全て敵に見える時期がありました。

大体の方は、この辺りで何かをきっかけにして、心を持ち直していけるものなんですが、当然個人差があります。
ここより先に進展し、ソウウツになるか頭がおかしくなるかです。

YUKIさんの勤める病院は、地域で抱えきれなくなった、他院を放り出された、問題のある透析患者を一手に引き受けている病院だそうです。
痴呆症や精神疾患患者が全体の半数近くいるそうです。
いわゆる、最後の砦とも言える透析病院です。

この病院で面倒見切れない患者がいると、もうこの地域では引受け先の透析病院が無いため、どのような患者さんでも、倫理上放り出すことはでjきません。

これは、我々透析患者にとっても大問題です。
頑張れてる透析患者にとっても、そんな面倒な患者と同じ病院で透析すれば、精神的にしんどいです。
僕も最初の病院では、ある我儘な患者さんとケンカ状態になった事があります。

以前から何度か、「患者とスタッフの距離感」に関して書きましたが、患者にとって透析環境の良い病院とは何か・・・という事を突き詰めていくと、スタッフの苦労が置き去りになってしまう気がします。

スタッフだって人間です。ましてやYUKIさんのように(数々のスキルを持つ優秀な看護師だそうです。その為、よく働くので矢面に立つ状況になり、YUKIさんが苦労する事になっているそうです。)厳しい環境で働いていると、とてつもなく大変です。

2014年6月、ショッキングなニュースが流れました。
とある透析病院で、医師が透析中に患者の透析機器を殺人目的でいじり、刑事事件となりました。
この医師とこの患者の間に、特別な軋轢はなく、結局はこの医師の精神状態の異常が引き起こした事件と言われています。

精神を病んでしまうのは、何も透析患者だけではありません。
そういう患者の面倒を見るスタッフだって、精神は一杯一杯になります。

僕がこのブログを立ち上げた最大のテーマでもあります。

透析患者は透析導入初期(0~5年間)に精神に異常が表れ、軽度のうつ状態になりやすいです。

この時、自分さえしっかりしてれば何とかなります。

しっかりしてくださいよ~~!全国の透析患者さんの皆さん~!
苦しみは分かります。
でも、いつまでもクヨクヨ、イライラしてたら、頭おかしくなっちゃいますよ~!

今、僕が通っている透析病院はとても優秀です。
約15床づつ、4つのフロアに分かれていますが、1フロアを担当するスタッフは2名です。
全自動の透析機器のなせる技ですが、それでも15患者を2人で面倒見るのは大変です。
とても忙しく立ち回っていますので、患者の方が気を使い、声はかけにくいです。
賛否はあると思いますが、おかげで患者とスタッフの距離感はかなり遠めです。
僕にとっては、透析に集中でき、またスタッフは仕事に集中でき、とても良い透析環境だと思います。

患者はスタッフとの距離感を遠ざけて下さい。
我々は、透析さえしっかりしてもらえば、それで良いのです。
距離感が近いと、妙な精神的軋轢が両者に生まれます。
世間話がしたければ、患者同士でしてください。
その代わり、自己管理は自分でしなくてはなりません。

スタッフさんも患者さんとの距離はできるだけ離して下さい。
医療上の話でも無い限り、自分から話題を振ってまで話する必要はありません。

話がそれてしまいましたが、YUKIさんとその主任さんには、チャットや電話で僕なりの対応策は伝えました。
ただ、地域の問題患者を一手に引き受けてくれている病院ですので、かなり難しい問題だと思います。

当ブログでは、これからも透析環境に起こる様々な問題を取り上げて行く予定です。
相談は、僕のツイッターからメッセージ機能を使って呼びかけて頂ければ、チャットで会話出来ます。

これからも良い透析環境を構築するべく、みんなで力を合わせて頑張って行きましょう。

透析患者の逆襲! その16 地震発生!

では、皆さんが透析中に、巨大地震が起きたらどうするのか・・・
透析患者、透析スタッフ両面から考えてみましょう。

各透析病院では、それぞれ災害の際の避難マニュアルはあると思いますが、とにかくそういう時は、リーダーシップをとる人物の能力が要求されます。
リーダーが迷いながらやっていてはいけません。
リーダーは全て即断即決じゃないと、他の方のまとまりに影響します。
リーダーの能力次第でどれだけの人が助かるかが決まります。

各病院でスタッフ、患者から3人ずつくらい、決断の早い人(年齢やキャリアに関係なく)を選出し、優先順位を決めておくと良いでしょう。

そして、リーダー以外の人は、リーダーの言う事が絶対です。
つまらぬ反論などをしていると、避難スピードが遅くなり、助かる命も助かりません。
他の方は、リーダーの指示に必ずしたがって下さい。

普段から、リーダーと、それ以外は全てリーダーの指示を黙って遂行する・・・と取り決め、伝えておくと良いかと思います。
この2点さえ伝わっていれば、あとはリーダーの能力次第でどうにでもできます。

地震発生!
この時、震度4以下か、震度5以上かを判断します。
震度5以上なら状況によって避難の必要性が出てきます。

揺れている最中は、行動を起こすと危険ですので、何もできません。
しかし患者は、透析機器につながれていますので、不安です。
スタッフさんは直ちに「落ち着いて下さい!これから避難しますので、○○さんの指示に従ってください!」と声をかけて下さい。

地震が膠着したらすぐにスタッフは針を抜いていきます。
患者はそれをタオルなどを使って、自分で押さえて避難します。

スタッフ数名が各所に立って、避難誘導して下さい。
エレベーターは使えません。階段を使います。

患者さんも協力する必要があります。
元気な方は、避難誘導に加わったり、歩けない患者さんをおぶって避難する必要があります。

ですので、針を抜いていく順番は元気な患者さんからです。
針を抜いてもらった元気な患者さんは、リーダーの指示にしたがって下さい。
リーダーはすぐ指示を与えて下さい。
(病院の規模、患者数、スタッフ人数により、やり方は変わります。各病院で検討して下さい。)

注意事項は、避難誘導です。
これがしっかりしてないと、患者はどこへ逃げてよいのか分からず、リーダーの指示が伝わりにくくなり、パニックになりますよ。
避難経路に人員を配置しての誘導をしっかりやって下さい。
患者さんも元気な方がこれに加わり、他の患者さんを誘導する側にまわって下さい。

体力に自信のある患者さんは、歩けない患者さんをおぶって避難します。
一人が一人を運べば十分です。
運んだあと、また透析室に戻って運ぶ必要はありません。
避難経路が渋滞したりして危険です。
一人運んだあとは避難誘導に参加するか、避難先での各ケアなどを行って下さい。

体力のあるスタッフは何往復してでも、歩けない患者さんをおぶって逃げる必要があります。

最後の一人を運んだら、リーダーは「避難完了」と声を出し、避難誘導で残ってる方と共に、避難先へ逃げます。
避難先では、スタッフさんは、患者さんの穿刺部分のケアをして下さい。

これで大まかな避難の流れは分かったと思います。
スタッフさんも患者さんも、自分がどの立ち位置なのか、普段から認識しておいて下さい。

地震大国日本・・・。
いつこんな目に遭うのか・・・、
絶対ないとは言い切れませんよ。

透析患者の逆襲! その15 かゆみ他

10年も透析を続けていると、多くの透析仲間ができます。
その中で僕は、透析に関して色んな事を聞かれる役回りになってしまってます。
例えば、「全身のかゆみは何とかできないのか?」とか、
「生ものは何で食べたらダメなのか?」とか、とにかくよく聞かれてしまうようになりました。

今回はそれらについて書いてみたいと思います。

「かゆみ」について

これは、透析患者さんのほぼ全員が体験してるはずでしょう。
皆さんそれぞれ各病院で、軟膏なり、かゆみ止めの飲み薬なりを処方してもらい対処してると思いますが、効果の程は今一つ芳しくないと思います。

う~ん・・・
こればっかりは対処が難しいですね。
僕はアレルギー体質なので、「アレグラ(抗アレルギー薬)」を処方してもらってますが、かゆみがゼロになる事はありません。
そもそも透析患者は、腎不全によって血液に問題が起きています。
本来なら尿から出る尿毒素などの体に不必要な物が、いつまでも体の中を駆け巡っています。
もちろん透析を受ける事で、ろ過はしていますが、完璧に取り切れる訳ではないので、血液の問題がずっと残ったままなのです。
腎臓の働きが極端に弱く、血液にも問題を抱えると、汗腺(毛穴も含む)が小さくなります。
これがかゆみの原因となってます。
この問題を完全に解決できる方法はありません。

個人差はありますが、長年透析を続ける事で、かゆみが少しマシになってるように感じる場合もあります。
これは、ただ単に慣れただけで、原因が取り除かれた訳ではありません。

つまり「かゆみ」は腎不全の副産物としか言いようがありません。
特効薬の開発を待つか、腎移植をするか、そのくらいしか現時点で解決方法がありません。

腎移植をされた方に聞いた話ですが、移植後は汗もかきやすくなり、かゆみもある程度治まったそうです。
やはり、腎機能がかなり影響してるようですね。


「生もの」はなぜ食べたらイケナイのか?

この場合の「生もの」とは、「刺身」や「にぎり寿司」を指しています。

う~ん、別に食べても良いですよ。
あたらなければ・・・。

長く透析を続けていくと、腸の腸壁が弱くなります。
皆さんも、年に1度くらいは「検便」を受けてると思います。

あれは、腸からの出血を調べているのがメインです。

透析患者が食中毒やノロウイルス感染、O-157などになってしまうと、腸に穴が開くような事も起こります。
程度によっては、大量出血の可能性があるので、「生もの」は食べないほうが良いだけです。

夏場は食中毒が心配だし、冬場は感染症が心配です。

もしも、腸から大量出血してしまったら・・・。
もちろん外科的措置は必要ですが、それ以前に、透析に支障が出ます。

透析では、ヘパリンなどの血液凝固阻止薬(血をサラサラにする)を使います。
「血」は体内から出ると、固まろうとする力が働きます。
ダイアライザーで血をろ過するのが透析。
ろ過して体に戻ってくるまでの間に、血液に塊ができ、それが体内に入り、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすと大変なので、ヘパリンなどを使って「血」を固まらないようにしているのです。

当然、体に戻ってきた「血液」はヘパリンなどの成分が混ざっていますので、腸に穴が開いていたら、命にかかわるほどの大量出血を起こしてしまいます。

その為、透析が出来なくなってしまいます。
基本的に、透析の間隔は中2日が限界です。
中3日は、予後に影響を与えますので無理があります。

腸に穴が開くのは、外科的措置で治せますが、中2日の間で治せるかは微妙なんです。

「生もの」はどうしても食べたい時だけとか、また鮮度の良い物を食べるとかにするのがオススメです。

しかしまあ、透析患者は大変です。
注意事項やしんどい事が多過ぎ!
我ながら、時々、憂鬱になります。

でも、負けませんけどね!(笑)

透析患者の逆襲! その14 薬について 

長く透析を続けていると、徐々に処方される薬の数も増えていきます。
僕自身も多くの薬を服用しています。
よく聞かれるのは、そんなに沢山の薬を服用していても大丈夫なのか・・・という事です。

世間では、医者の処方する薬には劇薬が多く、寿命を縮めるのでは・・・と言う説もありますが、その一方で処方された薬を飲まなかったがゆえ、症状が急激に悪化した事例も数多く存在します。

僕の経験では、両者の意見はどちらも一長一短があると感じます。

透析患者はすでに重症状態です。
何度も言いますが、透析はあくまで延命治療です。
しなければ待っているのは「死」です。

そのような状態ですから、医者が処方した薬はできうる限り飲み続けたほうが賢明です。
しかしながら、時に服用の仕方が難しいケースもあります。

最も代表的な薬が降圧剤です。
血圧を下げる薬です。

透析患者は一般に高血圧の方が多く、大多数の方が降圧剤のお世話になってると思います。
ただ、透析患者の血圧は一定しておりません。
一時的に血圧が下がる場合もあります。

毎朝、食後に服用の薬だからと言って、血圧が120以下の時でも降圧剤を服用するのはどうでしょうか。
一般に高血圧とは135以上を指しています。
120なら正常ですよね。
降圧剤を飲む必要があるでしょうか。

血圧も計らずに降圧剤を飲むのは大変危険です。
その日の血圧が100前後しか無いにもかかわらず、降圧剤を服用し救急車のお世話になったなんて話もよく聞きます。
降圧剤を服用される方は、薬を飲む前に血圧を計る習慣をつけるべきです。

薬の服用はとても難しいです。
飲まずにいて症状が悪化すると困りますし。
最近もインスリンの注射を打たなかったがゆえに、亡くなってしまったお子さんのニュースがありました。
薬の必要性を十分理解していないと大変な事になるかも知れません。

僕の場合も心臓にステントが入っていますので、血をサラサラにする薬は絶対に欠かせません。
服用をやめると心筋梗塞を誘発してしまう可能性が高まります。

透析を長く順調に続けていくには処方された薬の知識が必要です。
なぜ、その薬が処方されたのか、分からないまま飲んでいてはいけません。
主治医やスタッフさんに聞き、しっかり自己管理しましょう。



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透析患者の逆襲! その13 患者とスタッフの距離感2

前章でも述べたように、患者とスタッフの距離感はとてつもなく難しいものがあります。
僕が前にいた透析病院では、田舎の病院でもあり、距離感はかなり近かったように思います。
何しろ、地元のスタッフさんが大半ですし、僕にしても同級生のスタッフさんがいたり、友人と知り合いのスタッフさんがいたり、やはりどうしても距離感が近くなってしまいます。

円満にいっていれば、それがプラスに働きますが、円満じゃなくなると、それが苦痛にもなる・・・
微妙な状態です。

では、距離感が遠いとどうでしょうか。
患者さんは透析だけしてもらえて、余計な事を言われずに済みますので、ストレスは受けにくく一見よさそうにも思えます。

しかし、それだとほとんど患者さん任せで、自己管理の不十分な患者さんは病状を悪化させてしまうかも知れません。

と言うことは・・・
自己管理がしっかりできる人は距離感の遠い病院、
自己管理ができない人は距離感の近い病院がベストという事になります。

ただ、多くの患者さんは生涯、一か所の透析病院で治療しています。
僕は今の透析病院が3つ目なので言える事ですが、
この人はあっちの病院のほうが合ってるな、あの人はこっちの病院のほうが合ってるな・・・
そう思う事があります。

透析病院にはそれぞれ様々な事情もあります。
例えば、泌尿器科医が常駐している病院と、いたりいなかったりする病院では大きな違いがあります。

泌尿器科医が常駐していない病院では、透析中に患者さんにトラブルがあった時、診る先生がいなくて近くの大病院に搬送する・・・というような事も起こります。もしも、搬送途中で患者さんが重篤な状態になってしまったら大変です。
ですから、どうしてもスタッフさんは患者さんとの距離を縮め、細かいところまで入り込んで指導していく必要があります。
トラブルを未然に防ぐやり方にならざるを得ません。

一方、泌尿器科医が常駐している病院では、トラブルが起きた際にもただちに対処できます。
患者さんとの距離が遠くても問題がありません。
細かい事を言わなくても、何かあった時に対処する環境がありますから。

こういう様々な事情で、病院の方針が決まります。
僕が今いる透析病院も、経験十分の美人院長先生が透析を担当しており、安心度が高いです。

患者さんにとってもこの距離感というのは大変な問題なのですが、スタッフの皆さんにとっても試行錯誤せざるを得ない大問題でしょう。

一番良いのは、やはり患者さんがしっかり自己管理する事です。
自己管理の十分な患者さんには、スタッフさんも深く入り込む必要がありませんし、とやかく言う事もありません。
結局最後は患者さん次第。
僕らの意識が透析環境を左右してしまいます。



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透析患者の逆襲! その12 患者とスタッフの距離感

僕が以前、通っていた透析病院で、気になるものがあった。
天井にアンパンマンのイラストが貼ってある。
「あれ、何~?」
「前に5歳の子が透析してたんよ~。」
はいっ???
5歳・・・
なんて事だ!!

どの透析病院でも1人や2人、精神を病みかけて怒鳴り散らしてる患者がいる。
恥ずかしくないのだろうか・・・?

5歳だよ、5歳!
5歳の子がこの苦しい透析を、大人の言う事聞いて、黙って受けていたのだ。

今頃は中学生か高校生になってるだろう。
もしかしたら、腎移植してるのかもしれないが・・・。

前章で述べたように、透析患者はもうすでに戦場のど真ん中に立たされている。
そこは、もう、闘うか逃げ出すかの選択肢しかない。

どうして闘おうとしないのか?
ちょっとスタッフさんにキツイ事言われたからって、
「もう二度と来ねえよ!」ってなんだ?
しかも、ちゃっかり次の透析の時は来てたりする。

来るなら、透析を受け続けるなら、闘え!この透析と!
5歳の子が闘っているんだ。

僕は今の透析病院が3つめになる。
別に不満があって転院した訳ではない。
送迎無しの病院→送りだけある病院→送迎両方ある病院と変わっていった。
自分の体力と家族の事情で変わっただけだ。

もちろんそれだけ多くの患者さんを見てきた。
イライラしたり、怒ったりする気持ちは痛いほど分かる。
だが、プライドを持ってほしい。
障がい者だって、人間だ。
別に格下になった訳ではないのだ。

厳しい事を書いたが、僕だって何度も心が折れかかった。
イライラしたり、誰とも口聞かなくなったり、怒鳴ったりした事もある。
その度、反省し、心が強くなった。

除水量に関して、スタッフさんによっては厳しい言い方や嫌味な言い方をされる場合がある。
しかし、透析患者さんに一言言っておく。
スタッフさんはそれが仕事だ。
増え幅が4000グラム以上ある人に何も言わないのは、仕事をさぼってるだけである。
厳しく言われるからこそ、あと一杯の水、あと一口の食べ物を我慢できる・・・
そういう一面もある。

スタッフさんにしたって、そういう患者さんに何も言わなかったせいで、その患者さんが死期を早めてしまったら、後味が悪いのだ。
そこを分かってあげて欲しい。
ほとんどのスタッフさんが真摯に仕事をこなしてる、それだけだ。

ただ、ごくたまに心得違いなスタッフさんもいるだろう。
そして、そんなスタッフさんの元では安心して透析を受けられないだろう。
往々にして、そういうスタッフは年下なんだから、患者だからと言って黙っている事はない。
ちゃんと指導してあげて欲しい。

患者とスタッフは一連托生なのだ。
どちらも透析と闘う必要がある。

そして、スタッフと患者の距離感はとても難しい。
病院によって方針も違っていて、深く入り込んでくる病院もあれば、距離感を保っている病院もある。
どちらが良いとは、一概に言い切れない。
患者さんの性質にもよるからだ。
患者さんにとって、透析病院とは長い付き合いになる。
自分に合ってない病院で透析を続けるのは苦痛でしかない。

他院から転院してきた患者さんや、各県の腎臓協会の会合などを利用して、自分に合う透析病院を探すというのも一つの手である。

僕の感覚だと、病床が多く沢山の患者さんを抱え透析の歴史の長い病院は、比較的、優良なシステムを構築できてる気がする。
更に、スタッフさんのトップが優秀かどうかも大切だ。
優秀なリーダー(師長とか)がいる病院は若い子でも優秀だし、リーダーがダメだと若い子も育たない。
そこは企業と同じではっきりしてるので、しっかり見ておく必要がある。

僕の経験上、患者の心得、スタッフの心得、それは結構重要なポイントである。
みんなで協力して、楽しい職場、安心できる透析環境を作っていきましょう。



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透析患者の逆襲! その11 透析直前2

2006年に入り、それまでごまかしごまかし来ていた状況が少しずつ悪化の方向に変わり始めた。
この年の1月、主治医に「そろそろ透析の準備を始めましょうか」と言われた。
なんせ、ラシックスが効かない。
それまでは、ラシックスを飲めば1時間以内に少なくとも3~4回立て続けにトイレに駆け込む事になる。
それが飲んでも効かない・・・。
僕の腎臓はそこまで悪くなっていたのだ。
この時のクレアチニン値は5。
急激に悪くなっていた。
主治医はこれはもう歯止めがきかないと判断したのかも知れない。

6月、もう限界だった。
気分が悪くて、飯が食えない。
86キロの体重が80キロまで減ったのに、また増えはじめた。
何も食べてないのに・・・である。
強烈な貧血の為、100メートル先にあるコンビニにすら行けず、
横になれば咳き込む。

タクシーに乗り病院へ行くと、クレアチニン値は11だった。
主治医は「よう死なんかったなあ、とにかく入院しましょう。」

Oさんというスーパー看護師がきて、透析に関する様々な説明をしてくれた。
いきなり「透析」と言われても、費用がどのぐらいなのか・・・?とか分からない事だらけだ。
Oさんやソーシャルワーカーの方が来て、大体の疑問は理解できた。

そしてシャントの増設に入る。
シャントがないと、透析はできない。(臨時には首の血管から透析しますが、常用できません)
2週間待ち(シャント増設により血管が成長するのにかかる時間)7月14日初透析だ。
(ここからは「透析患者の逆襲!その1」につながります)


人工透析・・・。自分がなるとは誰も思わない。
ショックだったが、できうる限り、そんな素振りは見せないつもりでいたが、随所に現れていただろう。
両親や姉もショックだったに違いないが、普通に振る舞っていた。
姉はこの時の少し前、「子宮がん」で厳しい治療をしていた。
抗がん剤を打ち、耐え抜いた。
病人の気持ちはよくわかるだろう。

「透析ってのはかなり大変らしい」
皆さんもそう聞いているだろう。
そこには、なった者にしか分からない苦悩と悶絶がある。
血圧が下がるたびに、「死にたい」と思う人もいるだろう。
僕はそれでも、その苦しみに立ち向かえ!と言う。
きっと、悪魔の言葉だ。

前にも書いたが、50年以上前に透析をしていた人達は全額負担だった。
年に500万円前後はかかる。
ほとんどの人は2年もすれば、「死」を選択するしかなくなる。
厳しい治療のなか運動し、政府が動き3割負担となり、現在の負担額(僕の場合は無料)となった。
この透析をしながら運動し、これを勝ち取ったスーパー透析患者達がいたのだ。
その恩恵を受ける僕たちは、弱音を吐ける立場に無い・・・僕はそう思う。
賛否はあるだろうが・・・

「透析」とは「延命治療」である。
しなければ死ぬ。
「透析」をしている事そのものが、もうすでに闘いに参加している。
もう闘っているのだ。
(透析患者の逆襲!その12 へつづく)



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透析患者の逆襲! その10 透析直前1

32歳の夏、体調に大きな異変があった。
日曜の昼間35度の猛暑の中、自転車を漕いで買い物に行った。
家に帰り、頭がボ~っとしている。
ん?あれ?首から上だけ汗かいてない。首から下はビチョビチョなのに・・・。
イカン!脳が腐る~。
慌てて風呂場で頭に水をかけた。
夜になると、今度は右腕だけカサカサだぁ。
右腕が腐る~。
この頃、時々呼吸が苦しくなるという症状もあった。
妙に咳き込んでみたり・・・何か変だ。
そこでようやく病院へ。
一通りの検査を受けると、「高血圧、ネフローゼ症候群」と診断された。
なんと血圧は240-145だった。
即入院となり、まずはラシックス(カリウムに吸着し尿排出を促す)の投与、降圧剤の投与、腎生検(組織をとる検査)を行う。
つまり、この時点で腎機能が悪かったのだ。
医者は「50歳までに透析になります。」と診断した。
この時のクレアチニン値は3ほど。
この後、しっかり節制してれば50歳までは腎臓ももったかもしれない。
しかし、中々そうはいかない。
そもそも、「透析」に対する知識もないし、現実味もない。

この症状が、やがて透析に繋がっていく。
降圧剤で血圧を下げ、
ラシックスで尿を出す。
腎生検では「腎臓の20%ほどの血管に狭窄などのツマリがある」との事だった。

高血圧は腎臓に異常をもたらす。
腎臓は卵と同じような大きさ、形で、中は細い血管(髪の毛並みの細さ)がグチャグチャになって入っている。
その血管にはミクロ級の穴があいていて、そこから血液中の老廃物や余分な水分が抜け出て、膀胱に流れていく。
それが尿になる。
腎不全とは大体の場合、そのミクロの穴が詰まってしまった事を指している。
高血圧によって、腎臓が悲鳴をあげているのだ。
(透析患者の逆襲! その11 透析直前2 へつづく)




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お金がない?それは財布のせいではないですか?

透析患者の逆襲! その9 透析以前

「東京は風の街」
唯川恵さんの小説に出てくるフレーズだ。
10年東京に住んだが、まさにこのイメージだ。
別に風が強い街という訳ではない。
東京は夢を追いかける者たちの足音が聞こえる街だ。

「風が好き ひな菊が好き あなたが好き」
黛まどかさんの恋愛俳句である。
この人の恋は追い風が吹いているだろうか?

僕は子供の頃から作詞家になりたい・・・という夢を持ってた。
当時はまだ阿久悠先生の全盛期で、ピンクレディや石川さゆりさんの歌をよく聴いていた。
さらに、松本隆先生や秋元康先生の時代が来て、ひそかに作詞ブームがあったのだ。
僕はこの松本隆先生の書く詞が好きだ。
松田聖子さんや、近藤真彦さんのヒット曲は松本隆先生が書いたものが多い。
他には「ルビーの指輪」「木綿のハンカチーフ」「赤道小町ドキッ」「冬のリヴィエラ」などなど、ヒット曲だらけだ。
聖子さんの「赤いスイートピー」もマッチの「ハイティーンブギ」も松本隆先生が書いたものだ。
「人の夢とペンで書けば 儚(はかな)いって読むのですね」
こんなフレーズを書く先生なのだ。
う~ん。恐るべし!

強く憧れ、僕は高校を出ると、上京しコピーライターの専門学校に行った。
作詞家は阿久先生を始めとして、コピーライター出身の方が多いからだ。
卒業後、残念ながら就職が決まらず、一端帰郷。
その後、もう一度、「東京に行きたい!」とずっと思っていた。
そんな時、一本の電話がかかってきた。
「うちで、広告作りませんか?」
通販会社からだった。それも東京の高円寺にある会社だ。
ちょうどその頃、僕は作詞の同人誌で賞を取りまくっていた。
その表彰式で、その通販会社の関係者が接触をはかってきていたのだが、
その時、コピーライターの専門学校を出た事を話していたのだ。
その同人誌のスポンサー会社だったからこそ起きた奇跡だ。

僕はその通販会社へ就職を決め、2度めの上京から数日目には出勤していた。
まさかその18年後に人工透析をするはめになるとはつゆとも知らず、僕は東京での生活を楽しんでいた。
東京での10年は僕にとっては、珠玉の10年だ。
普通の人が経験できないような事を沢山経験した。
それがなければ、今、透析でくじけていたかも知れない。

当時はまだバブル崩壊前(もしくは直後)でジュリアナ東京とかそんな時代だった。
給料だって、年々ベースアップ5%だったし、ボーナスも3か月分もらえた時代だ。

人生の幸運期ってのは、長くは続かないものだ。
やがて、体を壊し帰郷。
そこからはもう、ずっと体調が悪かった。
とにかく、体調が悪いと、根気とかそういうものがなくなる。
うまくいかないものだ。
(透析患者の逆襲! その10につづく)



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透析患者の逆襲! その8 看護師も逆襲!

ここまでは僕の透析人生を振り返ってきた訳ですが、この間沢山の看護師さん、臨床工学士さんと出会いました。
何しろ、入院した大学病院も含めれば4つの病院で透析してるぐらいなので。
今回は数々のスーパー看護師さんを紹介しようと思います。

穿刺(せんし・患者さんの腕に透析の針を刺す事。点滴や採血の針と違い太く長い。)って大変だと思う。とにかく痛いので失敗されると怒る患者さんもいます。                                       そのプレッシャーの中超絶技巧で穿刺を成功させる看護師さん。
僕の血管は真っ直ぐなので新人さんでも容易に刺せますが、患者さんによっては血管が蛇行してたりして中々刺さらない場合もある。                                                      何しろ透析の針は2~3センチくらいはあり、根元まで差し込まなきゃならないんですから。蛇行している血管は、看護師さんにとって驚異だ。                                                中には縦の蛇行という難しい血管や、深すぎて見えない血管の患者さんもいるらしいです。
穿刺のエピソードで真っ先に思い出すのは、難しい血管の患者さんに果敢に挑む看護師達。
断られても、「そこをなんとか刺さして下さい。」と食い下がり、失敗してなお頭を下げ刺しに行く看護師。
何人かいたが、そういう子達の将来は有望だ。
ようあの人の穿刺に行ったなぁ。
「行かんといつまでたっても刺せるようにならんやん。」
おおぉ!拍手ものの発言だ。
透析スタッフは大病院だと、各病棟から穿刺のうまい看護婦さんが集まってくる。
技術的に優秀な方が多いのだ。

重篤な.「認知症」患者さんにただ1人で看護するスタッフ。
あんまりにも対応が難しい患者さんで、多くのスタッフが敬遠がちな中、この方は最後まで面倒見てた。
この方は今は病棟にもどちゃったみたいです。〈風のうわさ)
とても優しい方だったので、ずっと透析スタッフでいてほしかったです。

透析が終わって体重測る時、血圧低下で気を失い転倒寸前だった僕を、1人で抱きかかえてベッドまで運んだ剛腕看護師。
僕70キロ近くあるんですけど・・・(笑)

類まれなる知識と技術を持つ看護婦さん。なんせ、多くの患者さんが彼女を信頼してた。
「この人がいたら死ねんなあ。」
透析中にトラブルが起きて患者さんがピンチの時、すぐに飛んできて助けてしまうので、安心して透析できてたんですが、家庭の事情で退職されて、多くの患者さんがガックリでした。

この方達を集めて透析病院を作ったら、凄いことになると思いませんか。
各病院から集められたドリームチーム。
テレビドラマ並みです。
「私、穿刺失敗しませんから!」

また、透析ブログの中には病院や一個人に腹を立てたエピソードを紹介してるものもあります。
まあ、多くの人が働いてますから、そういう事もあるかも知れません。
聞いた話ですが、冗談、暇つぶしという、冗談が過ぎた不祥事などもあるようです。
極々一部の方のせいで、真面目に頑張っている方まで同じ様に言われるのは気の毒です。

患者も厳しい治療でストレスたっぷりですが、働くほうも大変なストレスを抱えているはず。
うまく円滑にいくようにしたいです。
透析患者さんは自分の事で一杯一杯なんです。とても人の気持ちを考えてあげられる精神的余裕が無い。
言い訳に過ぎませんが、理解してくれると有難いです。
また、スタッフさん達もそんな中、我々の言動ひとつがストレスになります。なんせ、ミスが死に直結する厳しい仕事です。我々透析患者も少しぐらいは配慮してあげたいものです。                             スタッフの皆さん、大変な世界ですが、お互い「逆襲」の理念で頑張りましょう。


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透析患者の逆襲! その7 絶望と覚醒

ICUに入った後は、特に異変もなく、1泊で無事退院。
しかし結局、3つ目のステント増設は難しいようだ。
すでに血管そのものが詰まっているのだが、枝の部分であり本流ではないので、これでステント増設は諦めることになった。
その後、若干の違和感が残ってはいるものの、特に問題も無い状態だ。
このカテーテルが去年の8月。年が明ければ今年(2015年)である。

今年は僕にとっては、全てにおいて環境が大きく変わる年だった。
まあ、今年僕は年男なので、色んな事を新しくスタートさせるには絶好の機会だ。
まず3月、遠くなるものの送迎車を出してくれる透析病院に転院。
7月には父が脳梗塞で倒れ寝たきりになった。
僕も透析と父の看病で手一杯ではあったが、母や姉も心労から病気を引き起こし、この1年家族全員が何がしかの不運に見舞われた。
その中、僕は支援を受けて、パソコン入力関係の仕事を始める機会を得た。このブログを始めたのも、パソコンスキルを上げるためだ。
父は8月以降.、肺炎で絶飲絶食状態となり、本人も頑張っていたのだが、11月8日この世を去った。

実は今日も(12月7日)母の具合が悪くなり、近所の県立病院に行き点滴を受けた。
僕も今日は体調が悪く、しんどかった。
今年はほんとに激変だ。
1月には腎移植の申請もしたし、父の死も含めて何度かの心の折れるような事が続いた。
数々の出来事で心の整理もつかず苦労してはいるが、人としては大きく成長した1年でもある。

一難去ってまた一難・・・
人は心のステージを上げる為、数々の試練を乗り越えて行かなければならない。
運命とは、決して天から降って来るものではなく、生まれる前に自分が自分で設定したものである。
昔、何かの本で読んだ言葉だ。
よく、乗り越えられない試練はやって来ない・・・というが、それはその試練を自分で設定したからだ、と言う意味である。
今世で病気に苦しむ者は、病気で苦しむ者の気持ちを理解するため・・・と言える。
何だか宗教的になってしまったが、心に余裕を持つ・・・そういう意識を持とう。
僕自身も自らに言い聞かせるように、このブログを書いている。

さて、他にも沢山の透析患者さんがブログを書いている。
皆さん、文章がうまいなあ・・・と思う。
まあ、そういう人だからこそブログに挑戦してるんだろうけど・・・

僕も、仕事の為に家にネット環境を整えた。光回線を引き、パソコン、デジカメ、プリンターを揃えた。
20代の頃は広告制作をしていたので、文章を書くのは好きだ。
とはいえ、ブランクが長く、かつての文章力はまだ蘇ってこない。
ただ、このような文面でも、多くの方がこのブログを閲覧してくれて非常に嬉しい。
数々の絶望、そしてそこからの覚醒・・・
正にそういう1年であった。

(透析患者の逆襲! その8へつづく)

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透析患者の逆襲! その6

透析患者さんはカラオケ好きな人が多いですね。
各患者会でもカラオケの催しをよく開催してるようです。
良いイベントです。皆様も歌って、透析のストレスを解消しましょう。

さて、心臓カテーテルから1年後、ステント(血管を広げるアイテム)がしっかり定着しているか・・・の検査があった。
そのついでに、前回出来なかった3つ目のステントも増設することになった。
僕はアレルギーがあり、「造影剤」に反応してしまう。
今回が3度めのカテーテルとなるのだが、過去2回は「じんましん」が出た。
その都度、抗アレルギー薬の投与で事なきを得たが、アナフィラキシーショック(痙攣し、死に至る場合もあります)などが起きれば大変だ!
その為、今回はそれに備えて、カテーテル前から「抗アレルギー薬」の投与となった。
ただ、この日は僕の体調が悪かった。
血圧も80前後しかないし、気分もすぐれなかった。
その中、様子を見ながらのカテーテルとなったのだが・・・

手術室では、テレビのドラマなんかでよく見る、心拍計測器(正式名称はわかりません)がある。
「ぴっ!ぴっ!ぴ」と音を出して、僕の心拍を表している、あの機械だ。
この日も順調にカテーテルは進んでいた。
「ステントはしっかり定着していますよ。ではこれからステント増設に入ります。」との先生の説明があり、ステント増設が始まった。
今回も細くなった血管患部にカテーテルが中々到達しない。
先生も苦労しながら慎重にカテーテルを進めていく。
何とか患部にカテーテルが到着。(前回は患部に到着できなかった。先生も腕を上げています)
バルーン(血管を膨らますアイテム)を使い血管を膨らます。

その時、さっきの心拍計測器の「ぴっぴっぴ」音が「ぷーーーーーー」音に突然変わった!
うおぁ!心臓が止まった?何だぁーーーーーーーー!
先生も声を荒げる!
「大丈夫かぁーーー!」
いやぁ、意識はあるんですけど・・・
心で思うが、びびって声は出ない。
もしかして・・・・・・、あれか!あれがくるのか!
あれとは、テレビでよく見るあの「下がって!ドーン!」ていうあの電気ショックみたいなヤツだ。
待て待て!意識ありますよ~。
しかし、声は出ない。
ここで、先生が僕の胸を軽めに数度叩いた。
「ぷーーーーーーー、ぴぴぴぴぴぴぴ」
心拍復活!? しかしまだ心臓は痙攣中。
「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴ・・・・・・、ぴっぴっぴっぴ」
やったぁ!戻ったぁ!
「カテーテル緊急終了!」先生の声が手術室に鳴り響く。
僕は、ICUに運ばれた

(透析患者の逆襲! その7へつづく)

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透析患者の逆襲! その5

透析病院も数々あれど、そこで働くスタッフの皆さんは色々苦労してるよね。
大きい透析病院だと、沢山の患者さんがいるから、中には厄介な患者さんもいる。まあ、一番苦労するのは「認知症」持ちの人かなぁ。なんせ、患者さんの大半は70歳以上だからねぇ。ある意味、仕方ない。
透析中はじっとしてないといけないのに、「認知症」じゃ、おとなしくしててはくれないだろうし、針でも抜かれたら、命にかかわるし。
というか、透析スタッフにかかわらず、病院関係者って仕事は大変だよね~。ちょっとしたミスで患者さんの命にかかわるし、自分1人で責任取り切れないし、シフトは大変そうだし・・・
そんな中、頑張っているスタッフさんには頭が下がります。
今、僕が通ってる病院のスタッフさんも「逆襲!」の理念を無意識に持ってる方が結構います。皆さん頑張って下さい。(僕のために・・・笑)

さて、右腎摘出を無事終えた3か月後、いよいよ心臓の血管ステント増設術が始まった。右手首からカテーテルを入れ3か所にステントを増設、血管の細くなってる所を広げる。
まあ、実のところ、ここまで投薬治療をしていて、「肺に水が溜まる」とかの症状はなくなっていた。ただ、細くなった血管をほったらかしてたら先々不安があるので、ステントを入れる事になったのだ。
今度は麻酔も右手首だけなので楽勝なのだが、僕は神経が細かいのか、カテーテルが心臓に向かってにゅるにゅる入ってくるのを感じ、気持ち悪くなる。ここは主治医の腕を信用するしか無く、まな板の鯉だ。
ステント増設は順調にいっていたが、1.5センチと0.5センチのステントを2個入れた後、3つ目のステントがなかなか入らず、予定時間を1時間オーバーした。
入らない3つ目のステントは血管の本流ではなかった為、今回はステント2個で終了。
まあ、とりあえずこれで様子見だ。
心臓の治療後、僕の体調がすこぶる良くなった。透析病院のスタッフさん達も口を揃えて「血圧があまり下がらなくなったね」と、ステントの効果を感じていたし、「順調、順調」と喜んでいたのだが、1年後、また僕にとんでもないハプニングがもたらされることになる・・・

(透析患者の逆襲! その6へつづく)


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日々の生活習慣、変えてみませんか?

透析患者の逆襲! その4

(透析患者の逆襲! その3からのつづき)

初の全身麻酔・・・
「寝たら最後、そのまま目が覚めなかったら、どうしよう・・・」
まあ、経験者はみんなそう考えるよね。僕も一応、死ぬ覚悟はしてから手術したぁ。
というか、透析始めた時に「死ぬ覚悟」はしてるんだけど。
手術台に乗って酸素マスク付けられたら、3秒で眠りに落ちた。
次、起きたらもう手術が終わってて、「な~んだ。こんなもんか・・・ビビッて損したぁ」
先生も「ちょっと見た限りでは、良性か悪性か分からない。」と言っていたのだが、この時はまだ頭が朦朧としてて、聞き取れなかった。
ふ~。とりあえず無事に終わって良かったぁ。しか~し、当然ながら、腎摘出は内視鏡でやってはいるが、腎臓を取り出さなきゃならない。しかもここは大学病院。と、くれば後々、大学でのサンプルにしたいので、脇腹に大きめのメスを入れて、出来るだけ腎臓をきれいに取りたいのだ。
麻酔が切れてくると、さすがに痛い。というか、動けない。痛過ぎ!痛み止めを流す管が脇腹に刺さってて、痛み止めを流すんだけど、マジに痛い。
翌々日には、透析しなきゃいけないんだけど、病棟のベッドから降りられず、結局ストレッチャーで透析室に運ばれる始末だ。4日目にようやく歩けて(必死の形相で)、手術から1週間で退院となる。
退院の日に診察があり、やはりガンであることが判明した。
しかし「早期中の早期で、転移の心配もまず無く、半年ごとにCTを撮っていけば問題ありません。」との事だ。
メチャラッキーだ。全国の癌患者さんを敵に回してしまうかもしれないが、このタイミングで心臓の検査を受けてなければ、見つからなかったかも知れないのだ。1年後とかに判明してたら、キツイ抗がん剤を散々打たれた挙句、死んでしまったかも知れないのだ。
これをラッキーと言わず何と言うだろうか。

もし、僕が透析になってなければ・・・
そう考えると、今のこの透析患者という境遇は、不運なのかも知れない。
でも、透析になってなくても、今より幸せだったかどうかは、誰にも分からないのだ。
もしかしたら、もっと不幸になる未来だったかも知れない。
透析になったおかげで、この程度で済んでるのかも知れない・・・
今回の僕の腎臓ガンのエピソードは、これを「ラッキー」と考える人はあまり多くはないだろう。
正に「不幸中の幸い」なのだ。
あくまで「不幸中」と考えるのか、「幸い」と考えるのか、
痛い思いをしたから「不幸」と思うのか、抗がん剤を打たなくて良かったから「幸せ」と考えるのか、
これが「逆襲!」の理念だ。
人工透析という、途方もない病気に立ち向かうには、この「逆襲!」の理念が大切だ。
頭をぶつけて、たんこぶができても、「生きてる事を実感できて幸せ」じゃないといけない。
決して「痛いから不幸.」などではないのだ。

(透析患者の逆襲! その5へつづく)

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体調が悪いと、幸せな気分にはなれないよね。

透析患者の逆襲! その3

(透析患者の逆襲! その2 からのつづき)

色々ありながらも、何とか順調に透析を続けてきたのだが、6年目を過ぎた頃からよく咳き込むようになった。
家で寝る時も、横になると咳き込んで寝られない。
あれだぁ、あれがやって来た。
透析導入の直前の頃、経験してた、あの「呼吸困難」だ。
肺に水が溜まる(わずかに)ので、咳き込む。
なんだよ~。透析してても肺に水が溜まるんかよ~。どうすりゃあいいんだ~?

実はこれは「心機能」に問題がある場合に引き起こす事がある。細かなメカニズムは分からないが、心臓に問題があると、体内のコントロールがおかしくなるらしい。
そこで、僕は循環器科に行き検査を受けるんだけど、悪い場所が全然見つからない。
こんだけ調子が悪いのに、「異常なし」な訳ないじゃん!
んなぁ~、と思いながら、時々検査を受けるのだが、一向に見つからなかった。
そんな時、転機が訪れる。
この頃僕は、遠くの透析病院に、バス、汽車、電車と乗り継いで通っていたのだが、地元の透析病院に1床「空き」が出たのだ。行くのはどうってこと無いけど、帰りは血圧低下とかでフラフラになることが多い僕にとっては、これはチャンスだ。僕は迷わず転院を決めた。
これが絶好の決断となる。転院すると、新たな病院で1か月くらいの間に様々な検査を受ける。この時、この病院のT師長が、僕の心臓の異常に気が付いたのだ。早速、本格的な検査を受ける為、県内屈指の大学病院へ行った。1週間の検査入院で造影剤を使った検査などを受けた。
循環器科の先生に「心臓の血管に3か所細くなってる所がある。ただ、心筋が正常に動いてないが、その原因は明確には分からない。とりあえず、細い血管にステントを入れて様子を見ましょう。」と言われたのだが、更にもう一つ、「あと、右の腎臓なんですが・・・」
映像を見せながら、「分かりますか?造影剤が流れると光る部分がありますよね。これは、泌尿器科で本格的な検査を受ける必要があります。」
うおおぉ。これってガンじゃね?
とにかく、心臓にステントを入れると長期に渡り、血をサラサラにする薬を飲まなくてはならない。でないと、心筋梗塞を起こしやすくなる。血をサラサラにする薬を飲み始めたら「手術」が出来なくなるので、心臓より先に右腎の検査と治療を・・・、という事になった。
泌尿器科では「右腎に何かあるのは間違いないが、良性か悪性かは分からない。位置的に調べにくいので、右腎を取っちゃいましょう。」
僕は生まれて初めて、全身麻酔の手術を受けた・・・

(透析患者の逆襲! その4へつづく)


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睡眠って大切なんだよね。

透析患者の逆襲! その2 

(透析患者の逆襲! その1からのつづき)

いやぁ、まいったぁ。血圧下がるんや。
透析患者って、元々血圧高い人が多いからねぇ。50はイカンわぁ。
この後、数時間は立てなかった・・・
フラフラで家に帰って、深夜まで寝てたよ。この日はね。
こういうことが何度もあって、透析のキツさを体感する事に・・・
まあ、まだこの頃は序の口なんだよね。透析が無い日は体動いてたし・・・

透析あるある 血圧低下編
*透析後、メシ食ったら血圧低下で失神!
*透析後、トイレ行ったらそのまま失神!
*透析中、気分悪くなって看護婦さん呼ぼうと思った瞬間、失神!
*透析後、帰りに買い物してたら調子悪くなって失神! 救急車呼ばれて大騒ぎに!
*透析後、電車の中で動けなくなって、地元駅で降りられず、終点まで到着!
*透析後、飲み会に行って失神! 大騒ぎに!

アハハハ!  全部ある~。
僕みたく、こういう事を楽しめる性格じゃないと、しんどいだけだよね。いやぁ、その時々は必死なんだけど・・・
まあ、失神した時、打ち所が良かったから、笑えるんだけど。頭打ってたら笑えないよね。
ところで、僕のブログ読んでくれてる貴重な皆さんは、このブログのどこが「逆襲!」なんだ? って思ってますか? 思うよね?
いやぁ、透析ってマジ過酷なんです。みんな「なった人しか分からん!」って、口揃えていうよね。
でも、そんな中、こんな風に楽しんで透析してる事が、そもそも「逆襲!」なんですよ。
時々だけど、過酷さゆえに「うつ病」や「精神分裂」引き起こす人もいます。こんな僕でも、最初の頃はキレやすくなってたし。なんせ、治る事が無い病気なので、先々の不安から精神を病む人も多い。
鬼束ちひろさんの「月光」。あれって透析患者の気持ちを歌ってるのか~?と思う時があります。
透析現場で働いているスタッフさんは、ぜひ参考にしてみて下さい。

そんなこんなで3年経過した頃、透析終わりに電車の駅で失神し、せっかく作ったシャントが壊れた。
最初は左手首に作ってたんだけど、スライドして腕に新しく作りました。
おかげで太い血管が2本になり、針を刺せる場所が一気に5か所くらいに増えました。
これもある意味、「ピンチがチャンス!」で、現在透析10年目になりますが、腕の穿刺痕がみんなみたいに膨れ上がってません。あっちに刺したり、こっちに刺したりしてるおかげです。
まっ、単に運がいいだけだけど・・・。
こういうラッキーも、ふさぎ込んでたり、イライラしてたりしてると、やってきません。
透析し始めのころ、「こういうときこそ明石家さんまだぁ!」と、イライラを解消するためテレビを見て、わざとゲラゲラ笑ってたのが、功を奏した形だと僕は思います。
人はやっぱり笑ってないとダメですねぇ。イライラやストレスはやっぱり病気をひきおこし易い。
「逆襲!」、「逆襲!」 さあ、みんなで笑いましょう。
また、こんな僕でも良かったら、何でも相談に乗りますよ。
透析の事でも、恋愛の事でも(笑)、人生の事でも、コメント欄やメールマークから送って下さい。
できうる限り、誠実にブログ内でお答えしますね

(透析患者の逆襲! その3へつづく)


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外出に、オシャレに、頭を守れ。

透析患者の逆襲! その1

最初に「透析」を勧められたのが2006年1月。その年の7月には透析を始めました。
透析というのは腎臓の機能が低下し、血液中の過剰な水分や尿毒素が尿から排出出来なくなってしまった人が導入します。
普通、人は1日に平均で1500CC(個人差があります)の尿を排出しますが、腎機能が低下すると若干減ります。仮に1日に100CCの尿が体外に排出できなかったとしても、そのくらいの量では大したむくみもなく自覚症状もないでしょう。
しかし、その100CCの大部分は排出されることなく体内に残ってしまいます。
では、それが1ケ月続いたとしたら、どうでしょう。体の中に3000CC近い水分と尿毒素が残っているとしたら・・・
足はパンパンにむくみ、肺に水が溜まり呼吸困難を引き起こし、食事も出来ず、貧血なども襲って来ます。
病院では、血液検査で腎機能が正常かどうか判定します。クレアチニン値で分かります。正常な人はクレアチニンが1未満ですが、透析患者はほとんどの人が8以上あります。
最近では、透析導入を先延ばしにする療法もありますが、クレアチニンが10を超えると命の危険もあり、早めに透析導入した方が予後が安定するという説もあります。(あくまで説です。患者の腎機能状態は千差万別で、どの方法がベストかはやってみないと分かりません)

さて、僕の場合、2006年1月に「5」だったクレアチニン値が、半年後の7月には「11」まで増えていました。
「これは、俺は死ぬな」と覚悟するくらいの状態でした。なんせ、靴が履けないほど足はパンパンだし、めちゃくちゃ貧血が襲ってくるし、横になると息が出来ないので座って寝るクセがつきました。
飯が食えなくて86キロの体重が2週間で80キロまで下がりましたが、その後食べれないのにまた86キロに戻ってしまいました。単純計算で6キロの水が体に溜まっていた事になります。
人工透析導入となると、まずは腕にシャント(透析をしやすくする為に太い血管を作る手術です。血管状態によってつくる箇所、方式が変わります。通常は脈の上で動脈と静脈をつなぎ合わせます。)を作らなくてはなりません。
当時、僕が通っていた病院にはOさんというスーパー看護師(スキルが特に高い看護師)がいて懇切丁寧に説明してくれましたが、透析患者さんの中には透析の知識がほとんどない方もいます。
最初の透析導入病院の方針やスタッフの能力次第です。僕も4か所の病院で透析しましたが、病院によってそれぞれ方針が違います。スタッフも玉石混交です。

2006年、7月14日、ついに初透析。
針刺すのがメチャ痛~い( ;∀;)  しかも2本も刺されるしぃ。(血を抜く方と血を戻す方)
3時間後、ふくらはぎがつりまくり(透析あるある)緊急終了。
でもでも、言うほど大した事なかったぁ!  これならやっていけるかも・・・
この思いは3度目の透析で打ち砕かれる事に・・・
2度目の透析も、血圧が下がり気味だった(透析あるある)ので3時間で終了。
実は3時間透析だと、さほどしんどくなかったりする。問題は3時間~4時間の間の1時間が地獄なのだ。
3度目の透析で初の4時間を経験すると、「これを週に3回、しかも死ぬまでやり続けるんかぁ。絶対むりやあ」
ポジティブな僕でも憂鬱になったね。さすがに。この時、38歳だったから、「70歳以上で初透析の人は、どんなにキツイだろう・・・」正直、恐ろしい病気だぁ・・・と思ったよぉ。
今年6月に透析仲間の1人が他界したんだけど、その方は大正生まれの90歳代だったんだよね。90にして初透析って・・・。
僕もこの頃は、まだまだ考えが甘かったなぁ。
透析の本当の恐ろしさを知るのは、透析導入から3か月が過ぎたころ。
透析中に「なんか気分が悪いなあ・・・」と、思っていたら、
吐き気がスゴクなって、冷や汗が噴出した!声も出せない・・・死に物狂いでナースコールをプッシュ!
さっき書いたOさんが飛んできた!
「ハイッ! 大きく息を吸ってぇ! ハイ、息を吐いてぇ!」
もう1人の看護婦さんが「血圧50-30です」
にゃにぃ~? 50-30ってぇ? ヤベェじゃん。
まあ、これも透析あるあるだよねぇ。誰だって透析患者さんなら何度も経験するよ~。これを( ;∀;)

(透析患者の逆襲! その2につづく・・・)

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  • 「透析患者の逆襲!」2年間の歴史に幕
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高校卒業後、専門学校を経て東京で就職。28歳の時にブラック企業で働き過ぎ、意識不明となり帰郷。その後、入退院を繰り返し、38歳で人工透析に。一気の無職への転落、無為地獄、襲いかかって来る合併症で心臓にステント2個、腎臓ガンで右腎摘出!2015年11月、父の他界を契機にパソコン1個で食っていくと覚悟を決めた50歳のおっさんのブログです(*'▽')

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