透析患者&透析スタッフ応援ブログ

透析患者の逆襲!~人工透析との壮絶バトルブログ~

慢性腎炎からの人工透析により無職へと転落!病気ビンボー、無為地獄、腎臓がん、心筋症、世の底辺から立ち上がるイチ透析患者トシヒーローの透析エッセイです。

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透析スタッフも逆襲!

増えが多い事を怒る病院と何も言わない病院

僕は3つの病院で透析してきたんですけどね。
それぞれ透析のやり方も微妙に違ってたりします。

止血の仕方だったり、穿刺時にサポートを付けるか付けないか、また、透析機器の違いでもやり方が違ってました。

技術面もさることながら、栄養指導や、体重の増えに考え方や指導の仕方が全く違ってますね。


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ダジャレ先生、透析室に入る

面白ダジャレ先生が来た!シリーズ

「刺しますよ~。」

お(^◇^)
ダジャレ先生が穿刺なんですね(*'▽')
(こりゃ、安心だ)

ブスリ!

「あっら~!」

(゚∇゚ ;)エッ!?

「うっそぴょ~んヾ(=^▽^=)ノ」

ε=ε=(;´Д`)
リアクション難しいから、そういうのやめて(-_-;)



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しかし病院というところはブラック企業並みですな

あれって医師の先生方はどう考えるんでしょうな。

例えば、最新の医療機器をバシバシ導入できるような病院は、医療技術の進歩も早いですよね。
しかし、そういうのは大病院ならともかく、個人の病院では資金的な問題でそうもいかない。

もちろん、病院にもそれぞれ役割はあるとはいえ、最新医療では治せる病気でも、医療機器やそれを使いこなせる腕がなければ治せない事もありますわな。


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穿刺失敗無し記録がついに終わる!

あはは(^◇^)

腕に星型・・・人型・・・いや、ビッグフッド型の青タンが(-_-;)

というか、青タンという言い方も変えた方が良いかな。

「シャント肢に出来た勲章」というネーミングにしましょうか(^◇^)
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天然系透析ナースよしみちゃんの透析事件簿2

よしみ!

ああ、主任看護師ひびきさんの声だ(-_-;)

僕は透析中だったので何があったのかと頭を上げて周りを見渡した。

ん?
どうやら、透析室中央のナースステーションになってるところで、よしみちゃんが必死で何かを探してる。

何を探してんだろう?

「ああ~、ありました(*´∇`*)」

「今後、なくさないでよ!(ノ`Д´)ノ」

よしみちゃんが失くしたモノ・・・。
どうやら、他院の先生から送られてきたある患者さんの今後の診療方針が書かれた手紙だったようだ。

ん~、
それを失くしたらダメだろう(-_-;)
見つかって良かった

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「オンラインHDF」を透析医の先生たちはどう考えるのか?

調子が戻りつつあるトシヒーローです('◇')ゞ

近年は、β2ミクログロブリンによる透析アミロイドーシスの問題を改善するために、「オンラインHDF」という透析スタイルが出てきました。

これについて、質問が多いですね。

僕もね、経験が無いのでよく分からんのですけども、まあそこは最近色んな先生にお世話になってますのでね。
聞いた事や、先生たちのサイトから情報を拾ってお伝えしときましょう。


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天然系透析ナースよしみちゃんの透析事件簿

天然系透析ナースのよしみちゃんは結婚・出産し、看護師復帰の際に将来を見据えて透析ナースになったそうだ。

夜勤が無いという午前午後のみの透析室に勤務するようになったらしいのだが、やはり最初の難関は「穿刺」。
先輩ナースのAさんとBさんが、練習台になってくれたそうだ。
先輩と言っても、2人とも年下の看護師さんだったらしいが。

あはは(^◇^)
しかし、シャントの無い普通の人の血管やから!
よしみちゃんも何度か失敗したらしい。

それでもその年下の先輩2人は何度も練習台になってくれた。
時が過ぎ・・・、


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穿刺待ちでそう怒らなくても(-_-;)

ん?
(-_-;)
モンスター患者さんか?

先日、透析前にベッドに横になって穿刺の順番を待っていたら、向こうの方から
「はよ、刺せ!」と叫ぶ女性患者さんが(-_-;)

その患者さんを担当したL美ちゃんが、僕の所にも穿刺に来ました。

ん~(-_-;)
穿刺前のナーバスな時に、看護師さんにつまらんストレスかけるなや!


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透析医療界は2つの意見に分かれている!

最近、難しい事を書くようになって、勉強不足が露呈してしまってるトシヒーローです('◇')ゞ

ん~(-_-;)

最近、僕が透析の事をより詳しく知ろうと、色んな事を学ぶ機会が多いんですけども、その中でね、どうも感じ取れる事があるんですよね。

透析医の世界は2分しているなと。

勢力が2つあると感じ取れますな~。
そうです。
高効率透析を目指すグループと、あくまで4時間にこだわるグループに。
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根掘り葉掘り聞かれてシドロモドロの看護師さん(^◇^)

根掘り葉掘りじいちゃんorばあちゃんというのがいましてですな。

昔、通ってた病院時代の話なんですけどね。

とにかく情報を聞きたがる訳ですな。

僕ら世代ですと、ソコまではさすがにしないんですけど。
例えば、誰かが入院したって聞くと、
「何で入院したん?」と必ず看護師さんに聞いてしまうんですけどね。

看護師さんも一応は個人情報とか守秘義務とか色々面倒なモノがあるので、できれば公の場で言いたくはない。
けども、一切言わないと感じ悪いので。
みたいな(^◇^)
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1回4時間もっぱら病院でも時間延長出来る法則はあるぞ!

昨日、コメ返信してて気が付いた事がありました。

よくよくこの透析10年を考えてみますと、僕もね、1回だけ頻回透析した経験があったのですな。

ちょうど、今の病院に転院する時、ちょうど2年前の3月の話です。

前の病院では月水金の午前中に透析を受けてました。
で、前の病院での最後の透析は月曜日だったんですね。
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看護師さ~ん、向いてないですよ~。

ん~(-_-;)
結局、里に買い物に行ったら、「豚ヒレ肉」が安売りされてたんで雑炊をやめ「トンテキ」を作ったトシヒーローです('◇')ゞ

それを見た母の「1個ちょ~だい!」攻撃に遭い、随分と食べる量が減ってしまいましたが(-_-;)

さて、前に手が大きい看護師さんは天職だ! と書いたんですけどね。
要は手が大きい(体の大きさに比べて)人は、人の世話をするのが向いてるのですな。

逆に手が小さい(体の大きさに比べて)人はあまり向いてないんですよ。
そういう人は人の世話とかではない仕事を選んだ方が良いですな。





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ゴッドハンドプリンセスが勇躍! エコー下シャントPTA 

血液流量(QB)280復活のトシヒーローです('◇')ゞ

やりました(*'▽')
うちの主治医のゴッドハンドによって難航するシャント結合部の狭窄を広げる事に成功しました。

どうやら、シャント結合部に問題が起きており、血管内の血流量が全体的にダウンしていたようですね。

うちの病院で使ってる透析の針は、圧の異常などが起きた時は針が震えて血液流量をキープしようとするタイプの針なんですよね。

この1か月ほどは、透析中に「取り側」の針がずっとブルブル震えてました。
何とかそれで血液流量280をキープしていたような状況でしたが、先週の火曜日に透析機器のブザーが鳴って止まってしまうようになると、血液流量もキープ出来なくなり、次第に血液流量280から下げられてしまうようになりました。

先週土曜日はとうとう血液流量180まで下げられてしまうというね(-_-;)

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何だ!この病院!2年間穿刺失敗ゼロ!

あはは(^◇^)

うんぱるんぱさんは面白~い(*'▽')

何かね、半分冗談だと思うんですけど、

新人さんの穿刺の練習で、先輩看護師さんに針を刺す練習をするんだそうですけど、失敗すると、患者の痛みを分からせるために殴られるんだって!

あはは(^◇^)
壮絶ですな~(>_<)

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若い透析者と透析医療は長時間透析化を目指せ!

僕はこの度の東京遠征で、その長時間透析の実力を垣間見たのですな。

長時間をやってらっしゃる方は、香川ではまずいませんので見た事が無かったのです。

ところが、今回、長時間透析にチャレンジしてる方を何人も見てしまった・・・(-_-;)

ん~(-_-;)
健常者と変わらんやん!
10年以上透析しててあんな風に元気にやれる?
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腎内科クリニック世田谷でオーバーナイト透析がスタート!

腎内科クリニック世田谷様より、コメント頂きました。

この度の講演会の内容にありました「過剰血流」についてですが、当日のご講演内で解説されていたかもしれませんが、シャントにおける過剰血流と透析条件における高血液流量(高血流)とは、似て非なるものです。
血流量(QB)を高い数値に設定する高血流での透析は、心臓に負担をかけることはないとされています。
高血流透析患者様における生命予後良好(長生き)も報告されており、もしよろしければ、下記リンク先をご参照いただけると幸いです。


高血液流量透析(高血流透析)について 
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東京ネクスト内科・透析クリニック 陣内彦博先生

なんかね~、今回たくさんの透析者の皆さんとお会いした事で色々言われました~。

ブログの内容から(結構キツイ表現も多いです、すいません。)こういう人とは思わなかった(>_<)

あはは(^◇^)
いや~、普段は普通のおっさんですな~。
大人しく透析を受けております(-_-;)

結構、駄目透析病院の話題が多いですのでね。
たまには優良透析病院の紹介もしなきゃ。

一応、透析スタッフさんを応援するという名目もありますのでね。

やはりその第1回はここしかありませぬな!
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災害時の緊急透析に対する基礎知識2

東北のスーパー看護師Iさんのお題で書いてる記事なんですけどね。

全ては患者の透析知識の問題です。
緊急時は透析データが無いモノとして考えておかなければならない。

自分自身が透析データである事を認識しておかなければなりません。
が、激しい災害の後に、PTSDを発症してしゃべれなくなる!という事まで考えておかなければならないのですよ。

その時、もしかしたら家族と生き別れてる可能性もあります。
どのような状態で透析を受けるのかは災害に遭ってみないと分かりませんから。

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災害時の緊急透析に対する基礎知識1

今日は東北のスーパー透析看護師Iさんから頂いたお題で書いてみたいと思います。

Iさんは東北の方という事で、「3.11」の経験者なのですな。

あのとてつもない状態の中で、透析医療に携わってくれた、我々透析患者からすれば恩人の1人でもあります。

なにせ、被害に遭ったのは患者だけではありませんから。
家族の安否も分からない状態で患者のために働いた看護師や技士さんもいたと聞きます。


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医療界の目に見えないパワハラが患者に向く!

これがまた大問題なのですな。

いわば、ラーメン屋で店主や店員が客にケンカを売るようなもの。

医療の世界では、患者に理不尽な真似をする、という事になりますな。

午前中の記事では、医療者内部の問題を取り扱ってます。
医療ミス隠ぺいのために病院サイドが脅迫まがいの行動に出る。

もちろん、患者に対しての医療ミスな訳ですからな。
その時点で実際は患者に向かった隠ぺいとなってしまってるんですな。

訴訟を避けるために。
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医療世界の目に見えないパワーハラスメント!

そりゃ、ドラマの中の話だろ!

っていうヤツね。
っていうか、ドラマでやるような事は実際にも起きてますからな。

そもそも、ドラマの原作っていうのも、実際に起きた事件とかをモデルにして書いてるモノがほとんどなのですな。

「白い巨塔」は田宮二郎さん主役のと、唐沢寿明さん主役のと2つありますからな。
どちらかを見た事があるという人がほとんどだと思います。
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血圧が下がったのはお前のせいだ!と言われた。

いや~、昨日の夜はある透析看護師さんの悩みをずっと聞いてしまいました~。

色々聞いてみると大変ですなぁ~。

ん?
血圧が下がったのはお前のせいだ!
と年配の患者さんに言われた!

いやいや、4キロも増やしてきたのはあんただ!
と、言いたいけどさすがに言えない。
ちょっとでも多く引いて後に余分を残らないようにしてあげるのも看護なんだよ!

あはは(^◇^)
分かる~。
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オモシロ看護婦さんの愉快なエピソード!5

食いしん坊透析ナースYちゃんシリーズ

('▽'*)ニパッ♪
「この度、ワタシ、臨床工学技士の資格を取りました~。」

えっ?

ああ、それで時々いなくなってたの?
長く見かけないなぁ、っていうのがよくあったよね。

受かったんだ。
やるね~。
おめでと~(*'▽')

「そうです~。ワタシ、次は透析指導看護師の資格を取るつもりです。」

おお!
じゃあ、出世街道まっしぐらなんじゃないの?
やるね~。
さすが大卒ナース(*'▽')


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透析スタッフさんが次々に辞めていくんですが・・・。

メッセージに来ていた事に関して書く訳ですが、

ん~(-_-;)
スタッフさんの病院側との確執って言うのは結構ありますからな。
厳しい問題です。
香川でも、前にある透析病院が、そういう状況でスタッフさんが次々に辞め、透析を続けていけなくなり、透析から撤退しておりますのでね。

まあ、10床程度の小さな病院でしたから良かったですが、今後はそういったトラブルで撤退する病院が多いでしょうな。

それだけ、優良透析病院と、不良透析病院がある。


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頑張れ!穿刺嫌いの看護婦さん!

「お手柔らかに頼む(*´Д`)」とですな~、
よく言われるんですな。

ネット上で知り合った看護師さんたちからね。

ん?
何を?

「穿刺だよ!」

あはは(^◇^)
なるほど~(*'▽')
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キツネとタヌキの化かしあい!

あはは(^◇^)
昨日は、せっかく買い物に行ったのに、肝心の電池を買い忘れ、いまだ血圧計が使えないトシヒーローです('◇')ゞ

あはは(^◇^)
うっかりミスが多いという事は、僕も天然が入ってるのかも知れませぬ(-_-;)
僕は透析医療には向いていないでしょうな。

うっかりミスで患者さんを死なせかねないですからな。

仕事選びは「ミスっても自己責任でやれる仕事」を選びたいと思います(^◇^)
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オモシロ看護婦さんの愉快なエピソード!4

看護師のYちゃんが、今度は「あんまん」を食べていた。

「うまうま(*´∇`*)」
「うまうま(*´∇`*)」

おい!うまうま!ってなんだよ!

おお!
小うるさいおじさん患者のKさんがとうとうキレて怒鳴った!

2つ隣のベッドにいた僕と1つ隣にいた副会長(患者会の副会長)とで、
「まあまあ!」となだめた。



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看護師の上司の言葉使いが気になる!

基本、午前中にサイト記事書きとブログ書きを済ませているんですけどね。
そうすると、毎日できますのでね。
透析は午後からだし。

という事で、今日もサイト記事書いた後に、ブログ書いてて、その後Facebookに行ったらすでにある事が起きてましたね。
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オモシロ看護婦さんの愉快なエピソード!3

おお!
今日も穿刺がうま過ぎる看護婦さんが来ました!

今日こそ笑わせてくれるんでしょうね(*'▽')

「えっ!またですか?」

はい!はい!
やりましょう。
完璧な穿刺をしながら笑いも取る!

「しょうがないなぁ。」

「はい、行きますよ~!」
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イジメたくなるような弱者からは距離を置け!

なるほど~。
技士さんや看護師さんも真面目に働いている人は、不真面目で患者を人間扱いしない人を快くは思っていないのですな。

透析患者は自分の体に異変を感じるから、まずは近くの看護師さんに申し出るのですな。
病院によっては、穿刺前に
「変わったところはありませんか~?」と聞いてくれるし。
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スタッフさんの穿刺意欲に差があってね~(*'▽')

僕も3病院で透析してきましたからね。

そうすると、病院ごとにスタッフさんの穿刺意欲に差があるんですな(>_<)

面白い事に、穿刺からスタッフさんが逃げまくっている病院もあるんですよ。
あはは(^◇^)
僕などは血管が凄く簡単みたいなので、刺したがるスタッフさんは多いんですけど、難しい血管の持ち主の患者さんには誰も刺したがらないんです。

で、20~30分ほったらかしになってたりするんですな
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透析室内の人間関係!

息が出来なくなって、もがいた経験はありますか?

30秒ももがいてるうちに(通常1分くらいは持ちそうですが、もがいてる分、早めに意識が薄れます。)意識が遠のき、自分の人生が終わった!と感じた事は?

透析を受ける患者さんは、常にこうした命のピンチを抱えています。
実際は単なる「不均衡症候群」であっても、わずかな頭痛にでも敏感に反応してしまいます。

この時、
「ああ、それは不均衡ですね~。」などとお気楽に対応していませんか?

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オモシロ看護婦さんの愉快なエピソード!2

おお!
今日はベテラン看護婦さんが穿刺ですか?

ん?

どうしたんですか?
なんかソワソワしてますね?

「いや、若い技士さんが入ってきたんで落ち着かなくて・・・」

ハイ???

あはは(^◇^)
技士さんイケメンやもんなぁ。

「(*´∇`*)」

いや、鼻の下伸びてるよ~(*'▽')

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透析医師も壮絶バトル!

透析ブログを書いたおかげで、何人かの透析医療従事者の方と親交を持つ事が出来ました。

その中で、最もよく聞かれてしまうのが、
「何で、透析をしてると、みんなあんなに怒りっぽくなるんだ!」

という事です。

そういう時に、僕はこう答えます。
「あはは(^◇^)じゃあ、透析患者になってみ!1発で分かるよ(*'▽')」
(それに皆が怒りっぽくなる訳ではないよね。ならない人だっているよ。)

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優秀なスタッフが去り、患者が大被害を受ける!

透析開始時間ってどうなってるでしょうか?

おおよそ、朝9時からのスタートで、午後1時過ぎに午後チームとチェンジ。

午前チーム朝9時から午後1時半

午後チーム午後1時半から午後6時

こういった病院が多いんではないでしょうか?
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頑張れ!看護婦さん!

どうしたん?
また、なんで、透析に来たん?

「いや~、子供の学費とかもあったんで、ちょっとでも給料が高く、夜勤無しということぉ考えて。」

あはは(^◇^)
見ると聞くでは全然違ったんちゃう?

「うん。透析がこんなに大変な業務とは知らんかったわ。」
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不良患者の僕に対して看護婦さんが行った笑える対応!

僕の場合は、除水量がね~。
まあ、多めですな。

カロリー数はバッチリなので、ドライウェイト(透析の指針になる体重)は変わらないんですけどね。

水分やや多め、まあ、土曜日の透析で全部引けたら良しとしてるんでね。

中1日なら2~3キロ。中2日なら3~4キロになる事もシバシバ。
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オモシロ看護婦さんの愉快なエピソード!

Iさんはギャグが好きだ!

ある認知症患者のばあちゃんがストレッチャーで透析室に運ばれて来た!

しかし、ばあちゃんは黒い巾着袋をしっかり抱いていた。

「ばあちゃ~ん、それ、何でそんなに大事に持ってるん?ドラゴンボールが6つ入ってるん?」

(*゚▽゚*)
笑いすぎてアラームが鳴ったわ!
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透析スタッフも逆襲!11

この透析施設には優れた師長さんがいました。
基本、師長さんが中心となって穿刺もやっていましたが、すでに定年となり、近々辞める事になっていました。

そこで後任を育てるべく、色んなところから透析経験者を引き抜いてきていました。

底抜けに明るい大柄な看護婦さんや、小柄で可愛らしい感じながら大病院で揉まれてきた看護婦さんが次々にやってきました。
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透析スタッフも逆襲!10

それは、僕が32歳の時、「ネフローゼ症候群」が発覚して入院していた時の事です。
隣のベッドには「病院内で巻き起こる不可思議な出来事2」でも書いた、我が儘なじいさんがいました。

新人看護師のNちゃんは、うちの病室の点滴によく来ていました。
僕の血管は簡単なのか、新人のNちゃんでもスーッと1発で点滴の針を刺せるんですが、隣の我が儘じいさんの血管には手を焼いているようでした。

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透析スタッフも逆襲!9

まずは、本日、九州地方の透析医療従事者の皆さんにお礼申し上げます。
中には、自ら被災したにも関わらず、患者さんのために出勤し、透析医療に携わって頂いた方々も数多くおられるとの報告がありました。

有難うございました。
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透析スタッフも逆襲!8

看護婦さんよりのメッセージがきました。

いつもトシヒーローさんのブログを拝見しております。
私は大阪の透析施設で看護師をしています。
でも、最近くじけ気味です。
技術的にも、知識的にも高い能力を要求される職場です。
でも、トシヒーローさんなら、そんな私にも励ましの言葉をもらえるんやないかと思い、メッセージしました。
アドバイスとかもお願いします。
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透析スタッフも逆襲!7

透析看護婦さんの苦労話はよく聞きます。
ある方は最初に勤めた透析施設がとんでもないところだったそうで
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透析スタッフも逆襲!6

仕事というのは、大きく分けて2種類あると思います。
「成功」がある仕事と「成功」が無い仕事です。
「成功」がある仕事では、例えば営業です。
僕はかつて、自分のスキルアップのために、英会話スクールの営業をした事があります。

当時、コピーライターだった僕は、文章は書けても人との会話が苦手で、これ以上のレベルアップには、この点を何とかしないといけない状況にありました。
広告代理店の営業さんに相談したところ、とある大企業が運営している英会話スクールの営業は、「あそこで1年やれればどこの企業でも通用する!」と言えるものだ!という話を聞き、僕は果敢に挑戦しました。

東京都内で生活する人は見た事あるかも知れません。
業務提携している書店の前でアンケート調査をし、英会話に興味を持つ人を探します。
いたら、しっかり説明し、スクールに来てもらい見学してもらいます。

これは100%フルコミッション(完全歩合)の仕事です。
オーダーを出せなければ収入はありません。
しかし、1オーダーにつき約7万円の歩合が付きます。
1か月10オーダーで約70万円の収入となりますが、多くの営業マンは大して稼げず辞めて行きます。

ところが、年収3000万円以上の収入を上げる営業マンもいます。
しっかりとしたマニュアルがあり、皆同じセールストークなのですが、これほどの差が出ます。
僕も最初の3か月は3オーダーしか出せず、生活が困窮していったのを覚えています。

「成功」がある仕事の場合、「失敗」もある訳ですね。

逆に「成功」が無い仕事では、「事務」や「工場の検品作業」などがあります。
僕は体を壊し入退院を繰り返していた頃、工場の検品作業の仕事をした事があります。

携帯電話で使われるICチップの検品です。
異常があるチップを除外していくだけの単純な仕事です。

こういう仕事だと、ちゃんと検品出来て当たり前であり、出来なければダメ社員という事になります。
「成功」が存在しません。
「失敗」のみです。
僕も1度、種類の違う同じ大きさのICチップを間違って混入させてしまい、えらく怒られた経験があります。
(そうなると出荷できませんね)

さて、ここまで踏まえて、我らが通う病院、医療という仕事はどうでしょうか?

通常の医療は、患者さんが回復する場合もあれば、死んだり重篤化したりもあります。
同じ病気でも、Aという病院では回復せず死んだのに、Bという病院では医師や看護の力で回復させるなどの事が起きたりします。
という事で「成功」のある仕事です。

ところが、この透析医療には「成功」はあるでしょうか?
まあ、患者さんに安心して透析して頂く・・・というような小さい成功はあるものの、やがては死んでいく訳ですから、成功と言える程のものは無いでしょうね。

医療の中では、終末期医療の部類に入ると思います。

人工透析という医療はやはり特別なものだと思います。
成功の無い仕事では、失敗がクローズアップされます。
例え、30年生き延びたから成功という訳でもなく(小さな成功とは言えますが)、2~3年で死なせてしまったら、失敗と言われてしまうかもしれません。
(30年でもやがてはこの病気で死んでいきますので)

成功がある仕事では、成功するために頑張りますが、成功が無い仕事では失敗しないように頑張る事になります。
つまり、モチベーションに差ができます。
成功を得るために創意工夫をしていく事はありますが、
成功が無い仕事では、流れ作業のようになり易く、日々与えられた仕事を延々とこなすだけ・・・となりがちです。

これが、我々透析患者のネックとなっています。
まるで、透析患者さんが、検品される部品のような扱いとなり、人知れずストレスを抱える原因となっています。

その中でも、優秀なスタッフさんは、患者をちゃんと人間として見て、どうすれば患者さんに安心して透析して頂けるのかしっかり考え、創意工夫し、透析に立ち向かっています。
患者に与えなくても良いようなストレスを無駄に与えるような真似はしません。

人工透析と闘わなきゃならないのは、患者さんだけではありません。
医師やスタッフも闘う必要性があります。

例えばこんな事がありました。
ある患者さんが、透析終盤に「しんどい」を連発してスタッフさんを困らせていました。
ところがこの患者さんは透析が終わると喫煙スペースに行き、タバコを吹かしています。
ある日、スタッフさんは、「タバコ」に関して言及します。
「タバコを吸って、しんどいと言われても困る!何度も注意しましたよ。」

ハイ!
これは正しい対応だと思います。
言ってる事も間違っていません。
(たまに間違った知識を押し付けるスタッフさんもいますから)

患者さんがどうしてもタバコを止められないのであれば、おそらく厳しく言われたのでストレスにはなると思いますが、それでもこの患者さんが長く生きていくためには、もうそろそろタバコを止めなくてはいけないでしょうね。
もう分岐点は過ぎていると思います。

何でも患者さんに合わせるのが医療ではありませんので、言うべき事はピシッと言わなきゃならないし、時には悪役を演じる必要もあるかも知れません。
これは無駄なストレスを与えているというのとは、ちょっと違うパターンだと思います。

もしも、これでこの患者さんがタバコを止め、1日でも延命できたとしたら、それは成功とも言えるかもしれませんね。
面倒な患者さんだから、何も注意せず早く死なせてしまえ!と思っているなら、タバコを注意はしないでしょう。
ほっておけば、そのうち死にますから。
面倒な患者さんがいなくなり、せいせいする事でしょう。

そうではなく、ちゃんと注意して、患者さんの延命を図るのは正しい言動です。
除水量にばかり言及し、栄養量に目をやらないスタッフさんは、ちょっとおかしいです。
しっかり透析が出来なくなってる患者さんの場合は、食事量も制限しないとまずいですが、しっかり透析できている患者さんにまで、一応に除水量を言及するのは間違っている場合もあります。
カップ麺ばかりで増やしている人っていうなら分かりますけどね。

透析患者さんも心の成長は必要ですが、スタッフさんもそれは言えます。
僕は成長するスタッフさんを応援していきます。


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透析スタッフも逆襲!5

透析看護師さんや、臨床工学技士さんからよく聞かれる質問の第1位は、
「透析患者さんの気持ちが理解できない!」です。

そりゃあ、そうです。
透析になった人でないと分からないのは仕方ありません。

人の気持ちなどは、「言わなきゃ分からない」のが普通です。
「言わなくても分かれ!」はちょっと傲慢ですね。

僕も人の気持ちは分かるほうだ!という自負はありましたが、
透析患者の気持ちは、以前は理解出来てなかったな・・・と思います。
自分がなってみて、初めて理解できました。

透析っていうのは、ちょっと他の病気とは違うと思います。
頑張っても、頑張っても、治らない病気のために、人はいつまで頑張れるものでしょうか?
例え5年とか10年とか、そのくらい長期間でも、治るのなら頑張れる人は多いと思います。
治らない、体調も日増しに悪くなる、死の恐怖が近づいてくる・・・、その中で頑張れ!っていうのは少し酷ではありませんか?
それでも頑張れている人は、もはや「神の領域」だと僕は思いますよ。
人間はそんなに強く無いです。

そこら辺の事が理解できないと、スタッフさん達も理解不能ではないでしょうか?

同じように、透析患者も、透析施設で働く人の気持ちを100%理解できる人は中々いないと思いますよ。

それと同じです。
頑張る事が、もうバカバカしいと思っている患者さんに「除水量が多い」ことを下手に指摘したりすると、そりゃあ、そんな患者さんは精神がおかしくなりますって。
とは言っても、「除水量が多い」事をまったく指摘しないのは、仕事をさぼっている事になりますし。

まあ、透析機器に除水量を設定する際に「今日の除水量は4キロで~す。」くらいで良いかと思います。
(感情を込めずに言う、淡々と言う感じで)

それを、「どうした!この増え幅は!何食べたん!」
みたいにやると、心の弱い患者さんはおかしくなっていきますよ。

僕は個人的な意見としてですが、何を食べようが、何を飲もうがは、個人の自由だと思います。
透析は延命措置なので、生きたければ頑張らなきゃいけないし、生きたくなければ頑張らなくても良いと思います。
家族や身内というしがらみの中、嫌々透析に通っている人もいますからね。

前にも書きましたが、100メートル走と同じです。
100メートルを9秒台で走る人もいれば、15秒かかっても走れない人はいます。
同じトレーニングを積んでも、個人差はあります。

心の強さも同じなんです。
人それぞれです。

確かにこの透析を、文句も言わずに頑張れる人はいます。
でも、みんなが同じではありませんよね。

逆に、頑張れない人のほうが、人間らしくていいじゃないですか!
かわいいじゃないですか!

そのくらいの気持ちで対応してくれると、患者さんも心が楽になるのではないでしょうか?
スタッフさんだって、そのくらいの気持ちで対応するほうが、心を乱さなくて済むと思います。

小学校のクラスで、授業を頭の良い子に合わせるのか、理解力の低い子に合わせるのか・・・という問題が現実にありますが、
透析でも、できる子に合わせてしまうと、不良患者がたくさん現れますよ。

うまくいってる透析病院では、できない子に合わせていますね。
そういう病院では不良患者があまり現れていないですよ。
うまい対応だと思います。

透析では他の病気の患者さんとは違い、死ぬまでの付き合いとなりますから、人間関係が壊れないように、互いに気を使いあう事が大切です。
おかしくなっている患者さんは、自分が通う透析病院を信用してない人が多いです。
僕は「じゃあ、他の病院に変えればいいじゃないか!」と結構強気でものを言いますが、通う距離や家族のしがらみなどで、そうもいかないのでしょう。
信用できなくなる、何がしかの事があったのだと思います。
聞いてみると「はあ・・・?」と思うような些細な事が多いです。
また、患者さんが無知な場合もありますし。

驚きますよ。不良患者達の大半は、透析の事が何も分かっていなかったりします。
体に良いから・・・と言って青汁を飲んだり、生野菜をどっさり食べたり、ミカンは風邪ひかなくなるからと食べまくっていたりするんですよ。
それで、体調が悪くなったから、「病院のせいだ!」となってる訳ですね。

はあ・・・。

これではスタッフさんの努力も浮かばれないですね。
食べてはいけない物の代表選手を、無知のせいで食べまくっている・・・。
実際に、起きている事です。

僕のところに「食べたらイカンもの教えて?」と来る人は多いです。
そういう人は透析に対しても前向きですが、不良患者さん達は、何も聞いてこないですね。
もうすでにやる気がなくなっています。

透析スタッフ経験者で、人工透析になっている人もいますね。
そういう人は両方の気持ちが分かりますので、色々参考になる事も多いです。

透析患者さんの気持ちを分かるというのは、普通は無理だと思います。
ただ、分かろうとしてくれる、その気持ちはとても有り難いですね。
そういう気持ちを持ってくれているスタッフさんが多い事に僕らも感謝するべきだと思います。



「ぬこ鍋大統領さんの猫いらずのうつうつ日記」はどうしたら見れますか?
という質問が来てました。↑にリンクしておきますね。
今でもちゃんと更新されていますよ。ランキングサイトを引っ越したようです。

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透析スタッフも逆襲!4

親しくさせて頂いている臨床工学技士のシンセイキさん(略称しんちゃん)から聞くところ、透析施設で働くにおいて、最も苦労するのは人間関係だと言います。
同じく透析看護師歴15年のkinokonokoさん(略称きーちゃん)も同様の事を言っていました。

う~ん、業種に関係ありませんね。
勤めている会社の人間関係というのは、いつの時代も問題なんですね。

これが、人の命を扱う病院でも起こるのですから大変です。

最も困るのは、担当の医師や上司がテキトー過ぎる場合だそうで、透析施設によっては、まともな泌尿器科医や循環器内科医がおらず、大した透析知識もない内科医が担当している場合もあるそうです。
そりゃあ、不安ですね。
医師より患者さんの方が透析に詳しかったという、笑えない透析病院もあるそうです。

ネット上でも、
「透析施設で働くのは楽!休憩は多いし、給料も高いし、穿刺は看護師がやってくれるし、いるだけ!」みたいな医師の書き込みがありました。
はあ・・・・。
いるんですね。そういう医師が・・・。
というか、普通医師が穿刺するんじゃないの?
と、しんちゃんも声を荒げました。

きーちゃんは、真面目なスタッフ同士で連携して、不真面目なスタッフや医師を追放するような事をした事がある。
と言っていました。
また、透析病院や院長が真面目で、透析医療と向かい合ってくれていないと、真面目に働くスタッフのほうが辞めさせられるといった悲劇もあるそうです。
そういった透析病院では、前章で書いたような事が起こり、事件となる訳ですね。
なんせ、まともなスタッフが生き残れない訳ですから・・・。

その対策としては、やはり透析室長や看護師長に優秀な人物を引き抜いてくるなどのやり方や、そういった施設から特に優秀なスタッフを育て上げるなどのやり方しかないようです。

そう言えば、僕が通う透析病院も透析室長はとても優秀で「穿刺の神様」と言われていますし、スタッフに厳しく指導するため、不心得なスタッフは続かず、すぐに辞めていくそうです。
また、看護師長もとても物腰の柔らかい、優しい愛嬌のある方で、バランスが取れていると思います。
副師長さんも、いつも文句ばっかり言ってる患者さんが「あの看護婦さんはよう気が付くわあ。」と褒めています。
担当医師も美人院長先生自らが務めていますし、
やっぱり、透析病院はこうでないとダメですね。

しんちゃんも、その病院を知っていますので、
あそこは「県下でも1、2を争ってる良い病院だろうね。」と言っています。

僕は若手スタッフを育てたいので、積極的に若手の人に穿刺してくれ!と申し出ていますが、未だに誰も穿刺失敗が無い!
さすがは「穿刺の神様」の部下だけの事はあります。
県外から来られてるスタッフも多いですので、採用も厳しいのだと思います。

また、しんちゃん(愛媛)や、きーちゃん(東京)の施設もとても優秀な病院のようですね。(*'▽')

こういう透析施設が増えてくれる事を願います。
これから透析スタッフを目指す人にとっても、施設選びは重要課題ですよ。


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透析スタッフも逆襲!3

先日の「人工透析の怖さを感じる日々12」を読んだ透析看護師グループさんからコメントをいただきました。
是非記事にして発表して欲しいという事で、そのまま全文を掲載いたします。


トシヒーローさん、初めまして。
私たちは東京都内で透析施設の看護師をしているグループです。この記事を読み、ショックを受けると同時に、私たちの患者さんに与える信頼度というのは、少しの不安を与えてはいけないものだと感じました。患者さんは常に私たちに命をあずけている・・・という所を私たちがどう受け止め、どういう看護をすべきなのか、切実に物語っていると思います。私たちの病院では、そのような事は無いと断言できますが、私たちも看護師仲間などから、信じられないような、本当かどうか分からないような噂を聞く事があります。正直なところ、そういった信じられない事をする病院もあるのかもしれません。実際に都内では大変な事件が起きた悪い実績もありますので・・・。でも、患者さんに「命を奪われるかも?」という不安を与えるものがいてはならないと思います。どんなに患者さんに落ち度があったとしても、それを報復するようなマネは看護師としては失格です。私たち自身も、そんな人と共に働くのは迷惑ですし、同じ看護師と思われるのは心外です。少なくとも私たちは精一杯、患者さんのサポートをするべく努力しているつもりです。どうか、不安感を持つ事なく安心して透析していただけますよう、全国の透析施設で働く仲間たちに訴えたいと思います。このメールを記事にしていただけますよう、お願いしたいと思います。


そうですか。こういうスタッフさんがいて安心です。
あの記事で、正直どのような反応があるのか心配でした。
もしかしたら、真面目に働く透析スタッフの皆さんから強烈な反論があるのでは?と心配していました。
ところが、割と上記のような反応が多かったです。
それが嬉しいです。

僕が強調したいのは、「そういった事があるかもしれない・・・」と正直に言ってくれるスタッフさんが多い事です。
病院関係者は守秘義務があるというか、病院の不祥事に繋がりそうな話題は避ける傾向にあります。
下手な事を言えば、病院での立場が悪くなったり、看護師として採用してくれる病院が無くなったりしかねませんからね。
他院の話であったとしても、語りたがらない人が多いです。

ところが、このブログで知り合った透析関係者の方々は、割と赤裸々に語ってくれたりして、逆に信頼できます。
真実を隠そう、隠そうとする人は信用できませんからね。

更に逆に言えば、僕の記事に対して過剰な反応をする透析施設とかがあれば、逆に怪しいのでは???と思いますので、僕はむしろそういう反応を待ってる節もあるんですけどね(笑)。
残念ながら、姑息な作戦に引っかかる病院は無いようです(笑)。
また、こう言った患者さんに好意的なコメントをしてくれるスタッフさんの所在を追及してくるような病院関係者がいたら、そいつは非常にブラックな奴であり、自ら罪を認めるようなものです。
残念ながら今のところ、そういった輩も出なかったようです。

ともかく、不安感を煽るような記事を書きましたが、結局、優秀なスタッフさんが多く存在していた・・・という事実が発覚し、安心しました。

我々、透析患者もとにかく透析を頑張る事が、スタッフさんには励みになります。
スタッフさんとは長い付き合いになります。
互いに協力しあって、信頼関係がしっかりできる事を望みます。


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透析スタッフも逆襲!2

ほとんどの透析スタッフは、目的意識を持ち自ら選んでこの職業についたと思います。
しかしながら、時々「・・・ん?・・・」的なスタッフもいますね。
わざわざお金を出し、志を持って勉強し資格取得したのに・・・なぜ?というスタッフもいます。

透析患者の言い訳に対して、理論武装をして、言い負かす事にばかり神経を使ってるスタッフもいます。
このブログに何度か登場したMEのしんちゃんなら、誰の事かよく知っていると思います。
ね。(笑)

とにかく言い負かして、患者を黙らせるのが実にうまい!
結局、患者は黙って透析だけするようになり、相談しなければならない事があっても何も言えなくなります。

そんな施設はたくさんあります。
日々の業務で大変なのは分かりますが、もう少し患者の言葉に耳を貸してくれても良いと思います。

風邪をひいて、風邪薬を望んでいるのに、
「自己管理ができてないから、風邪なんかになるんだ!」と言って、何もしてくれない!
なんだ?そのスタッフは?

MEのしんちゃんは言います。
志も持たず、ただ給料が普通よりちょっといいから・・・みたいな理由で透析に移ってくるスタッフもいます。
この仕事は、人の役に立ちたいという、強い目的意識が無いと勤まりません。

僕もそう思います。
透析スタッフという仕事は、プロ意識が必要な仕事だと思います。
信念もプライドも無いものがやっても、精神をおかしくしてやめていくだけです。
そんなに容易い仕事では無いです。

多くの透析スタッフは素晴らしいです。
こんな面倒な仕事をよく頑張っているなと、関心するスタッフも多いです。

何を聞いても、よく勉強しているからか、適切な回答をし、患者さんに信頼されているスタッフさんもいます。

MEのしんちゃんも、病弱なお姉さんがいてその入院生活を子供心に見ていて、病院の看護師という仕事に憧れを抱き、自分もそうなりたい・・・という信念からこの道を選んだそうです。
なので新人の頃から、他のスタッフさんとは違い、穿刺を失敗しても、「お願いします。もう一度刺さして下さい!」と患者さんに何度もお願いしていました。
患者さんもあそこまで頼まれれば、大体の人は断り切れませんので、そうやってしんちゃんは穿刺がうまくなっていきました。
僕もその現場には患者としていましたので、よく知っています。

今は愛媛のとある病院で穿刺のエース的存在になっています。
上手くなるべくしてなった良い例です。(最初はヘタクソだったんですよ笑)
褒めすぎですか?

でも、そういう透析スタッフさんは多いですよ。
残念ながら、こういう看護師さんはどこにでもはいません。
優秀なスタッフは優秀な透析病院へ、おのずと集まってきます。
そうでない病院には・・・・・・・、そうなりますよね。

前章では「出来ない言い訳」と「出来る理由」の話を書きました。
上を目指す人はやっぱりスゴイです。
我々はこういった人達の頑張りに支えられてる事を思い知らされますね。


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スタッフも人工透析との壮絶バトル!

前章の「透析スタッフも逆襲!」の最後で「エアー返血」の話に触れました。
既にその危険性から禁止されている「エアー返血」が2013年時点でまだ全体の4.3%の病院で行われていたと調査結果にありました。

僕も以前、臨床工学技士さんや先輩患者さんから「エアー返血」の話を聞いて驚いた事があります。

10年も透析をしていると色んな事に出くわします。
1度、透析中に2人の看護師さんがずっと僕のベッドの横でダイアライザー付近とにらめっこしていたことがあります。
その視線の先には管の中に大きな血の固まった塊みたいなものがあり、それが空気を呼び込んでいました。
血の塊みたいなのは、大きいので僕の体に入ってくることがなさそうでしたが、空気は入ってくるかもしれません。
30分くらいの看護師さんの奮闘で空気の層は抜けましたが、ちょっとしたピンチ状態であったと思います。
なんせ、2人がかりの上、MEさんまで来て指示を出していましたから。
僕もあの空気が入ったら死ぬくらいの量だな・・・と思い、いつもは寝てるのに怖くて寝られず、ずっと看護師さんたちの奮闘を見ていました。

生きた心地はしなかったですが、看護師さんたちも冷静は装っていましたが、内心はヒヤヒヤだったに違いありません。

しかしながら、「エアー返血」となるとこの比ではありません。
毎回返血の度、失敗が命取りという状態になります。

透析スタッフは色んな目標を持ってこの道に進んでくる人が多いです。
しかし、その透析病院の透析システムを知らずに入ってしまうと、とんでもない人間関係やとんでもない透析方針と出くわし、事故をおこしたりしてショックを受け、やめたり体調を壊したりするかもしれません。

「エアー返血」の映像を見た事があります。
空気の進むスピードは思いの他速く、結構怖いですよ。
あんな事をやらされる病院がまだあるとしたら・・・、
想像して下さい。
ちょっと油断したスキに、患者さんの体に一定量の空気を入れてしまった瞬間を・・・。

恐らく、交通事故で人を跳ね飛ばしてしまうのと同じぐらいの衝撃だと思いますよ。

2016年、もうさすがに「エアー返血」おこなっている透析病院は無いと信じたいですが、どうなんでしょう。

古くからのスタッフは、そんなプレッシャーの中で透析業務をこなしていたんですね。
凄いです。

透析スタッフも逆襲!

いつも思う事ですが、看護婦さんって手の大きい人が多いです。
今の病院の婦長さんも大きいし、前の病院の師長さんも大きかったです。
手の大きい人は手相的に言うと、「よく気が付く面倒見のいい人」だそうです。

おおおぉ!
天職じゃないですか!
いつもお世話になっております。

以前、こんな事がありました。
透析患者は自分が思っている何倍かのストレスがかかっています。
ストレスのせいで、胃が悪くなる人が多いです。
市販の胃腸薬は透析患者は服用出来ないものがほとんどで、病院で処方してもらうには、胃カメラを受ける事になります。
僕も知らず知らずのうちに胃炎を起こしてしまい、胃カメラを3カ月に1度受けていました。(今は年1回)
その日も朝10時から胃カメラを受けるため病院に行きましたが、行った時には何人もの胃カメラを受ける透析患者さんが待っていました。
「あぁ、これは2時間待ちだなぁ。」と思い、僕はそんな時用のPSPをカバンから出し、マージャンゲームをして時間を潰していました。
1時間40分後、ようやく順番が来ました。
いつも胃カメラを担当してくれるの看護師さんは、透析でもお世話になってるゆるキャラ系のKさんか、美人可愛い系のOさんのどちらかでしたが、この日はOさんでした。
「ごめんね~。お待たせしすぎやなあ。」
「いやいや、大丈夫、大丈夫。こんな日もあるやろ。気にせんでもええよ。」
とちょっとカッコつけて大人な意見を言うと、Oさんは
「優しいなぁ。さっきまではクソミソやったぁ( ;∀;)」
と嘆いていました。
「透析患者は気が短いけんなあ。そんな人もおるわぁ。」

おいおい、どいつだ?短気起こして看護婦さんに八つ当たりしたのは・・・?
看護婦さんの責任ではなく、遅くなったのは医師のせいやん。(この時はそう)
医師には文句の一つも言えねえ奴が、若い看護婦にはいっちょ前の事を言ったんだろう。

結局、そのジジイは透析で会った時に、「親の顔が見たいわ!」と1周り以上年下の僕に罵られる事になるんだけど・・・(笑)

看護師さんは大変です。優秀な看護師さんは、
「患者さんの気持ちになって対処しましょう。」と言いますが、それは透析患者だって同じ。
まして、透析は大勢の患者さんが同時に治療してます。
自分さえ良ければそれで良い的な考えの人が1人いると、真面目に頑張っている患者さんには迷惑です。

しかも、看護師は今でこそ男性も増えてきましたが、依然女性社会です。
当然、人間関係の苦労も多い事かと・・・。

僕が生まれ変わっても絶対に透析看護師やMEにはなりたくないです。
失敗が患者さんの死につながってしまうし、自分一人で責任取れないし、人間関係や面倒ばっかり言う患者、
給料だってその労働時間を考えればねえ。
フルコミッションの営業やるほうがよっぽど稼げるよね。(僕がやってた時は月収50~70万くらい)

そんな中、頑張ってる透析スタッフは大勢います。
頭下がる思いです。
毎年、多くの方が新しく透析業務に付きます。
しかし、患者の僕から見ても、透析業務は大変です。
もちろん、僕は看護師もME経験も資格すら無いですから偉そうな事は言えませんが、軽い気持ちで入ってきても、職場と気難しい患者との軋轢で続かずやめてしまったり、配属替えを願い出たりする人も多いです。
ただ、頑張ってる人や透析業務が向いている人は、とにかく熱心で向上心に溢れています。

大病院では、外来の採血担当を半年以上させてから、透析室にまわすというやり方をしていたりします。
スキルアップしようと、透析看護認定看護師を目指す人も多いです。

好奇心の強い人は透析看護が向いていると思います。
ただ、職場は選んだ方が良いと思います。
未だに「エアー返血」とかやってる透析病院があるって聞きますから。(回収の際、空気圧で血を戻すやり方。失敗したら患者の体内に大量の空気が入って死にます。相当に高い技術と集中力が無いと扱えません。)
これって本当ですか?
教えて下さい。ホントなら怖いです。

透析看護の高い技術を持とうと頑張ってくれる看護師さんやMEさんがいてこそ、僕ら患者も安心して命を預けられます。
有り難い事でございます。

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  • 「透析患者の逆襲!」2年間の歴史に幕
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  • なんか1日で結構進展した気になってますが(-_-;)
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  • 透析患者50歳からの仕事探し
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  • 通院に3時間、透析に6時間、その意味はありそうだ(*'▽')
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高校卒業後、専門学校を経て東京で就職。28歳の時にブラック企業で働き過ぎ、意識不明となり帰郷。その後、入退院を繰り返し、38歳で人工透析に。一気の無職への転落、無為地獄、襲いかかって来る合併症で心臓にステント2個、腎臓ガンで右腎摘出!2015年11月、父の他界を契機にパソコン1個で食っていくと覚悟を決めた50歳のおっさんのブログです(*'▽')

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