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999記事目の投稿です。

人工透析が、少々しんどいと言っても、それを上手に使える人は、まあいいんですけどね。
しかし、やはり苦痛になる事も多い。

体調次第ですね~。
僕の場合は心疾患があるせいか、血圧の低い日が多いです。
すっかり、降圧剤いらずとなりました。

240-145という人間離れした血圧が100前後になるんですからね。
透析と一言で言いましても、透析を始めた時に知る事は、
「腎不全になり透析を一端始めてしまうと、半年もすれば透析を飛ばす事が出来なくなる」という現実です。

僕の所には、ブログカラーのせいなのか、質問などが多く寄せられます。

先日も東京に行って帰ってきたら、7件もメッセージが入っておりました。
まあ、中にはスパム的なのも混じっていますけどね。

その中に、透析導入されたばっかりの人から、
「今、透析をやめたら、自分はどうなるのですか?」という質問が来てました。

ん~(-_-;)
要はですな、透析をやめたらどうなるか?
という問題じゃなく、なぜやめたらどうなるのか?を知りたいのか?
という事ですな。

透析が思ったよりはるかに苦痛にだったのかも知れません。

社会的にネガティブなイメージが強い人工透析ですからね。

まだほんの数回しか透析を受けておられなかったようですが、すでに離脱は出来ません。(離脱可能ですがオススメ出来ません)
透析を受け続ける覚悟がいまだ定まらないのでしょうね。

僕のように、透析導入前に、死にかけるような腎不全症状を味わった人であれば、最初は自分の体の調子が良くなりますので、スグにもやめたいなどとは思わないと思いますけど。



このブログでよく登場する「水2リットルのおっちゃん」は、現在透析約2年です。

このおっちゃんは、導入前に透析が無い病院の泌尿器科を受診していたそうです。
そこで、泌尿器科医からは、イチ早い透析の必要性を説かれたようでした。

が、当時のおっちゃんは、腎不全症状があまり出てなかった。
なので、透析導入を断っていたらしいのですな。

その後、数か月がたち、腎不全症状が出始めた。
日に日に酷くなる。
めまい、吐き気、嘔吐、むくみ・・・
ドンドン酷くなる。

この時、ついに救急車でその病院に運ばれたんですな。

その時、その泌尿器科医はもう透析導入を勧めなかったという事らしいのですが。
1度、ちゃんとインフォームドコンセントによって説明したのに、その時は断ったんだから死になさい!という事なんでしょうか。
奥さんと共に何度も頭を下げ、ようやく透析病院の紹介状を書いてもらえたようです。

ん~(-_-;)
まあ、1回断っちゃってるからなぁ。
というのもありますが、ちょっと頭を下げたくらいでは、透析病院への紹介状を書いてもらえないという。

いや、その時は腎不全症状があまり無かったので仕方ありませんよね。
それでなくても、人工透析はイメージ悪いですから。

出来るならば透析を回避したいというのは誰しも思いますからな。

まあ、結果的にこのおっちゃんは何とか今も透析を受け続けていますからね。
性格的にちょっと透析には向きそうもない職人気質の人ですし。

血が怖い。
穿刺部分が見れない。
出血が怖いから、回収後の止血バンドを取れない。

ん~(-_-;)
性格とは言え、凄いですな。
まあ、そういった人なので、透析に向けて腹が座るかどうかの導入時のエピソードは絶対に通らなきゃいけない運命だったかも知れませんね。

もしも、簡単にこのおっちゃんが透析導入していたら、透析離脱を考えたかも知れませんね。

腎不全症状を死ぬほど味わい、「透析やむなし」と腹が座った事で、今も透析を受け続けて行けるのでしょうな。

まあ、その導入前の病院の泌尿器科医もとんだ頑固者ですけどね。

結果オーライですからいいようなものの。
わざとやってたらかなりの人格者とも言えますけどね。

透析を受け始めても、完全に腹が座るには3年くらいはかかりますよね。

もうね、僕のように10年も透析をやってると、生活の中に完全に透析が組み込まれていますからね。
透析を受けるのが当然で、それ以外の予定の方を動かしてスケジュールを調節しますから。

会社勤めじゃありませんから、仕事の方の予定を動かす。

もうそれが普通ですよね。
そこに何の疑問も持たないです。

何か透析を受ける事がすっかり個性になっちゃいました。

が、透析から数年は色んな苦悩があるんでしょうな。
実際、僕もありましたし、ヘタレてましたが、今はそんな苦悩も忘れました。

それはある意味「あきらめの境地」なのかも知れませんし、何なのか?
どっちにしても、そこを考えても「意味なき事」であると悟ったという事なのかも知れません。

ならば、透析を受け続ける事から、その中でも生きのびるという方向にシフトしているのかも知れませんし。

世の中に入っていけば、透析者という甘えは通用せず、非常に苦しい思いをする場合もありますし。

僕の場合は心疾患がありますのでね。
時々、心臓が痛い時がある。

そのたびに、現実に引き戻され、
「あと何年生きれるか?」不安になりながら、週3回の透析を受ける訳ですな。

昨日も増えが3000ccだったので久しぶりに3000を引いてもらったのですが、やはりか(-_-;)

透析終わりまであと10分のところで血圧低下が起きました。

オアシスちゃんに水を入れてもらって、何とか無事帰れましたが。

「すいませ~ん、徐水ストップして下さい~。」

「血圧計りますね~。」
「あっ、86です~。水入れますか~?」

「お願いします。100ほど。」

「血圧93になりました~。どうします?」

「これで様子見でお願いします~。」

透析知識も持ち、経験も増えるとこういう会話になるのですな。

最初の頃は、こちらに伺われる事はなく、勝手に水入れるなり、酸素つけられるなりしてました。

あはは(^◇^)
オアシスちゃんに水入れてもらう・・・。

砂漠かΣヾ( ̄0 ̄;ノ


*名前からブログネーム「オアシスちゃん」と名付けた看護婦さんの事です。


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