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大阪オフ会へは12名の参加がほぼ決まりました。
すげ~っ(-_-;)
予定の1.5割増し。
8人くらいで出来れば良いな(*'▽')
という感じでしたが、12名(^◇^)
お店の定員が14名なので、まあぼちぼち限界です。
来年の診療報酬改定が気になる

今まさに問題となってきそうなのが、2018年の診療報酬改定ですな。

過去にも色々ありました。
現在、通常のHDには時間区分が設けられ、3時間、4時間、5時間で診療報酬が増えて行きます。
つまり、5時間透析までは病院側にも収益性があるという事なんですが、5時間1分以上になっていきますと、病院側の持ち出し(収益なくやる事になります)となってしまうのですな。

この時間区分も付いたり付かなかったりという過去があります。
現在、オンラインHDFには時間区分がありません。
という事で3時間のオンラインHDFが最もコスト面でお得であり、4時間、5時間と時間を延ばせば延ばすほど、病院側のコストがかかる設定になってます。

時間区分がなくなると、単純に時間を短くした方が病院側はお得であり、時間を延ばすほど損失が増えて行きますね。

これね~(-_-;)
どうも色んな方の話を聞いてますと、国が透析医療に投じているのは1兆6千億円というのが予算として毎年計上しており、人数が増えてもそれを増やす事が無さそうなんですな。

要はですな、透析患者数が増えれば増えるほど、透析医療にかける1人当たりの医療費が減るという事らしいです(そういう話を聞きました。実際どうなのかの確認は取れていません)

つまり、透析患者数が増えるごとに、診療報酬で多少の制限が出来てしまうという事のようです。

まあ、何かにお金がかかれば、何かが削られるという事です。

国としては、そう何でもきっちり1兆6千億円きっかりには行きませんが、なるべくそれで収まるようにコントロールしているようです。

それによって、病院側は透析医療で儲からなくなってしまう訳です。

まあ、このね、財政上の問題は仕方ない部分ですからね。
これは僕らが何か言える事ではなく、これからも確実に1兆6千億円を計上してくれるように、国会請願や署名集めを頑張るしかないのですが。
しかし、この締め付けで儲からなくなってきた透析医療に、不正などが起きてしまわないのかが心配になってしまいます。

現在も、僕の聞くところでは「不当な処方」などの話もチラリホラリありますよ。
その薬、必要なんだろうか? と感じる処方をされている患者さんをたまに見かけますね。

まあ、そこの主治医が信頼に足る人であれば、「必要なんだろう!」と思えますが、血圧100でも降圧剤を処方してたりする医師も、透析に限らずいますからね。
(現実に何十人も見ました。透析患者だけに限りません。)

そこら辺にまだまだ無駄はありそうなので、まだまだ1兆6千億円の予算でやっていける要素はあるんでしょうけどね。
果たして政府がそこら辺の正しい部分だけをうまく削れられるかどうか?

また、時間区分がなくなったりしてしまうのでは無いかと思ったりもします。

どちらにしても、日本透析医会や全腎協などがその辺りはやってくれてるとは思うんですが、何でもこちらの思惑通りには運びませんからな。
そもそもが、お役所仕事で最終決定権はこちらにある訳ではありませんから。

僕個人の意見としては、透析医療でも癌医療でも、医療は全て「患者にとって有益性の高いモノ」に高い診療報酬が付き、「患者にとっての有益性が低いモノ」は低い診療報酬になるべきではないかと思うんですが(-_-;)
実際はそこら辺がかなり微妙になってしまってますね。

まあ、100%正しい判断で診療報酬などは決められないでしょうからな。
色んな圧力がありそうな世界ですし。

聞くところによれば、透析での血液検査なども持ち出しになってる部分があるようです。
血液検査すればするほど儲からないというのは・・・。
まあ、逆手に取れば、僕らがしっかりやっていれば、そんなに検査ばかりしなくてもやってはいけるんでしょうけども(-_-;)

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CKD対策と腎移植

要は、各個、精一杯努力しても、思うようにはいかない現実があるという事です。
透析医療に情熱を燃やす医師や看護師さんや技士さんも多くいますが、この診療報酬改定でこれまでも色々あったようです。
実際、現代透析では透析室に50人以上の患者を持っていないと、収益は出せないとして撤退して行く病院もある訳ですからね。

山形県小国町の問題でも、病床数がかなりネックになったという部分は否めません(医療者が集められなかったという話もありますが)。

こういった裏事情は僕らには分かりにくいですが、医療費助成の問題も含め、これからはやはり若干の医療負担という話も出てしまうでしょう。

ん~(-_-;)
要は、まず人工透析患者を増やさないというところにも重要性が出てきますし。
CKD対策や腎移植も大事です。

先ごろ、病気腎移植の話がまた出ました。

こういった事にも当てはまって来ますね。

万波先生は四国の方ですからな。

まあ、医師も考え方が色々あって、何かをすればデメリットも存在する訳ですからな。
そこを突かれて、何も事が進まないというのはよくありますから。
イチ個人では物事を進められても、病気腎移植のような微妙な事柄には待ったをかけられる事はあります。

僕らは一体何をどうすれば・・・(-_-;)


心配なのは、僕らにとっての人工透析がどうなっていくのか? という問題ですな。
実質、自分自身が困る事にならないようにしたい訳ですよね。
現代の個人主義化した時代では、どうしたって自分自身の損得は気になるところです。

ただ、医療費問題などはイチ個人でそうそう解決できる問題では無いので、地道に患者会活動をやって行くしか方法が無いのが歯がゆいですな。

ましてや診療報酬とかまでになりますとね(-_-;)

果たして透析医療に輝ける未来はあるのでしょうか?
今後の我々の取り組み次第で何とか輝ける未来を作り出したいですな。

透析でも、何ら心を乱す事なく、自分の人生を精一杯生きていける、そういう世界観が欲しいですな。



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