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透析現場で働いてるという人から書き込みがあったんだけど!
で、透析生活日々徒然介護録の管理人みさとさんより、素晴らしい問題提起がありましたね。

おお!
さすがはみさとさん。
目の付け所が違いますな。
確かにね。
僕らはずっと透析を受け続けていて、何かよく分からない底知れぬ不安感を抱くことがあります。
そこの根底にあったのはこれか!
と感じさせてくれますな。
医療者が情熱を失う・・・。
その中でただ単に「透析」だけ提供され、それ以外は知らん顔・・・。
何か透析施設によっては、そう感じさせる施設もありますね。
そう言えば、透析導入病院で透析を始めた当初、そこにはFさんというボスキャラ的な看護婦さんがいたんですが、その看護婦さんとは何度も入退院を繰り返していた際、お世話になり続けていた看護婦さんでした。
僕が透析を始めた頃、Fさんもなぜか透析病棟で働いていたんですが、他の透析看護師さんに、
「長い付き合いなので頼むよ!」と言ってくれてましたね。
なんかそれで、僕は安心感がありましたね。
別に病院に身内がいる訳ではありませんし、言わば赤の他人ばかりなのでね。
しかも、透析などという訳の分からない事をやり始めたばかり。
不安感しかない中で、よく知る看護婦さんがそうやって皆に言ってくれるのはとても有難かったですな。
僕は気付いてなかったんですけど、そのFさんはシャント造設の手術の際も立ち会ってくれてたようです。
こうした、ちょっとした事でも、患者としては全然違うんですな。


また、別の透析病院時代にはこんな事がありました。
その日、僕は透析から帰った後、体調が悪くなり、家の中で失神し倒れました。
その時、ケツを強打してしまい、これが結構痛かったんです。
翌日の朝になっても痛みが引くどころか、増していたんで、
「こりゃ、骨が欠けてるとかそういうのがあったら大変だ!」と思ったので、透析病院に電話して外科の診察を受けました。
まあ、骨折は見つからず、単なる打撲で済んだんですけどね。
更に翌日、透析に行ったのですが、その打撲の事は誰も知らん顔なんですよね。
「大丈夫ですか?」の一言すらない。
ん?
聞いていないのかな?
と思って、穿刺に来た人に言ってみたら、ようやく、
「ああ、アレは何があったんですか?」ですと。
ん?
この病院は患者には無関心なのだな。
そう感じさせますよね。
転倒して打撲があっても、そういう事すら無関心。
ただ単に透析だけ提供しておけ!というスタイルが丸出しなのです。
まあ、そういう事もあるんですな。
後に転院したんで良かったですが、あのままずっとあの病院にいたらどうなっていた事か。
色々考えさせられる問題です。
まあ、どうしてもルーチンワークのような仕事の仕方になりやすい業務だとは思いますが、一人一人の患者の状態に目を向けてくれていない病院で透析していたら、患者のほうは不安感しかありません。
こういった問題にどう取り組むのか。
また、これがね。
僕は看護科のある高校を出てるんで、看護婦さんの知り合いは多いんですよ。
で、そういう知り合いから話を聞いた事が何度もあるんですけどね。
やっぱり、そういった病院の院長だったり上司だったりが、能力がない人だった場合、
「業務に影響する!」という事を言っていますね。
例えば、看護師という仕事はミスが命取りになりかねないので、結構細かい事まで注意しながらやってくれています。
なのに、ヘボ上司が、
「そんな細かいチェックはいらん!スピード優先!」とか言って、能率重視する人もいるんですな。
そういう上司の元で看護をやっていると、徐々に看護師側もいい加減な仕事ぶりにならざるを得ない。
真面目に細かくやっていたら注意される訳ですからね。
バカバカしくてやってられない訳です。
下っ端の看護師でも、その上司のやり方が間違ってると感じても、受け入れざるを得ない訳です。
おお!
その上司はアカンな。
でも、世の中にはこういうヘッポコ上司はワンサといますのでね。
まあ、そういう人の元では、透析患者に透析さえ提供しておけば良いと考え、患者の健康状態などは知らん顔なんて場合もあるのですな。
まあ、みさとさんも随分と
「検査後の検査結果を教えてもらえない!」という部分を気にしてるようです。
ん~。
僕も実は先日、内部CT検査を受けました。
僕の場合は腎臓がん右腎摘出を行っていますのでね、結構重要な検査なのですな。
で、検査の先生に、
「ちゃんと見といて下さいね~!」と一応毎回言っておくんですけど。
その次の透析の時、僕は爆睡してたんで、メモだけが残っていました。
「トシ様 腹部CT→昨年と変わりなし」
おお!
寝てたんで起こさずにメモを置いていったんですな。
優しいわぁ(*'▽')
まあ、こういうのが普通ですな。
これが出来ない病院もあるのでね。
すいませ~ん!
この前の骨密度検査の結果はどうだったんですか~?
みたいな事を聞かなきゃ教えてくれない病院は結構あるでしょうね。
まあ、何も言ってこなければ「異常なし」。
で、異常ありの場合のみ言ってくる。
まあ、こういう病院がザラにあります。
通常の外来診察だと、異常なしの場合でも「異常なし」と言ってくれますが、透析では異常が無い場合はほったらかしですな。
僕も何も言ってこなければ、何もなかったんだろう!と勝手に思ってしまいますね。
そういう悪習慣が身についてしまってます。
まあ、時々、ビタミンD誘導剤の量が変わる事があるんで、僕のカルシウムの数値に変動幅があるのが分かるくらいです。
薬が変わる時はちゃんと報告がありますけどね。
さすがに勝手に薬が変わってたという経験はありませんけど、これも色んな人の経験を聞くと、勝手に変わってて、「薬が間違ってる!」と毎回大騒ぎになるという透析病院もあるそうです。
いや、間違ったのではなくて、血液検査の結果で、薬の種類や量が変わっただけなんですが、伝達がちゃんと出来てないため、その都度騒ぎになるらしいです。
いかに、薬なんて気にしてないという患者さんが多いかが分かるエピソードですな。
勝手に薬を変えてても、気付かない患者さんもいるという事です。
ん~。
まあ、お年寄りも多いですからな。
誰かしっかりしてる人が付いていないと薬も管理できないんでしょう。
という事で、みさとさんのコメから色々考えさせられましたね。
透析医療の医療者側の気持ちの持って行き方も結構難しいのだな。
と考えさせられました。
しかし、医療者がどうだろうと僕らは透析から離脱できませんのでね、心の葛藤の中で透析を続けていくという選択肢しかなく、その中でどうやって透析医療と向き合うのか。
そこが、大きなポイントと言えますな。
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で、透析生活日々徒然介護録の管理人みさとさんより、素晴らしい問題提起がありましたね。
病院は「病気を治す」ところです。
しかし、「人工透析」は治りません。
トシヒーローさん。
ここなんですよ。
それで、治療に関心がなくなる医療者がいるんですよ。
どっちみち死んでいく人間に、熱心に指導しても無駄なんて考えてる医師が、確かにいるんです。
そして最悪なことは、そういう気持ちを透析者さん自身が医療者に植え付けてられてしまうことなのです。

おお!
さすがはみさとさん。
目の付け所が違いますな。
確かにね。
僕らはずっと透析を受け続けていて、何かよく分からない底知れぬ不安感を抱くことがあります。
そこの根底にあったのはこれか!
と感じさせてくれますな。
医療者が情熱を失う・・・。
その中でただ単に「透析」だけ提供され、それ以外は知らん顔・・・。
何か透析施設によっては、そう感じさせる施設もありますね。
そう言えば、透析導入病院で透析を始めた当初、そこにはFさんというボスキャラ的な看護婦さんがいたんですが、その看護婦さんとは何度も入退院を繰り返していた際、お世話になり続けていた看護婦さんでした。
僕が透析を始めた頃、Fさんもなぜか透析病棟で働いていたんですが、他の透析看護師さんに、
「長い付き合いなので頼むよ!」と言ってくれてましたね。
なんかそれで、僕は安心感がありましたね。
別に病院に身内がいる訳ではありませんし、言わば赤の他人ばかりなのでね。
しかも、透析などという訳の分からない事をやり始めたばかり。
不安感しかない中で、よく知る看護婦さんがそうやって皆に言ってくれるのはとても有難かったですな。
僕は気付いてなかったんですけど、そのFさんはシャント造設の手術の際も立ち会ってくれてたようです。
こうした、ちょっとした事でも、患者としては全然違うんですな。
また、別の透析病院時代にはこんな事がありました。
その日、僕は透析から帰った後、体調が悪くなり、家の中で失神し倒れました。
その時、ケツを強打してしまい、これが結構痛かったんです。
翌日の朝になっても痛みが引くどころか、増していたんで、
「こりゃ、骨が欠けてるとかそういうのがあったら大変だ!」と思ったので、透析病院に電話して外科の診察を受けました。
まあ、骨折は見つからず、単なる打撲で済んだんですけどね。
更に翌日、透析に行ったのですが、その打撲の事は誰も知らん顔なんですよね。
「大丈夫ですか?」の一言すらない。
ん?
聞いていないのかな?
と思って、穿刺に来た人に言ってみたら、ようやく、
「ああ、アレは何があったんですか?」ですと。
ん?
この病院は患者には無関心なのだな。
そう感じさせますよね。
転倒して打撲があっても、そういう事すら無関心。
ただ単に透析だけ提供しておけ!というスタイルが丸出しなのです。
まあ、そういう事もあるんですな。
後に転院したんで良かったですが、あのままずっとあの病院にいたらどうなっていた事か。
色々考えさせられる問題です。
まあ、どうしてもルーチンワークのような仕事の仕方になりやすい業務だとは思いますが、一人一人の患者の状態に目を向けてくれていない病院で透析していたら、患者のほうは不安感しかありません。
こういった問題にどう取り組むのか。
また、これがね。
僕は看護科のある高校を出てるんで、看護婦さんの知り合いは多いんですよ。
で、そういう知り合いから話を聞いた事が何度もあるんですけどね。
やっぱり、そういった病院の院長だったり上司だったりが、能力がない人だった場合、
「業務に影響する!」という事を言っていますね。
例えば、看護師という仕事はミスが命取りになりかねないので、結構細かい事まで注意しながらやってくれています。
なのに、ヘボ上司が、
「そんな細かいチェックはいらん!スピード優先!」とか言って、能率重視する人もいるんですな。
そういう上司の元で看護をやっていると、徐々に看護師側もいい加減な仕事ぶりにならざるを得ない。
真面目に細かくやっていたら注意される訳ですからね。
バカバカしくてやってられない訳です。
下っ端の看護師でも、その上司のやり方が間違ってると感じても、受け入れざるを得ない訳です。
おお!
その上司はアカンな。
でも、世の中にはこういうヘッポコ上司はワンサといますのでね。
まあ、そういう人の元では、透析患者に透析さえ提供しておけば良いと考え、患者の健康状態などは知らん顔なんて場合もあるのですな。
まあ、みさとさんも随分と
「検査後の検査結果を教えてもらえない!」という部分を気にしてるようです。
ん~。
僕も実は先日、内部CT検査を受けました。
僕の場合は腎臓がん右腎摘出を行っていますのでね、結構重要な検査なのですな。
で、検査の先生に、
「ちゃんと見といて下さいね~!」と一応毎回言っておくんですけど。
その次の透析の時、僕は爆睡してたんで、メモだけが残っていました。
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おお!
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まあ、こういうのが普通ですな。
これが出来ない病院もあるのでね。
すいませ~ん!
この前の骨密度検査の結果はどうだったんですか~?
みたいな事を聞かなきゃ教えてくれない病院は結構あるでしょうね。
まあ、何も言ってこなければ「異常なし」。
で、異常ありの場合のみ言ってくる。
まあ、こういう病院がザラにあります。
通常の外来診察だと、異常なしの場合でも「異常なし」と言ってくれますが、透析では異常が無い場合はほったらかしですな。
僕も何も言ってこなければ、何もなかったんだろう!と勝手に思ってしまいますね。
そういう悪習慣が身についてしまってます。
まあ、時々、ビタミンD誘導剤の量が変わる事があるんで、僕のカルシウムの数値に変動幅があるのが分かるくらいです。
薬が変わる時はちゃんと報告がありますけどね。
さすがに勝手に薬が変わってたという経験はありませんけど、これも色んな人の経験を聞くと、勝手に変わってて、「薬が間違ってる!」と毎回大騒ぎになるという透析病院もあるそうです。
いや、間違ったのではなくて、血液検査の結果で、薬の種類や量が変わっただけなんですが、伝達がちゃんと出来てないため、その都度騒ぎになるらしいです。
いかに、薬なんて気にしてないという患者さんが多いかが分かるエピソードですな。
勝手に薬を変えてても、気付かない患者さんもいるという事です。
ん~。
まあ、お年寄りも多いですからな。
誰かしっかりしてる人が付いていないと薬も管理できないんでしょう。
という事で、みさとさんのコメから色々考えさせられましたね。
透析医療の医療者側の気持ちの持って行き方も結構難しいのだな。
と考えさせられました。
しかし、医療者がどうだろうと僕らは透析から離脱できませんのでね、心の葛藤の中で透析を続けていくという選択肢しかなく、その中でどうやって透析医療と向き合うのか。
そこが、大きなポイントと言えますな。
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わたしのつたない意見を取り上げていただいて、ありがとうございます。
私は、CKDになったとしても透析導入にいたるまでに改善されていく日がくるのではないかと思ってます。
日進月歩の医学ですから。
透析者さんも再生医療で離脱できる時が来るでしょう。
じゃ、いま、透析治療を受けておられる透析者の皆さんや、かかわる医療者さんは、どうなっていくのかと言うと、誰も彼もが離脱するのは難しいでしょう。
寿命がありますから。
さしづめ、うちの母などは健常者としたとしても長生きの部類に入ってますから。
なので、高齢透析者へのフォローが重要な透析現場になっていくのではと思います。
認知症状が出ると、困るのは本人であり関わる医療者です。
そうなる前に、透析治療以外にも勉強をしなくてはいけないことが増えてくるでしょうね。
透析だけをしている病院は、介護福祉の専門家に丸投げするのでしょうかね。
長いお付き合いになる透析治療です。
もっと医療者同士、透析患者さん同士で情報を強共有できれば、格差がなくなると思うのですが。
長期透析で出てくる合併症を早期発見や予防で押さえるとか、できることはたくさんありますものね。
こんなもんだと、諦めないで支えていって欲しいですね。